「大丈夫って言いながら、心の中では泣いていた」──それでも前に進もうとするあなたへ。
「大丈夫?」と聞かれて、
「うん、大丈夫」と笑った。
でも、本当は大丈夫じゃなかった。
心のどこかで、ずっと泣いていた。
人に弱音を吐く勇気もなく、
ただ毎日を“平気なふり”でやり過ごしていた。
そんな自分を責めながらも、
“まだ終わりたくない”と小さく灯る気持ちが、
今の私をかろうじて支えている。
■「大丈夫」と言うことが癖になっていた
誰かに心配をかけたくなくて、
つい「大丈夫です」って言ってしまう。
でもそれは、
“自分の限界を誤魔化す言葉”でもある。
本当はもう限界だったのに、
「自分はもっと頑張れる」って信じたかった。
気づいたら、
大丈夫じゃない自分を受け入れる勇気すら、
なくしていた。
■沈黙が怖くなった夜
夜、部屋が静かになると、
いろんな音が心に響いてくる。
時計の秒針、
外の車の音、
冷蔵庫の微かな唸り。
どれも、
“生きてる証”みたいで、
それなのに心がどんどん沈んでいく。
SNSを開いても、
誰かの頑張っている姿に焦りを感じて、
結局スマホを閉じる。
「何もしたくない」
「でも何かしなきゃ」
その狭間で、ただ時間だけが流れていく。
■“今の自分”を嫌いになりかけた
働けない自分。
笑えない自分。
人に会いたくない自分。
どれも「昔の自分」にはなかった感情で、
どう扱っていいかわからなかった。
でも最近、少しずつ思う。
「この状態の自分も、ちゃんと生きてるんだ」って。
逃げてるわけじゃない。
立ち止まってるだけ。
呼吸を整えてるだけ。
そう思えた日、
ほんの少しだけ心が軽くなった。
■“頑張らない勇気”が、自分を守るときもある
社会では「頑張る人」が称賛される。
だけど、本当に大切なのは「頑張らない勇気」だと思う。
頑張りすぎた結果、
心が壊れてしまう人をたくさん見てきた。
「もう無理かも」と感じたら、
一度立ち止まってもいい。
休んでもいい。
誰かに追いつく必要なんて、どこにもない。
あなたのペースで、
あなたの呼吸で生きていい。
■それでも、少しだけ前を向きたい
私もまだ完璧には立ち直っていない。
今も日によって気持ちの波はある。
でも、
ひとつだけ変わったのは、
「もう自分を責めない」と決めたこと。
過去の自分も、今の自分も、
どちらも“本当の自分”。
人と比べなくていい。
誰かのようにならなくていい。
“自分のまま生きる練習”をしている途中なんだと思う。
