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【読書没入】読書の流れで、「裏窓」みたいなクラシック寄りの映画をアマプラで

「裏窓」を、アマゾンプライムで観ました。
ブログ執筆がきっかけで、興味を持った作品です。

作品名:裏窓
原題:Rear Window
公開年:1954年
監督:アルフレッド・ヒッチコック
主演:ジェームズ・スチュワート、グレース・ケリー
上映時間:約112分
視聴方法:Amazon Prime Video

正直、古い映画ですし「名作チェック」くらいの気分だったのですが、気づけば最後まで集中していました。

ニューヨークのアパートで療養中の写真家ジェフ。
足を骨折し、車椅子生活です。
暇つぶしに、彼は中庭を挟んだ向かいの部屋を観察し始めます。
孤独な女性、口うるさい夫婦、作曲家。
ある夜を境に、夫人の姿が消えます。
ジェフは「殺人があったのでは」と疑い始める。
恋人リサと看護師ステラも巻き込み、調査を進めるが――
見るだけだった立場が、次第に危険へ近づいていきます。


無声映画のような視線の映画

この映画で怖いのは、事件そのものよりも、
「人の生活を覗いている自分」だったりします。

窓の向こうには別の住人の私生活が広がっていますが、距離があるため音は届きません。
無声映画を見ているような画角で、映像だけが淡々と流れていきます。

Wikimedia Commons(Public Domain)

だからこそ、観ている側は勝手に想像してしまいます。
何が起きているのか、あるいは何も起きていないのか。
窓の向こうを見ているつもりが、
いつの間にか自分が見られている側になったような感覚が残ります。


写真家という設定のうまさ

主人公が写真家という設定も、とてもよくできています。
題材を探すために、日常的に他人の生活を観察している。
その延長線上に、向かいの部屋を見続ける行為があります。

「たまたま覗いてしまった」のではなく、
仕事の延長として見ているうちに、違和感に気づいてしまった。
覗き見という少し後ろめたい行動が、無理なく物語に組み込まれています。


俳優と女優の存在感

主人公を演じるのはジェームズ・スチュワートです。

Wikimedia Commons(Public Domain)

特別なヒーローではなく、どこにでもいそうな写真家。
疑っている自分自身にも確信が持てない、その曖昧さがリアルでした。

そして印象に残るのが、恋人役のグレース・ケリーです。

Wikimedia Commons(Public Domain)

登場した瞬間、画面の空気が変わります。
美しさだけでなく、行動力があり、物語を前に進める役割を担っています。
「見るだけの主人公」との対比も鮮やかでした。


名作と呼ばれる理由

古い映画ではありますが、古さはほとんど気になりませんでした。
限られた舞台だからこそ、想像力が刺激されます。
名作と呼ばれる理由が、きちんと分かる一本でした。

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