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MVP ARCHIVE NASA | Phase 04-08 Exploring the Solar System : Juno / 木星の内部構造に迫る探査計画

Juno / 木星の内部構造に迫る探査計画

木星の内部構造に迫る探査計画

Juno( ジュノー ) は、2011年に NASA 打ち上げた木星探査機である。

2016年に木星周回軌道へ到達し、巨大ガス惑星である木星の内部構造や形成過程を解明することを主な目的として現在も観測を続けている。

大気の深部構造調査

これまでの探査機が木星やその衛星の表面や大気を中心に調査してきたのに対し、ジュノー は重力場や磁場を高精度で測定することで、木星内部の構造やコア( 中心核 )の有無、大気の深部構造を調べるという新しいアプローチを採用した。

探査の結果、木星の磁場は予想以上に複雑であることや、巨大な極域オーロラの詳細な姿、アンモニアを含む深い大気循環、そして木星の中心部が固い核ではなく広がった「 希薄なコア( Diluted Core )」である可能性など、多くの重要な発見が報告されている。

Jupiter Inside / 木星の内部構造

ミッション延長の成果

また、ミッション延長に伴い、木星の衛星ガニメデ、エウロパ、イオへの接近観測も実施され、火山活動を続けるイオや、地下海を持つ可能性が高い エウロパ などについても貴重なデータが得られている。

ジュノー が明らかにしているのは、木星そのものだけではない。
巨大ガス惑星がどのように誕生し、太陽系の形成にどのような役割を果たしたのかという、惑星形成の歴史そのものである。

Juno は、木星を「 外から見る惑星 」ではなく、「 内部構造まで理解する惑星 」へと変えた探査計画であり、現在も太陽系最大の惑星の謎を解き明かし続けている。


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