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「まぁいっか」と言える人は、ちゃんと強い

「まぁいっか」は、諦めの言葉じゃない

「まぁいっか」と聞くと、どこか軽く聞こえるかもしれません。
本気で向き合っていない人の言葉。深く考えることをやめた人の言葉。何かを大切にする力が弱い人の言葉。そんなふうに見られることもあります。

でも、本当にそうでしょうか。

むしろ私は、ちゃんと「まぁいっか」と言える人ほど、かなり強い人だと思っています。
なぜなら、その一言には、目の前の出来事に飲み込まれすぎない力があるからです。怒り、不安、後悔、恥ずかしさ、悔しさ。そういう感情が出てきたとき、人はつい、その感情のままに世界を判断してしまいます。

たとえば、誰かに少し冷たい返事をされたとき。
すぐに「嫌われたのかもしれない」と考える人がいます。返信が遅いだけで不安になる。相手の表情がいつもと違うだけで、自分が何か悪いことをしたのではないかと考え始める。そして、頭の中で何度もその場面を再生してしまう。

一方で、そこで「まぁいっか」と言える人がいます。
もちろん何も感じていないわけではありません。少しは引っかかるし、気になるし、心の中に小さな波は立っています。それでも、その波をそのまま大きな問題に育てない。相手にも事情があるかもしれないし、自分の受け取り方が過敏になっているだけかもしれない。そう考えて、いったん手放せる。

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