【育児のリアル】よその子と比べるなんてナンセンス!娘が教えてくれた「昨日からの大成長」。
最近、妻の誕生日という我が家の一大イベントがありました。
せっかくのお祝いの日なので、前々から予約していた近場でも有名なおしゃれなレストランへ、家族3人で出かけてきました。
美味しい料理の数々に、私も妻も大満足!
「あぁ、本当はお肉に合わせて美味しいお酒も飲みたかったなぁ……!」という本音が頭をよぎりましたが、今日はカーシェアを使っての家族ドライブ。そこはグッと我慢して、ハンドルキーパーとしての任務を全考しました。大切な妻の特別な日ですから、安全第一です。
そんな大満足のランチを終えたあと、近くのショッピングモールへ移動しました。
日々、家事や育児をがんばってくれている妻からキッズスペースの子守を任され、妻はいなくなり、私は娘を連れてモール内のキッズスペースへと向かいました。
ここでの出来事が、私の心に小さな「嵐」と、それ以上の「温かい気づき」をくれることになります。
静かな空間で始まった、赤ちゃん同士のコンタクト
その時のキッズスペースは、幸いにも混雑しておらず、数名の親子がいるだけの閑散とした状態でした。
「よし、今のうちにいっぱいのびのび動いてもらおう」と、娘をマットの上に放牧し、自由にハイハイをさせていました。すると、トコトコと動く娘の存在に気づいたのか、離れたところにいたお友達の赤ちゃんが、娘をじっと認識し始めました。
娘はその場でピタッと動きを止め、向こうのお友達がこちらに向かってハイハイで近づいてきます。
お互いに興味津々の様子。
私はといえば、人見知りというかあまり社交的なタイプではないため、「お友達に変なことしちゃわないかな……」とハラハラしながら、同時に「相手のパパママと、どんな会話をすればいいんだろう……」と、内心そわそわと緊張していました。
意を決して、育児の鉄板トークである「今、何ヶ月ですか?」と話しかけてみたところ、返ってきた答えに驚きを隠せませんでした。
「今、7ヶ月なんです」
なんと、娘(11ヶ月)よりも4ヶ月も年下のお友達でした。それなのに、その子は猪突猛進の力強いハイハイをし、壁を使って器用に立ち上がり、あろうことかキッズスペースを区切っている「あの段差」を悠々と乗り越えてみせたのです。
「えっ、7ヶ月でこんなことまでできるの……!?」
人間の頭とは不思議なもので、「比べても仕方のないこと」と百も承知しているのに、脳内で勝手に「じゃあ、うちの娘が7ヶ月の時ってどうだったっけ……?」と、過去の記憶を引っ張り出して比較を始めてしまうのです。
さらにその後、もう一人のお友達がやってきました。
その子は娘の1ヶ月後に生まれた(10ヶ月の)お子さんでしたが、なんとすでに自分の足でしっかりと立ち、よちよちと近くの壁まで歩いていました。
ひるがえって、我が家の癒やし担当の娘は11ヶ月。まだ立つ気配はありません。
「すごいなぁ……」と圧倒されると同時に、胸の奥が少しだけざわつくのを感じました。
他人との比較はナンセンス。大切なのは「昨日からの大成長」
ショッピングを終えた妻が合流し、帰りの車内や自宅で娘の姿を見つめながら、私は自分の心のざわざわを静かに整理していました。
「やっぱり、他人と比較するなんてナンセンスだな」
歩き出す時期も、立ち上がる時期も、言葉が出る時期も、子どもにはそれぞれのペース(個人差)が驚くほどあります。早くできるから偉いわけでも、ゆっくりだから遅れているわけでもありません。
大切なのは、よその子と比べることではなく、「娘自身が、昨日から、先週から何ができるようになったのか」を見つめること。
そう思った瞬間、先週から娘が見せてくれるようになった「ある可愛い仕草」が頭に浮かびました。
いま、娘はご飯の時間になると、小さなおててを胸の前でピタッと合わせる「いただきますの合掌」ができるようになったのです。
もちろん、本人はまだその動作の深い意味までは分かっていないと思います。でも、「これをすると、大好きなご飯が始まるんだ!」ということを、彼女なりにちゃんと理解して、一生懸命真似をして手を合わせているのです。
おわりに
よその子が10ヶ月で歩いたっていい。我が家の娘には、11ヶ月で身につけた最高の「おててパッチン」があります。その愛らしい姿を見るだけで、パパの心はいつでも満点、お釣りが出るほどの幸福感で満たされます。
立てるようになるのは、もう少し先かもしれません。でも、焦る必要なんてどこにもありません。
これからも、他の誰でもない「我が子の歩幅」を、妻と一緒に一番近くで、じっくりと温かく見守っていきたいと思います。
娘ちゃん、今日も可愛い「いただきます」をありがとう。パパはそれだけで、明日からも全力でがんばれそうです!
