ティグリなすのためのResonite入門③―アバターの細かい設定
前稿まででは、とりあえずなすちゃんをResoniteの世界に持ち込む方法についてご説明してきました。
本稿では、Resoniteでなすちゃんをよりかわいく便利に活躍させるための細々とした設定についてご説明します。
3.【WIP】揺れ物の設定
※MAを使ってなすちゃんを導入した場合は、既に設定されているかと思いますので省略して大丈夫です。揺れ方が気に入らないなどの理由で設定を変えたい場合にどうぞ
とりあえず以下の記事・動画を参考にしてください
4.表情の設定
なすちゃんの魅力の一つがその表情の多さ。実はResoniteではあまり表情をリアルタイムで切り替えて話す人はそう多くない(個人の意見です)のですが、やっぱりなすちゃんはハンドサインで表情を出せるようにしたいものです(指もないし) Resoniteでアバターに表情を出すには結構面倒な作業を経る必要がありますが、幸いにして有志の方が片手ハンドサインで表情を切り替える便利なツールを開発してくれているので、それを使うことにしましょう。
両手ハンドサインで表情を増やしたいとか、メニューから表情を呼び出したいとか、そういう場合は周囲のResonite有識者(メンター)に助けを求めてみましょう。きっといい感じの設定を見つけてくれるはずです(他力本願)
4-1.ツールの入手
まずはツールを入手しましょう。以下のリンクをクリックし、「AssetURLをコピー」を押して取得したURLを、Resoniteの画面上でCtrl+Vしてコピペしてみましょう。

そうすると、「表情設定ツール」が出現するはずです。(出現しない場合、ワールドのスポーン地点付近に出ている可能性があるので、一度リスポーンして確かめてみてください)
4-2.ツールの設定
表情設定ツールは主に2つの部分に分かれています。まずは設定したいなすちゃんを着た状態で左上にある「1.表情をセットアップ」を押します。そうすると緑色の「Success」の文字と共に何やら色々な設定画面が出てきます。そうしたら今度は右上の「シェイプキーのメッシュを選ぶ」を押しましょう。
(kisekaeの素体を使用している場合や衣装を着せている場合などMAを使わずにアバターをセットアップした場合はここで設定したいメッシュを選択するボタンが出てきます。表情の設定なのでここは「Body」を選択しましょう)

左側のメニューは、それぞれのハンドサイン(FingerPointやThumbsUpのような)に割り当てるシェイプキーを指定するところです。上端の「Driver.(ハンドサイン名).NumX」の他に、下に「Driver.(ハンドサイン名).1~4」のスロットがあるので、合計5つのシェイプキーを合わせ掛けすることができます。
また、その少し下に「PrimaryHand」という項目があります。これは表情のトリガーになる手の左右を指定するものです。好みに合わせて設定しましょう。
右側にはおなじみのなすちゃんの表情シェイプキーがズラッと並んでいます。この中から割り当てたいシェイプキーを探し、シェイプキーの名前の部分でグリップを握って掴み、左側のスロットの上で放します。そうすると表情が設定できるはずです。

4-3.注意点
ちなみに、設定すると、右側のシェイプキーのスライダーが紫色になると思います。これはそのシェイプキーが既に使われていることを意味していて、基本的に1つの表情で使ったシェイプキーは他の表情で使い回すことができません。ですので表情の組合せは慎重に選ぶようにしましょう。
また、シェイプキーは0か1かしか選択できません。(このシェイプキーだけ0.75で止める、というようなことはできない)ある程度Blenderに慣れている方であれば、あらかじめ必要な表情を設定したシェイプキーを作っておく、等のやり方もできると思いますので、いろいろ試してみてください。
※特殊な設定をすれば5個以上のシェイプキーを合わせ掛けしたり、同じシェイプキーを複数の表情で使い回したりできるようです。詳しくは有識者の方に……
4-4.参考動画
詳細は以下の動画を参考にしてください
5.ツールシェルフの設定
5-1.ツールシェルフって何だ?
Resoniteには、これまで使ってきたデブツール(DevTool)以外にも、様々なツールがあります。

こうしたツールを使うたびにダッシュメニューから取り出していたのでは面倒なので、Resoniteではアバターをセットアップすると自動で、袖口にツールを置いておける「ツールシェルフ」というものが用意されています。

ところが、なすちゃんはご存じの通り袖口がやたらと巨大なため、デフォルトのままだとツールシェルフが袖の中に埋もれてしまい使い物になりません。設定を変更して、ツールシェルフを見えるようにしてあげましょう。
5-2.ツールシェルフの設定
まずは、デブツールでなすちゃんを選択します。おさらいですが、デブツールはダッシュメニューの「インベントリ」から、「Resonite Essentials」→「Tools」と辿ったところにあります。

メニュー上のデブツールに向けてダブルトリガーで眼前にデブツールが出現するので、レーザーを当てて「装備する」を選びましょう。

デブツールで選択をするには、セカンダリ(デスクトップの場合はR、Questの場合はスティック押し込み)を使います。適当になすちゃんにレーザーを向けてセカンダリを押せば、なすちゃんの階層のどこかが選択されるはずなので、コンテキストメニューから「インスペクターを開く」を選択します。

インスペクターの左側の階層選択の部分には、階層を上にたどれるボタンがあるので、それを駆使して
wxs_nas_p(_kisekae).fbx>CenteredRoot>RootNode>Armature>Hips>……(中略)……>Hand_L(R)>ToolShelfAnchor
までたどり着いてください。

(左はアバターのルートまで、右は1階層)
ToolShelfAnchorをダブルトリガーすると、アバターの手元にギスモが出てきますので、袖があっても見えそうな位置まで動かしてあげましょう。

これでなすちゃんの巨大な袖でもツールシェルフが見えるようになります。右手の位置を変えたら左手の位置も変えてあげるとよいでしょう。
6.メニューの設定(シェイプキーの操作)
別の記事で書いちゃいましたので、そっちを参照してください。
なすちゃんを使うにあたって導入しておきたいオススメメニューは、袖をまくることができるシェイプキー「Sode75」です。
なすちゃんをお使いの皆さまであれば袖がある状態で物を掴んだり、ペンで文字を書くのもお手のものだとは思いますが、Resoniteでは算術のデブツールなど、ちょっとした作業をしたいときに手先の細かい作業が必要になることも少なくないです。
そんなときは袖を短くした方が便利ですが、とはいえなすちゃんのチャームポイントは大きな袖なので普段は残しておきたい、そんなときのために、メニューでSode75のシェイプキーをON/OFFできるようにしておきましょう。

<その他の参考記事>
7.その他便利なツール
7-1.UniPocket
いつでもResoniteのお役立ちアイテム等を検索・呼び出しできる優れものアイテム。出すときに重くなるのが玉にきずだったけど、軽量化後はどうなるか……?
7-2.コンテキストメニューからミュートするやつ
Resoniteには、VRChatのようにボタン一つでミュートする機能が無いため、急にクシャミしたくなったときとかにやや不便です。そのため、コンテキストメニューからすぐにミュートできるようにできる便利アイテムが開発されています。
こちらは自分が使っているやつですが、他にも様々なものがありますので、前項のUniPocket等を使って探してみてください。
◎次回予告
これで一通り自分好みのなすちゃんをResoniteに持ってこられたと思います。
最後となる次稿では、自慢のなすちゃんを引き連れて訪れたいおすすめのイベントなどをご紹介できればと思っています!
更新履歴
2025/08/19……記事作成 表情ツール周りの記述を修正
2026/06/13……項番5~7を加筆
