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想い出補正では賄えない酷さ モータルコンバット(1995)|映画感想文

Netflixで配信中のモータルコンバットを30年ぶりに見た。

いや、なんで?

どうやら新作が公開されているらしい。

映画『モータルコンバット/ネクストラウンド』公式サイト 2026年6月5日(金)公開


なんと!?
いつの間にか、リメイクされてる。

モータルコンバット

さすがに劇場に観に行くほどではない。
たぶん。そこまではない。

新作には、真田広之や浅野忠信がでてます。

名優の無駄遣い。
いや、褒めてます。

たぶん。

ところで、モータルコンバットってなに?

元々は、ストリートファイターみたいな格闘ゲームが元です。当時、『全世界で大人気!!』というふれこみでした。

いや、周りでモータルコンバット知ってる人、見たことないけど。

みんな言わないだけなのか?

『究極神拳!!』

これが、わかる人はこっちサイド。

せっかくなんでNetflix見てみてください。
懐かしいよ!!

今回から、キレイに書く。
わかりやすく書く。全部、捨てました。

好き勝手に書きます。

ネタバレ含みます。
1995年の映画です。
思うがままに書きます。

音声はこちら

それでは、いってみよう 


想い出補正で賄えない酷さ。

30年ぶりにみたモータルコンバット。きっかけは、Netflixのおすすめに出てきたから。

モータルコンバット?

ん?

あのモータルコンバット??

大学生のころ、友人の下宿に集まって、ゲームで究極神拳を繰り出していた。

そのあと、「映画版も観ようぜ」

学生のあのノリです。
覚えているシーンは、たった、ふたつ。

ラストシーンの「さあこい」。
そして、ラスボスを倒したアレ。

面白くなかったことは覚えている。
30年後のいま観たら、何を感じるのか。

もしかしたら、当時、わからなかった面白さや時代を超えて伝わる何かがあるのかもしれない。

恐る恐る再生。
1時間30分経った。

結論。

なかった。時代を超える何かはなかった。
想い出補正で賄えない酷さ。

いや、何が面白いんこれ。
褒めてます。

たぶん。

だって、観終わって、すぐ記事にするぐらいだから。

好きなんだよ。きっと。

感想のポイントは、3つ
順番に書いていきます。

① 俳優をまったく覚えていない

まず、俳優を全然覚えていない。主人公を見てもピンとこない。

そもそもゲームのキャラも、誰ひとり覚えていない。

スーパーファミコンだったのか?
メガドライブ版だったのか?
何のハードで遊んでいたのか、もはや記憶にない。

記憶に残っているのは、技でもキャラでもない。

究極神拳。その響きだけ。

そんな映画を30年ぶりに観ている。

いったい、なにをしてるんだろう。

それで、観ている途中で気づいた。

ライデンという神様役が、なんとクリストファー・ランバートだった。

ん?

クリストファー・ランバートじゃないか!

あの『サブウェイ』のランバートですよ。

って、おい。サブウェイじゃ伝わらん。
どう考えても、ターザンだろ。

『グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説』のターザン役です。そのあと『ハイランダーシリーズ』に出ていた、あのクリストファー・ランバートである。

いや、ターザンもハイランダーも、いまの若い世代にはわからんだろ。そもそも同世代でも怪しい。

まあ、ええやん。

クリストファー・ランバート!
またも名優の無駄遣い!!

いや、ターザン?ハイランダー?
元々、筋肉枠じゃないか。

筋肉枠ってなに? 

いや、本編とは関係ない。

ストリートファイターの主人公リュウ。
餓狼伝説の主人公テリー。
このあたりは覚えてる。

モータルコンバットの主人公って誰?

モータルコンバットの主人公リュウ・カン

いや、ストリートファイターのリュウと被ってませんか?

登場人物ひとりぐらい覚えててもいいはずなのに、だれも覚えてなかった。

そして、つぎのポイント

② 脚本が雑

映画が酷評されるとき、よく言われる言葉。 

「脚本が雑」

いや、雑とか言われても、素人にはわからんだろ。そう思ってた時期が私にもありました。

今回、見直して思った。

これは雑。
なるほど、脚本が雑とはこういうことか。

まず、戦う理由がよくわからない。

ウィキペディアで調べてきた。

武術大会“モータル・コンバット”は、実は地球の戦士と魔界の戦士との戦いである。魔界側が10回勝利すると、地球は永遠に魔界のものになってしまう。

いや、ゲームやってないとわからんだろ
これは

なるほど。
いや、なるほどじゃねえ。

この説明、映画でもあるんだけど、意味が入ってこない。

なぜなら、誰も驚かないから。
君たちが戦うんだ。

はい。

いや、まて。もっと驚け。
なんでやねんってなれ。

他にもたくさんモブ、いや、参加者がいる。運営側の戦士もいる。

なぜ、その戦士たちが集められたのか。
他の敵ファイターは誰なのか。
そこにいる戦士たちは何者なのか。

まったく、わからないまま話は、進む。

そして、魔界の王子ゴロー。

四本腕の化け物である。
そのゴローとの戦いが始まる。

そして、ゴローに、仲間のアートがやられる。

いや、アートって誰?

初めて出てきて、やられてる。
しかも殺されてる。

いや、もうちょっと戸惑うなり、悲しむなり、なんかあるだろ。

助けろよ!

