④「お前はダメだ」41歳のアプリ婚|成功の予感の話
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「お前はダメだ」の正体が分かった話③
プロローグ
今の私はもう、選ばれる側。
あんなに選ばれたかったのに。
もう武装はいらない。
小さな自信が、芽生えていた。
第1章:再開
母の死から6年。
地元での生活もすっかり慣れた。
一人を楽しむ"余白"もできた。
「もったいないよ」
そのひと言が、なんだか照れ臭かった。
友人に背中を押され、
私の二回目の婚活は
マッチングアプリという形で再開された。
自己肯定感の象徴、10歳年下の男の子×2
トロフィワイフじゃあるまいし、やっぱりジェネレーションギャップが痛い。
富の象徴、起業してます男。
承認欲求を私は満たしてあげられない。
繋がれない、筆不精の男。
女はマメな男が好き、それで興味があるかを測ってる。
バツイチ、子なし、誠実さだけが残った男。
あの頃の私はどの人に選ばれたかった?
第2章:選ぶということ
隠すことなく伝えた。
「私は5人の男性と会っている。」
今度は、私が選ぶ番だった。
同じく複数の女性と会ってる男性もいた。
よく思われようと必死なのが既視感。
前の私と同じだった。
彼は選ばれたい側だった。
もちろん私の心は動かなかった。
年下の彼ら。
悪くない。
でも、選ばれなかったのはこっちだった。
ご飯には行く。連絡は続かない。
その人の生活が、見えなかった。
、、、
ありのままの私は、まだ見せられない。
第3章:挨拶だけしに来た人
彼は他の人とは違った。
でも予定が合わず、なかなか会えていなかった。
ある時友人と外出中、LINEがきた。
「時間ができたから、お友だちがよければ、
今からあいさつだけしに行くよ。」
車で1時間かけて来てくれた。
本当にそれだけだった。
それでもうれしかった。
その日から、
毎日電話をくれた。
毎日同じ時間に。
LINEも1日2回、欠かさずに。
だんだん心がほぐれていくのを感じていた。
ありのままの私が顔をのぞかせる。
第4章:エピローグ
話せば話すほど、お互いが見えてくる。
自分にとって何が正解なんだろう。
そう考えるようになっていた。
片付けが苦手な私と、得意な彼。
料理が苦手な彼と、そこそこな私。
それでちょうどよかった。
熱いものが込み上げてくるような、
それではなかった。
でもこの人なら、「ダメな私」を見せられる。
飾らずにいられる。
そんな感じなんだろうか。
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