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「普通に生きたいだけなのに、なんでこんなに苦しいんだろう」

1.「普通に生きる」って、案外むずかしい

ずっと思っていた。
「特別になりたいわけじゃない。
ただ、普通に生きたいだけなんだ」って。

朝起きて、
仕事に行って、
人と関わって、
笑って、眠る。

それだけのことが、
どうしてこんなに難しいんだろう。


2.“普通”が崩れた日

退職したあと、最初に感じたのは「静けさ」だった。
会社のメールも、電話も鳴らない。
時間がたっぷりあるのに、
心がどこにも向かわない。

カーテンの隙間から光が差しても、
それが希望に見えなかった。

「これが自由なんだ」と思おうとしても、
自由の中で迷子になっていた。


3.“普通”って、誰のもの?

ある日、街を歩きながら思った。
人それぞれが、それぞれの“普通”を生きている。

カフェで仕事をしている人、
子どもと手をつなぐ母親、
コンビニで立ち読みしているサラリーマン。

どの“普通”も、
その人の生き方の一部なんだ。

じゃあ、僕の“普通”は?
そう考えたとき、答えが出なかった。


4.「みんなと同じじゃなくていい」と言われても

SNSでは「自分らしく生きよう」って言葉があふれている。
だけど、心が弱っているときにその言葉を見ると、
かえって苦しくなる。

「自分らしさなんて、もう分からない」
「ただ普通でいいんだよ」って言ってほしい。

誰かと比べなくていいって頭ではわかってるのに、
心はいつも人のペースを探している。


5.少しだけ“自分の普通”を信じてみる

最近、少しずつ思うようになった。
“普通”って、誰かに決められるものじゃない。

人に合わせて作った“普通”は、
いずれ自分を壊してしまう。

朝、起きられた日。
ちゃんとご飯を食べられた日。
外に出て風を感じられた日。

その一つ一つが、僕の“普通”。
それを積み重ねていけば、
それが自分のペースになる。


6.焦らなくていい。“生きるリズム”は人の数だけある

心が壊れたあとに分かったのは、
回復に「正解の速度」なんてないということ。

他人が1週間でできることを、
自分は1ヶ月かけてやるかもしれない。
でもそれでもいい。

大切なのは“続けること”じゃなくて、
“やめないこと”。

歩くのが遅くても、
止まりながらでも、
それでも前に進めていれば、
それで十分。


💬まとめ

“普通に生きたい”という言葉は、
実はとても優しい願い。

誰かを超えたいわけでも、
特別になりたいわけでもない。

「自分を壊さずに生きていきたい」
それが本当の願いなんだと思う。

だから焦らず、
あなたの“普通”を、あなたのペースで作っていけばいい。

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