読んでいる本『プロジェクト・ヘイル・メアリー」
ぐっとハマる本を読んでいると、ふとした時に早く読みたい、早く本の中に浸りたい気持ちになる。
今少しずつ読み進めているのは、ハヤカワ文庫SFから出版されている、アンディ・ウィアー作の『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)』
未知の物質によって太陽に異常が発生、氷河期に突入しつつある地球。ひとり宇宙へ飛び立った男は、人類を救うミッションに挑む!地球上の全生命滅亡まで30年、人類の命運を賭けた一大プロジェクトに挑む宇宙飛行士の奮闘を描く、極限のエンターテインメント!
久しぶりに読むSFで、それ自体がワクワクした。
まだ後半部分にさしかかったところだけれど、ここが面白いとなったポイントを残しておきたかったので簡単にメモ。
話の流れのネタバレあります。
主人公の独白が口語になる時があるから、感情が染み込みやすく、読みやすい。フランク過ぎるのは苦手だけど、砕け過ぎないのでバランスが好き。
あと、かなり時系列が行き来する。交互に過去と現在のサンドイッチなので混乱はしないものの、気になる場面で過去編にシフトするので焦らされる。特に、現在軸グレースの奮闘が実りそうな時の過去軸はうずうずする。
科学的な話がとても多い。分光法、アークタンジェント計算やドップラー効果など、初耳専門用語が混ざるので、本文の説明だけでは理解できなかったところもあった。なので、気になる部分はグーグル先生頼み。ただ、宇宙の話は好きなのと、普段ふれない専門用語の意味を知ると、少し博識になった気分で楽しい。
そしてお話の流れ。
このままアストロファージを調べ、ゆくゆくは地球を救う手立てを見つけていくのかと思いきや、異星人との遭遇という完全に予想外の右フックで驚いた。
かなり論理的な話の流れだったし、元々アストロファージというSF要素が入っていたから、これ以上SFらしい登場人物?はないと思ってた。
船を使った合図で異星人とのコミュニケーションをとる場面は、勘違いで起こるほほえましいすれ違いがあったりで、加速度的に「異星人」へのかわいいポンイトがたまっていく。
後少しで上巻が終わることもあって、仕事の疲労にもかかわらず、かなりの夜更かしをしてしまった。
まだまだ物語の起承転結の起と承のあたりだけど、異星人とグレースのやり取りがどこへつながっていくのか、地球はどうなるのか、異星人の星はどうなるのか、と読み進めたい理由しか無い。
さっそく仕事帰りに下巻を買ってこよう。
