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横になっているのに、頭や心が休めていない人へ

深夜1時。
私はパソコンの前で、
小さい箱のようなものを作っていました。

原因は、noteです。

前々から、noteで講座を作っている人を、
何人も見かけていました。
へえ、と思っていました。
へえ、と思っているだけの顔をしながら、
内心では、かなり気になっていました。

自分の知っていること。
何度も考えてきたこと。
人に説明すると、つい熱が入ること。

そういうものを、小さくまとめて
置いている人たちがいる。
それを見ているうちに、私は思いました。
もしかして、noteに来ている人は、
みんな一つくらい、小さい講座を
作ってもいいのではないか。

立派な専門知識ではなくても、
何度も考えてきたことなら、
誰かの小さい助けになるのではないか。

そして私にも、ありました。
平穏無事に、ぐーたらする技術です。

noteでも夜な夜な書いていますが、
私は基本的に、ぐーたらです。
ただし、何も考えていない
ぐーたらではありません。
ぐーたらに関しては、一格言ある人間です。

どうすれば、
平穏無事にぐーたらできるのか。

どうすれば、
余計なことで頭をいっぱいにせず、
今日をなるべく平和に終えられるのか。

どうすれば、小さなことを、
勝手に大ごとにしないで済むのか。

私はそういうことを、いつも
わりと真剣に考えてきました。
真剣に考えている時点で、
ぐーたらとしては
少し矛盾している気もします。

でも、平穏なぐーたら生活には、
それくらいの下準備が必要です。

ただ時間が空いているだけでは、
人は気持ちよく
ぐーたらできません。

休みの日なのに、
仕事のことで頭がいっぱい。
あるいは、日々の家事や、終わりのない
これからの不安に、仕事のように
追いかけられている。
人から言われた嫌な一言が、
何度も頭の中で勝手に再生される。

これでは、布団にいても
精神的な労働をしているのと同じです。
それはもう、ぐーたらではありません。
ただ横になっているだけの、
終わりのない精神的勤務中の者です。
私は、それがとても嫌なのです。

だから私は、
平穏無事にぐーたらするために、
一人で勝手に大ごとにしてしまう脳内の
イベントを、いかにちっちゃくするか。
そこに、心血を注いできました。

そして、そのあたりのことを、
小さくまとめてみようと思ったのです。

ちょうど世の中はGWでした。
GW。
この言葉には、ぐーたらな人間を少しだけ
大きく見積もらせる力があります。

ふだんなら、予定が一つ入っただけで
一日が終わったような顔をする私でも、
GWになると、なぜか急に
無限に時間があるような気がしてきます。
もちろん、ありません。
休みは普通に減ります。
気づけば夕方です。

でも、そのときの私は、
完全に気が大きくなっていました。

今ならいける。
GWにだまされた人の顔で、
私は細々と溜め込んでいたメモを開きました。

そしてAIに聞きました。
「これで、小さい講座を完成できると思う?」

AIは答えました。
「未桜さん、できます。
テーマを絞れば、十分に講座として
構成して完成できます」

その言葉を見た瞬間、
私は少しだけ背筋を伸ばしました。
AIは、わりと簡単に人をその気にさせます。
しかも、こちらが少し
気が大きくなっているGWです。

危険です。

まとめようとしているのは、
長年のぐーたら研究の初歩と、
そこにAIを少しだけ使う方法です。

地味です。

そんな地味なものを
どう置けばいいのかと思って調べてみると、
どうやら一時的に無料にもできるらしい。

無料。

その言葉を見た瞬間、私は急に安心しました。
無料なら、よかったらどうぞと
夜道のすみに置くくらいの顔でいられます。

そこで私は、思いました。
完成したら、ちょっとの間、
置いてみよう。

でも、その瞬間。
私はまた一つ、
精神的無敵の人になりました。

noteで講座を作っている人を見て、
へえ、と思っていただけの人間。
それが、GWで気が大きくなり、
小さい講座を本格的に作り始める。

それは、少し前向きなのかもしれません。
でも同時に、
かなりGWに乗せられた人でもあります。

無敵だ。
最強だ。

ただし、完成はしていません。
ここが大事です。

GWは、最初、私に無限の時間があるような、
寛大そうな顔を見せました。
でも実際には、あっという間に終わりました。
寛大そうで、実はそれほどでもなかった
GWに少し背中を押されたくらいで、
細々と溜め込んできたぐーたら生活の知恵が、
きれいな講座にまとまるわけが
ありませんでした。

ぐーたらを甘く見てはいけません。
ぐーたらには、
ぐーたらなりの歴史があります。
歴史をまとめるには、
それなりに時間がかかるのです。

なので、まだ置けません。
でも、作っています。
私にしては、珍しく真面目です。

完成したら、ここでそっとお知らせします。
たぶん、ぐーたら民としての初歩。
小さな講座になります。
もしかしたら、講座というより、
夜道のすみに置いた
小さい箱のようなものになるかもしれません。

でも、それでいい気がしています。

この箱が完成するのを、どこかで
ひっそり待っていてくださる方がいたら。
またこの夜道の隅でお会いできるのを、
楽しみにしています。


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