MVP ARCHIVE SCIENCE | PHYSICS : Coulomb’s Law / クーロンの法則 - 電荷がつくる見えない力を定量的に表した法則


クーロンの法則 - 電荷がつくる見えない力を定量的に表した法則
電気を帯びた物体同士は、互いに力を及ぼし合う。
正の電荷と負の電荷は引き合い、同じ種類の電荷同士は反発する。
この静電気による力の大きさを定量的に表したのが、18世紀にフランスの物理学者 シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン によって示された クーロンの法則 である。
クーロンの法則 では、電荷同士に働く力は、それぞれの電荷の大きさに比例し、距離の二乗に反比例する。
つまり、電荷が大きいほど力は強くなり、距離が2倍になると力は4分の1へと弱まる。
この法則は、重力を表す ニュートン の万有引力の法則とよく似た数学的な形を持つが、重力が常に引力として働くのに対し、電気の力は引力と斥力の両方を持つ点が大きく異なる。
クーロンの法則 は、電場や電位といった 電磁気学 の基本概念へ発展し、さらに電磁誘導、マクスウェル方程式、電磁波の理論へとつながっていく重要な出発点となった。
今日では、電子と原子の相互作用から電子機器の設計まで、あらゆる電磁気現象を理解する基礎法則として利用されている。
Basic Information
提唱者:シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン(1785年)
概要
・電荷同士に働く静電気力を表す基本法則
・力は電荷の積に比例し、距離の二乗に反比例する
・引力と斥力の両方を説明できる
主な応用
・電場・電位
・原子・分子の相互作用
・電気回路
・半導体
・電磁気学全般
その後につながる理論
・Electromagnetism(電磁気学)
・Maxwell's Equations(マクスウェル方程式)
・Electromagnetic Waves(電磁波)

