見た目へのこだわりを手放したら、自分を好きになれた
「普通になれたら幸せになれる。」
昔の私はずっと信じていました。
みんなと違う。
だから、
「普通」になれたら、自信が持てる。
「普通」になれたら、人目を気にせず歩ける。
「普通」になれたら、人生が変わる。
そう思っていたのです。
でも本当は見た目なんて関係がなかった。
本当に欲しかったものは別にありました。
「これさえ手に入れば幸せ」と思っていた
20歳くらいまでずっと、標準ではなかった体型。
一時期、3桁にもなっていたことも。
鏡に写る自分を見るたびに落ち込む。
「どうして私だけ。」
長い間、いつも感じていた。
「普通」は、私にとって幸せそのものだった。
頑張れば人生は変わる。
幸せになれる。
そう信じ、見た目ばかり追いかけていた。
ついに夢は現実になった。
絶対に届かない。
そう思っていた「普通」であること。
私は手にしたんだ。
一生、同じ。
人生に希望のないままだと諦めていたのに。
怖かった外出も何も思わなくなった。
街を歩いけば笑われていたのに。
服も自由に選べるようになった。
メンズの服しか着れなかったのに。
現実となった、「憧れの私」。
でも、
思い描いていたものとは違った。
そこに幸せはなかった。
人生が変わると思っていた。
何でも手に入ると思っていたのに。
「なぜ生きているのだろう」
そんな問いが変わらずそばにあった。
誰といても埋まらない孤独。
「誰にもわかってもらえない」
「わたしは何もできない無価値な存在だ」
一切悩みがなくなる。
そう信じてきたのに。
本当に欲しいもの、それは手に入らない。
どこまで行っても、闇でしかなかったんだ。
変えたかったのは、見た目ではなかった
先にあったのは、予想を遥かに超えた現実だった。
私は「普通」をまた、通り越してしまった。
体がMAXの1/3の軽さなってしまった。
「やっぱり変われない」
「どんな見た目でも同じ」
そのとき、ようやく気づいた。
見た目をいくら求めても変わることはできない。
「ありのままの私」でいること。
その自分を認めてあげること。
「もう、こだわらなくてもいいよね」
ようやく長い間縛られていたものから解放された。
こだわり続けていた「普通」。
私にはなれない。
夢は叶わない。
そう思った時に、ようやく準備ができたのかもしれない。
「ありのままの自分」を受け入れるための。
「ないもの」ではなく、「あるもの」を見る
それまでの価値観を手放していった。
人と比べること。
「もっと」を探すこと。
自分を責めること。
一つ一つやめていった。
その代わり、
今日も無事に朝を迎えられた。
今朝も散歩ができた。
今日も子どもたちが元気だった。
今夜も安心して眠ることができる。
そんな、小さな「あるもの」に目を向けていった。
すると、ある変化に気づいた。
ブランド物。
誰かからの評価。
完璧な見た目。
興味のなくなっている自分。
何かを手に入れたからではない。
「そのままの私でいい」
そう思える時間が、少しずつ増えていった。
それは心を満たしていく時間だった。
見た目より、大切なものが見えてきた
あれから5年程経ち、最近気づいたことがある。
「私、自分が好きだ。」
あんなに嫌いだったのに。
好きなところなんて一つもなかったのに。
でも、今なら自然とこう言える。
「よくここまで頑張ってきたね。」
若い頃のようにはいかない。
これから、もっとそれを感じるのだろう。
でも、いくつになっても変わらないと思うことがある。
「今が一番」
求めなくていい。
無理をしなくていい。
できない日があってもいい。
どんな私も「私」
そう素直に受け入れられる。
幸せは、何かを手に入れた先にはなかった。
「そのままの私でいい。」
そう思えたときに、初めて出会えるものだった。
「もうあるもの」を一つ見つけてみる
毎日忙しく過ごしているとあれこれ求めてしまう。
自分を確かめる時間もないから。
だけど、一つだけ問いかけてみる。
「今、何を持っているのだろう。」
眠る場所がある。
笑ってくれる人がいる。
今日も呼吸をしている。
どんな小さなことでもいい。
「あるもの」に目を向ける時間。
それは「私を満たす時間」となる。
幸せは、手に入れた先にあるものではなかった。
今あるものを受け取れたとき、少しずつ育っていくものなのだと思う。
今、「これさえ手に入れば幸せになれる。」そう思っているものはありますか?
その先にある本当に欲しいものは、何でしょう。
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