コーヒー一杯で、苦しさに気づいた朝
こんにちは、みゆです🌿
会社員でフルリモート、フルタイム勤務をしつつ、二人の子育てをしています。考えすぎてしまう日々の中で、少しずつ整えてきたことを書いています。

朝、子どもたちを送り出したあと。
静かになった部屋で、私はいつも少しだけ動けなくなっていました。
そして毎朝、同じことを思っていました。
「私は、何のためにこんなに頑張っているんだろう」と。
頑張っているに、心が空っぽ
朝、子どもたちを送り出だす。
その後の静まり返った部屋で、私は毎朝少しだけ気持ちが止まっていました。
リビングには、さっきまでの慌ただしさが残っている。
戻されていないダイニングテーブルの椅子
整っていない本棚
前日に遊んでいたおもちゃ…
私はその空気の中で、ぼんやり立ち尽くしていました。
そして、思うのです。
「何に頑張っているのだろう」
🌿 🌿 🌿
私はフルタイムでリモートワーク。
家で働きながら、家事、育児と回す。
ほぼワンオペ状態です。
朝は子どもを起こし、支度をして送り出して、すぐ仕事。
その合間に洗濯物を畳み、夕方になれば夕飯を作る。
習い事や宿題の対応もある。
そして、休日も動き回る。
子どもたちを遊びに連れて行く。
習い事に付き添う。
疲れた顔を見せないように過ごす。
本当は、どれも気が重かった。
母親だから。
大人だから。
しっかりしなくては。
こういった気持ちを抱えて、毎日を過ごしていました。
ただ、目の前のことを義務のようにこなす。
そのような感覚。
やることが全て終わって、ようやく一息つける時間。
その頃には、自分のために何かする体力も気力も残っていません。
好きなことも分からない。
何をしたいのかも分からない。
ほんのちょっとの時間をどう過ごしていいのかわからず、ソワソワする。
そして、ただ「今日も終わった」と思いながら眠る日々。
そのうち、夕食後は、台所で立ち尽くすことが増えていきました。
目の前のシンクには、家族が食べ終えた食器が積み重なっている。
片付けなければならい。
だけど、
体が動かない。
何も考えられない。
何も感じない。
周りの音も聞こえない。
ただ、自分だけがこの世界にポツンと取り残されているような。
自分でも気づかないうちに、限界を超えていたのです。
🌱 🌱 🌱
「これが私の人生?」と思った日
ある時、子どもを夫に預けて、外へ一人でコーヒーを飲みに行きました。
子どもが生まれてからは初めてのこと。
心が落ち着くようなオシャレなカフェには、気が引けて行けません。
近所のマクドナルドに入る。
コーヒーをひとつ頼み、窓側の席に座る。
久しぶりの一人時間。
窓から差し込む午前の光。
手の中の温かいコーヒー。
本当なら、それだけで十分嬉しいはずでした。
しかし、目の前で静かに湯気を立てるコーヒーを見つめながら、ふと思ったのです。
「このコーヒーが、私の人生の価値のなのだろうか」
「これが、私の人生…」
その瞬間、急に涙が出てきました。
私はずっと、自分以外のために生きていたのです。
家族のため。
仕事のため。
周囲に迷惑をかけないため。
でも、“自分がどうしたいか”を考えることを、どこかに忘れてしまっていた。
目の前のことをこなして、毎日を回していくだけで精一杯。
だから当時の私は、心のどこかでずっと苦しさを抱えていました。
「私ばかりが大変」
「誰も分かってくれない」
「誰も助けてくれない」
「だから、一人でやらなくては」
そう思うことで、なんとか自分を保っていたのです。
でも同時に、自分の人生を自分で選んでいる感覚も失っていました。
私はずっと、“自分の感覚”を置き去りにしていました。
「少しならできそう」を選び続けた
そんな生活を続けていると、気づけば、普通に生活するだけでも難しくなっていました。
体力がない。
集中できない。
何をするにもエネルギーが出ない。
そして私は、休職することになりました。
もう仕事に戻ることはできない。
そうとしか思えませんでした。
会社に退職したいと伝えたこともあります。
でも、引き止めてもらい、そのまま過ごすことに。
休職の期限が近づいても、復職のイメージは全く持てない。
またあの毎日に戻るのかと思うと、何も考えられなくなりました。
でも、期限が迫る中で、ふと思ったのです。
「ダメなら、また休めばいい」
たとえ復帰して仕事をやめることになっても、今やめることと結果は同じようなもの。
それなら、少しだけ戻って考えればいい、と。
最初は、週2回、1日3時間だけ。
本当に少しずつ、戻っていきました。
そして、“できそう”と思える業務から、始めていきました。
できないと思ったら、できない。
でも、「少しならできそう」と思えたら、やってみる。
会社が許してくれる範囲の中で、私は自分のペースを大切にしながら、少しずつ仕事に戻っていきました。
その小さな一歩が、結果的に今の自分につながっていたのだと思います。
🌱 🌱 🌱
人生は、少しずつ戻っていった
少しずつ働ける時間が増えていきました。
気づけば、一年ほどかけてフルタイムに戻っていました。
あんなに体力がなく、集中力もなく、自信もなかったのに。
あの頃には想像もできなかった場所に、私は立っていました。
その時、初めて実感したのです。
「人生は自分が必死にコントロールしなくても、自分に合う方向へ進んでいく」と。
私は、ずっと肩に力を入れて生きていました。
頑張れば何とかなる。
完璧にやらなくては。
迷惑をかけないように。
そうやって、自分の感覚を無視し続けていました。
でも、今は、「無理だな」と思う感覚を大切にするようになりました。
そして、少しでも「できそう」と思った時は、一歩だけ動いてみることにしました。
行動してみて、初めて気づくことがある。
頭の中で考えているだけでは分からなかったことが、動いてみることで見えくるものがある。
それは、少し勇気を出して行動して、わかったことでした。
🌿 🌿 🌿
今でも、不安がなくなったわけではありません。
苦しくなる日もあります。
でも以前より、自分を気持ちを置き去りにしなくなりました。
子どもと公園を歩きながら、風を感じる。
朝日を見て、「今日も生きているんだな」と思う。
そんな小さな瞬間に、心が満たされます。
今の私は、以前より少しだけ、自分の人生を生きられている気がしています。
今、このように気づけたことに、感謝します。

いいなと思ったら応援しよう!
もし応援いただけたら、嬉しいです☺️
その気持ち、次へのバトンにつなげます🕊️