民泊運営者の方々へ|2025年もお疲れ様でした!

2025年を振り返る
― 2025年を振り返って、民泊.hubとして伝えたいこと ―
みなさんこんにちは。
民泊.hub in 九州の主宰、市山です。
本日をもちまして、民泊.hub in 九州は2025年の営業を終了しました。
今年も本当に多くのご相談・お問い合わせをいただき、
まずは関わってくださった皆さまに、心より感謝しています。
正直な話をすると、今年あらためて感じたこと
今年一年、民泊の相談を数多く受けてきて、あらためて強く感じたことがあります。
それは、
民泊はもう「誰でも簡単に儲かるビジネス」ではないということです。
民泊は、
・不動産としての適性
・法規制や行政対応
・初期費用とランニングコスト
・運営者のスタンス
こうした要素をきちんと理解せずに始めると、
「思っていたのと違う」と感じるケースの方が多いのが現実です。
実際、お問い合わせをいただいても、開業まで進む方はごく一部です。
多くの方が、
「物件に出会えない」
「初期費用が用意できない」
といった開業前の段階で立ち止まります。
私たちは、無理に民泊を勧めません
私たちは、民泊オーナーを増やすために
「儲かりますよ」
「とりあえず始めましょう」
そんな無責任な言葉を使うことはありません。
民泊.hubが大切にしてきたのは、
「とにかく始める」ではなく、「本当にやるべきかどうか」から一緒に考えることです。
このスタンスは、民泊.hubが続く限り、これからも変わりません。
運営代行から、運営パートナーへ
2025年、民泊.hubは大きな決断をしました。
それが、
これまでの「民泊運営代行」から
「民泊運営パートナープラン」への転換です。
以前は、運営を丸投げしていただく形で民泊を行ってきました。
しかしそのやり方では、
「なぜこの作業が必要なのか」
「なぜこのコストがかかるのか」
といった部分がオーナー様に伝わりにくく、
考え方のズレが生じることもありました。
そこで、
オーナー様が最終的に“自分で運営できる状態”を目指す
パートナー型の運営スタイルへ切り替えました。
正直、効率は良くありません
この運営スタイルは、正直に言って効率は良くありません。
業務量は減るどころか、むしろ増えています。
時間もかかりますし、理解されずにお断りする相談も少なくありませんでした。
それでも、
「民泊をちゃんと理解した上で進みたい」
「将来的には自分で運営できるようになりたい」
そう考えているオーナー様とは、
今も正面から向き合い、一緒に運営を続けています。
私たちのスタンスを理解してくれる方々と出会えたことは、
本当に大きな意味がありました。
大阪万博で垣間見えた、民泊の“現実”
2025年、大阪・関西万博の開催をきっかけに、民泊という言葉が再び世の中で大きく取り上げられるようになりました。
万博によるインバウンド需要の高まり。
宿泊施設の不足。
それに伴う「民泊への期待」。
一見すると、
「民泊はやっぱりチャンスなのでは?」
そう感じた方も多いと思います。
ただ、現場で相談を受けている立場から見ると、
そこには少し違う景色も見えています。
需要の裏で目立った「違法民泊」の存在
万博関連の報道や現地の動きを見ていて、
強く感じたのが違法民泊の多さです。
・届出をしていない
・用途地域や管理規約を無視している
・近隣住民への説明がない
・営業制限日数を守らない
こうしたケースが、「需要があるから」「今だけだから」という理由で
見過ごされている場面も少なくありません。
ですが、これは民泊業界全体にとって決してプラスにはなりません。
違法民泊が増えれば増えるほど、
・行政の監視は厳しくなる
・真面目に運営している事業者が疑われる
・結果的にルールがさらに複雑になる
という悪循環が生まれます。
「儲かりそう」な話ほど、立ち止まって考えるべき
大阪万博をきっかけに、
「今から民泊をやった方がいいですか?」
という相談も増えました。
特に、関西エリアで民泊を行っていた方々からのご相談は非常に増えました。
私たち「民泊.hub in 九州」の強みは「九州エリアの民泊開業・運営」に特化しています。
なので実際に、福岡エリア中心に、別府・湯布院などの大分エリア、宮崎エリアのお問い合わせの数は前年比200%を超えています。
いつ始めても、決まったプロセスを経ることで人気宿にすることはできると思います。
しかし、相談があるたびに、私は必ず立ち止まります。
一時的なイベント需要を前提にした民泊は、終わった瞬間にリスクへと変わります。
万博が終わった後、その物件はどうするのか。
賃貸に戻せるのか。売却はできたのか。
近隣との関係は保てるのか。
ここまで考えた上で
「それでもやる」という判断であれば、
初めてスタートラインに立てると考えています。
民泊は「グレー」でやるものではない
万博を通じて改めて感じたのは、
民泊はグレーなやり方で長く続くものではないということです。
短期的に見れば、
ルールを無視した方が楽に見えるかもしれません。
しかし、
民泊を不動産事業として、
そして地域の中で続けていくのであれば、
・法令を守る
・行政と向き合う
・近隣と共存する
この前提は、どうしても外せません。
だからこそ、私たちは「本気の人」としか向き合わない
大阪万博をきっかけに、民泊の注目度は確実に上がりました。
だからこそ、
「とりあえず儲かりそうだからやる」
という考え方との差も、よりはっきり見えるようになったと感じています。
一方で、民泊が抱える違法なリスクが報道などでクローズアップされたのも事実です。
民泊.hubは、流行や一時的な需要に乗るための場所ではありません。
不動産として、事業として、
長く続ける覚悟がある人とだけ向き合う。
このスタンスは、万博があっても、なくても、変わることはありません。
来年に向けて
来年、民泊.hubは
「数」よりも「中身」を大切にしていきます。
一時的な収益ではなく、
不動産としての価値や持続性まで考えたい方。
最終的には、
「相談してよかった」と思ってもらえる存在であり続けること。
それが、民泊.hubの変わらない目標です。
2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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