みんな受け入れすぎ。
目の前で人、死んでますよ。

次はあなたの番ですよ。
今回、アートだっただけだよ。

いや、だから、アートって誰だよ!?

そして終盤。
主人公に向かって、神のライデンが言う。

「キミはもう強くなった」

いや、いったい、いつ?

主人公のひとりリュウは、戦いも修行も、たいした描写がここまでない。

なんなら、全員、誰も人物描写はない。

いつ強くなった?

ずっと観てたけど、強くなったような場面はなかった。

せめて、修行してくれ。
いや、見逃したのか。

さらに、なぞのキタナ王女。
謎のまま、いつの間にか仲間になっている。

あんた結局だれ??
いや、謎は解いてこその謎だろ。

美しいのはわかる。
でも、誰??

キタナ王女は、仲間になりたそうにこっちを見てる。

仲間にしますか?

▷はい
 いいえ 

一万歳の冥界の王女は、仲間になった。

ドラクエじゃないんだから

だれかキタナ王女の説明をしてください。
あなたは誰ですか…

説明は、足りないまま、やたら堂々と話が進む。

映画の勢いは強い。

考えるな感じろ。

そうだ。
これは、ただのバトル映画だ。

そう、これは戦う映画なのだ。
細かいことは関係ない。

そして、3つ目

③ ゴローとシャン・ツン弱すぎる問題

一番覚えていた場面。
これは、バトル映画なんだ。
そう思っていたのに。

主人公のひとりが、ゴローに勝つ方法を思いつく。

これが、唯一30年経っても覚えていたアレである。

みんな観ないだろうからネタバレ。

金的。

記憶では、金的して崖から突き落とす、だった。でも、正確には少し違った。

金的する。
逃げる。
ダッシュする。
怒って追いかけてきたゴローを、崖から突き落とす。

でした。

どっちでもええわ!!

そこで思い出した。

三十年前このシーンで感じたことを。

いや、ゴローあれで死んだん?

ウソやん。

主人公にあるまじき、金的からの崖落とし。しかも勝ち

それでいいのか?

崖から這い上がってきて、
「きさまー!よくもやってくれたな!!」

とかないん?なかった。

そんな展開はない。CGにお金がかかるのか、ゴローはあっさり退場しました。

※前述の通り、ゴローは四本腕の化け物です。動かすのにもお金がかかります。戦いも長引くと費用がかさみます。

そして、ラスボスのシャン・ツン。
これも弱い。主人公が蹴って、下の棘に刺さって死にます。

いや、うそん。

シャン・ツンは、主人公をそこに落とさないように戦っていたのに、主人公はあっさり落とします。

セコい。主人公、わりとセコい。

金的。
崖。
棘。

モータルコンバットの勝ち方、だいたい落とすか刺す。

バトル映画なのに、肝心のバトルシーンの勝ち方がセコい。いや、相手が強敵すぎるから仕方ないのか??

なんだこれ。そして、ラストシーン、『さあこい』

うん。これはカッコいい。
しかし、向きが記憶と右左逆だった。
記憶では、右を向いて『さあこい』だった。
映画は左向いて『さあこい』

うるせえよ。どっちでもええわ!!

でも、観てしまった
しかし、ひどい。

意味がわからない。キャラも覚えていない。敵も弱い。脚本も雑。

最後まで観てしまった。
たぶん、そういう映画。

名作でも傑作でもない。
人にすすめるかと言われたら、ノー。

こんなもん。
何が面白いねん。

とはいえ、
「モータルコンバット観た?」

と言われたら、ニヤリとする。

そんな質問をしてくるあなたとは最高に仲良くなれそうだ。

さて、ふたつのシーンしか覚えてないといったけど、30年経っても覚えてるシーンがあるのはすごいことなのかもしれない。

いや、これは、勝ってる。
何に勝っているのかは知らんけど。

でも、何が面白いんこれ? 
褒めてます。

1時間30分
最後まで観て思ったこと。

こんな映画、誰が撮ったんだよ。

いや、悪口ではない。
半分、悪口。

気になって、監督を調べた。

ポール・W・S・アンダーソン。

ん?ポール・アンダーソン?

えっ??
えっ??

ポール・アンダーソン??
三度見ぐらいしたよ

あの『イベント・ホライゾン』の??

いや、そこじゃないだろ。
『バイオハザード』だろ。

ミラ・ジョヴォヴィッチの『バイオハザード』の監督である。

まあ、有名監督も若いときは、こんなのを撮ったこともある。

若気の至り。名監督にも黒歴史のひとつやふたつある。と思って経歴を調べたら、モータルコンバットが全米で大ヒットと書いてあった。

いやいや、まて、

『バイオハザード』を撮ったあとに、「実はモータルコンバットも当たってました」ってことにしてるだろ。

詳しく調べてきた。

全米三週間連続1位。

マジで?
ええーっ??
なんで?

金的から崖落としやぞ。

黒歴史じゃなくて?

ポール・W・S・アンダーソンの代表作なの?
これが?? 

黒歴史だろ。
どう考えても

『モータルコンバット』
『バイオハザード』
『モンスターハンター』

ん?なるほど、
ポール・W・S・アンダーソン監督
ゲーム原作に強い監督なんだね。

その原点がモータルコンバットだったのか。

いや、ヒドかったよ。あれは。

名前を知ったからって
評価は変えないからね。

では、また。

音声はこちら

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