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mimamoメンター研修とは?忙しい大人でも関われるオンライン対話のかたち。

mimamoを立ち上げてから、もうすぐ2年になります。
これまでに子どもたちと関わってきて、私が何より強く感じたのは「安心して話せる場所がまだまだ少ない」ということでした。

学校でも家庭でもない、“もうひとつの居場所”。
そこに必要なのは「助言」でも「評価」でもなく、ただ話を聴いてくれる“人”の存在です。

mimamoでは、子どもたちが安心して話せる時間〈きみのじかん〉を
オンラインで届けています。
その対話を支えるのが、「mimamoメンター」です。

話を聴ける大人を、もっと増やしたい

最初は私ひとりで始めた活動でした。
でも、子どもたちの声を聴いているうちに、この場をもっと広げたい、と思うようになりました。

「この子にも、この子にも、話せる人がいたら」
そう思った瞬間に気づいたんです。私ひとりでは、到底足りない。

だから始めたのが、mimamoメンター研修
子どもと対話できる大人を育て、全国どこからでも関われるオンラインの仕組みを作りました。

社会人でも、家庭があっても、関われるかたちを

私自身、社会人になったばかりのころ、「子どものために何かしたい」と思っても、現場に行くのはハードルが高いと感じていました。

時間の制約、場所の距離。。。
そのどれもが“行動できない理由”になってしまう。

けれどmimamoの仕組みなら、オンラインだからこそ、夜の1時間でも、子どもとつながれる
「関わりたいけれど機会がない」大人たちが、安心して参加できる場をつくりたいと思いました。

研修の全体像

mimamoメンター研修は、3か月間・約30時間で構成されています。
すべてオンラインで実施し、全国どこからでも参加可能です。
「知る」よりも「体験する」ことを重視しています。

STEP1|講座で“対話の土台”を学ぶ

最初のステップでは、講座でmimamoの対話の基本となる考え方を学びます。
一方的に知識を得るのではなく、問いを通して自分の感覚や価値観を言葉にしていきます。

STEP2|ロールプレイで“聴く”を体感する

講義よりも多くの時間を費やすのが、ロールプレイ(模擬対話)です。

3人一組で〈話し手/聞き手/観察者〉を交代しながら、
1回ごとにアンケートとフィードバックを行います。
観察者は、「相手のペースに合わせていたか」「遮らず聴けていたか」などを5段階で評価します。

録画を見返すことで、
「自分はこんな表情で相手を見ていたんだ」
「つい急いで質問してしまったな」と気づく人も多いです。

また、2人一組のペアロールプレイでは、30分話す+30分聴くを交互に実践。
実際の“聴く体力”を育てながら、安心感のつくり方を体験的に身につけていきます。

STEP3|ふりかえりと内省の時間

ロールプレイのあとは、必ずアンケートに回答します。
「どんなことを大切にしたか」
「難しかった瞬間はどこか」
「相手の表情から何を感じたか」。

また、メンター専用のグループで「今日のロールプレイの感想」を投稿します。
研修が進むにつれて、この「気づきの共有」が温かい学び合いの場になっていきます。

STEP4|メンター認定へ

3か月の研修を終えた後、
メンター認定を行います。

運営が同席し、これまでのアンケート内容、出席率、姿勢などを総合的に判断。
「子どもにとって安心できる関わりができるか」という観点から、mimamo認定メンターとして認定します。

合格後は、いよいよ実践へ。
最初の2〜3回は運営スタッフが同席し、対話の進め方を一緒に確認しながら伴走します。

年間の募集と参加者の広がり

mimamoメンター研修は、年に3〜4回(3〜4か月ごと)のペースで募集を行なう予定です。
メンター1期生は6月から募集を始めて、8月にメンター1期生として研修を開始。
「こういう場所を探していました」と話す方が多く、改めてこの活動の必要性を感じています。

参加者の背景はさまざま。
システムエンジニア、会社員、デザイナー、カウンセラー、農家。主婦の方など。
あるいは「子どものために何かしたい」と思いながらこれまで行動に移せなかった社会人の方もいます。

けれど、共通しているのはたった一つ。

「子どもたちのために、自分の時間を使いたい」
という気持ちです。

良いメンターとは

私は、「良いメンター」とは特別なスキルを持っている人ではないと思っています。
相手を尊重し、信じ、「この人になら話しても大丈夫」と感じてもらえる人。

自分の価値観を押しつけず、相手のペースで話を聴ける人。
その姿勢こそが、子どもたちに安心を届ける力になります。

これからの展望

これからは、mimamoで学んだメンターたちが学校や地域、家庭の中で自然に活躍できる仕組みを作りたいと思っています。

そして、オンライン対話が子どもの心にどんな変化を生むのか、その“予防的な効果”をデータとして明らかにし、社会に発信していくことも目指しています。

「話を聴ける大人」が増えること。
それは、社会全体に“安心の文化”を広げていくことだと思っています。

おわりに

mimamoのメンター研修は、「子どもたちが安心して話せる大人」を増やしていくための取り組みです。
大きな悩みを抱えていなくても、日々のちょっとした不安やモヤモヤを話せる時間があること。
それが、子どもの心を守る大切な“予防”になると私たちは考えています。

子どもを支えるのは、特別なスキルを持つ人だけではありません。
目の前の子の話を聴き、受け止めようとする「ふつうの大人」の存在が、何よりの力になります。

mimamoは、家庭でも学校でもない“第3の居場所”として、メンターと運営チームが一緒に学びながら、安心できる関係づくりを大切にしています。

これからも、子どもたちが「自分の言葉で生きていく力」を育めるよう、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきます。

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