私は激怒した。「そんな会社とっとと辞めてこい!明日から行かなくていい‼」
こんにちは。
引き寄せを実践して40代で人生好転した
note作家・みなかはるかです。
今から3、4年前のことです。
夫が突然、真面目な顔をして
「転職しようと思うんだけど…」
と話し始めました。
普段から仕事の愚痴を、
笑いながら、あっけらかんとしゃべる夫です。
(それは今でも変わりません)
「仕事行きたくね~な~。行きたくね~な~。
行きたくね~けど、いってきま~す!!」
みたいな感じで出かけていきます。
「その発言、子どもの教育に悪くない?
愛してるよ、行ってらっしゃい♡」
と私と子どもたちに送り出されて。
2020年4月から2021年9月まで、
多い地域では計4回にわたって
緊急事態宣言が出されました。
多くの企業でリモートワークが採用され、
外出自粛が進む中、
夫は、感染によって職員が足りなくなった
現場のヘルプとして、
むしろクラスター(集団感染)の中に
突っ込んでいくような役割をしていました。
家族と過ごす時間を
何より大切にしている夫が、
ビジネスホテルで何か月も単身赴任。
断る選択肢がなかったワケではありません。
ただ、誰かがやらなきゃならない仕事です。
私は不安もありましたが、
夫が決めたことに反対はしませんでした。
2022年は、行動制限が緩和され始め
「ウィズコロナ」へ舵を切っていきましたね。
そんなある日、夫が転職の話を始めたのです。
「転職エージェントにも連絡してみたんだ。
なんとかなりそうだし、迷惑かけないから」
夫はすでに決めているようでした。
「転職したいならしたらいいよ。
よっちゃん(仮名)なら、大丈夫。
ただ、どうして転職したいの?」
「もうね、疲れちゃった。
ずーっと忙しいし。有給取れないし。
残業ばっかりで、
誰かが休めば俺が行かなきゃいけないし」
夫の職場では、
子育て中のママもたくさん働いています。
「子どもが熱出しちゃって…」と言われたら、
食い気味に「すぐ帰ってあげてー!」
と言える夫。
私はそんな夫を尊敬しているし、
夫が家のことは心配しないで働けるように
支えてきた自負がありました。
ただ、そのせいで…
かどうかはわかりませんが、
頑張り過ぎちゃったんですね。
「残業だってしたくてしてるわけじゃないのに、
上からは文句ばっかり言われるしさ」
夫の本格的な愚痴が始まりました。
こんなに一生懸命やっている夫が、
報われない気持ちを抱えていたなんて…
私は聞いていて、怒りが湧いてきました。
私の大切な夫を、そんなふうに扱っていたのか!
許すまじ!!わなわなわな…
「そんな会社とっとと辞めてこい!
明日から行かなくていい!!」
暗い表情で下を向いて、
ぶつぶつとしゃべっていた夫が、
びっくりして顔を上げました。
「いや、でも明日ってわけには…
次の仕事がちゃんと決まってから。
引き継ぎとかあるし…」
私のあまりの勢いに、
夫の腰が引けたようでした。
「じゃあ明日、辞める宣言はしておいで!
そんなに追い詰められてるなんて。
仕事とか生活とか、どうにでもなるよ。
よっちゃんの心が壊れるほうがよっぽど怖いよ」
「あ、あぁ」
私にはうつ病の経験がありまして、
心が壊れて退職し、
傷病手当を受給していた時期もあります。
回復に長い期間を要したため、
精神障害者保健福祉手帳を取得したことも
ありました。
かつて自分が心を壊した経験があるからこそ、
夫のいつもとは少し違うネガティブな空気が、
どれほど危険なサインなのかが
痛いほどわかったのです。
「大体、私の大切な夫を
そんなふうにぞんざいに扱う職場が許せない!
さっさと辞めてやれ!
よっちゃんの価値を
ちゃんとわかってくれる場所が絶対ある!」
「あ、えーっと、うん、わかったよ。
でも、辞表とか出すのは、
次の仕事の目途が立ってからで…」
頭から湯気が立つくらい怒り狂った私と、
あまりに感情的な私に驚いて、
むしろ現実的になった夫。
そして次の日…
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