音を数える? 静けさを聴く?

はじめての“ちょっとふしぎな”音楽の夕べ
「ピアノの音が静かに響いているだけなのに、なぜか心がざわつく」
「声で“いち、に、さん…”と数えているだけなのに、耳が離せない」
そんな、ちょっとふしぎで、でもどこか心地よい音楽を体験できるコンサートがあります。
その名も「トム・ジョンソン追悼コンサート《数と静けさのあいだに》」。
日程は2025年8月10日(日)、場所は三軒茶屋にある小さな音楽サロンです。
今回は「現代音楽ってちょっとこわい」「何が起きてるかわからないまま終わりそう」…
そんな不安を持つ方にこそ、このコンサートがどうしておすすめなのかをご紹介したいと思います。
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「現代音楽=難しい」と思っていませんか?
「現代音楽」っていう言葉、少しハードルが高く聞こえますよね。
音がバラバラに鳴っていて、メロディもわからないし、何を楽しめばいいのかも不明。
でも今回の音楽は、ちょっと違います。
むしろ“耳の感覚”をそのまま信じて楽しめるような、不思議な“静けさ”に満ちているのです。
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トム・ジョンソンという人
今回のコンサートで演奏されるのは、2024年に亡くなったアメリカの作曲家、トム・ジョンソンの音楽です。
彼は「できるだけ少ない音」「わかりやすいルール」「でも、とても奥が深い音楽」をずっと書き続けた人でした。
難しい理論をふりかざすのではなく、どんな人でも“耳で考える”ことができるような音楽を目指していたのです。
たとえば、ピアノがゆっくりと「音を置く」ように鳴っていく《Spaces》という曲。
あるいは、ただ「いち、に、さん、し…」と声で数えるだけで音楽になっていく《Counting Duets》。
一見ふざけているようにも見えるけれど、聴いているうちに「音を聴くってどういうことなんだろう?」と感じてくる、そんな音楽ばかりです。
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なにを聴いたらいいの?と思ったら…
実はこのコンサート、事前の予習はまったくいりません。
曲の中には、聴いている間に読む「プログラムノート」が付いている作品もあります(※《An Hour for Piano》)。
「演奏を聴きながら読むことで、その音楽が“どうできているか”がだんだん見えてくる」――そんな作品もあるんです。
つまり、わからないまま聴くことも、理解して楽しむことも、どちらもできるのがトム・ジョンソンの音楽の面白さ。
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誰が演奏するの?
今回この音楽を届けてくれるのは、ピアニストの七條恵子さんと、フルート奏者で作曲家でもあるネッド・マックガウエンさん。
どちらもヨーロッパを拠点に国際的に活躍する演奏家で、トム・ジョンソンの音楽にも深く関わってきた方々です。
でもだからといって「すごい人だから緊張する」なんて思わなくて大丈夫。
とても穏やかで、あたたかく、音を通じてゆっくり語りかけてくれるような演奏をしてくれます。
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こんな方におすすめ
・静かな音楽が好きな方
・アートや建築、詩などに興味がある方
・「わからないけど、なぜか惹かれる」体験をしてみたい方
・いつもと違う音楽を聴いてみたいと思っていた方
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最後にひとこと
現代音楽だからといって、肩に力を入れて聴く必要はありません。
何が起きているかが“すぐにわかる”音楽ではないかもしれないけれど、
わからないままでも、音に身をゆだねているうちに、
ふと耳がすっと澄んでいくような感覚を味わえるかもしれません。
どうかその感覚を、ちいさな空間で、ぜひ体験してみてください。
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【公演情報】
七條恵子 トム・ジョンソン追悼コンサート
《数と静けさのあいだに》
2025年8月10日(日)14:00開演(13:30開場)
会場:サロン・テッセラ(三軒茶屋)
全席自由:5,000円(税込)
チケット:e+(イープラス)、teket
出演:七條恵子(ピアノ・声)/ネッド・マックガウエン(フルート・声)

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