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NTO&Sofiane Pamart「FOREVER FRIENDS」(アルバムレビュー/感想/2024)

音楽レビュー/感想 2024


エレクトロニック・ミュージックとピアノ・アートの融合を通じて、
「人間関係の複雑さ」と「美しさ」を反映する音楽を紡いでいる
都会的で近未来的(スベイシー)で瀟洒でクールでエモい
ネオクラシカル/フレンチエレクトロ/テックハウス作品。


※以前に書いた「Sofiane Pamart」のアルバムレビュー記事は


◆NTO&Sofiane Pamart - FOREVER FRIENDS

フランスのDJ/テクノ作家の「NTO」と
フランス人ピアニスト「Sofiane Pamart」とのコラボ作品なんですが、
基本的には「NTO」の冷たい電子音サウンド&ビートの上で、
「Sofiane Pamart」の凛としていて美しくて切ない
ビアノの旋律をミニマルに反復させて、
そこに多彩な電子音を使ってメロディアスに彩っていくような
都会的で近未来的(スベイシー)で瀟洒な
ネオクラシカル/フレンチエレクトロ/テックハウス作品になっていて、
深夜二時の誰もいない(人が居なくなった)
静かな町を歩いているような感じや、
宇宙や深海を彷彿とさせる漆黒の闇の中で
何かが閃光を放っているような感じや、
雄大な自然を前にして圧倒されるような感じがあり、
一種の神秘体験をしているような不思議な美しさがありますね。

エレクトロニック・ミュージックとピアノ・アートの融合を通じて、
「人間関係の複雑さ」と「美しさ」を
反映する音楽を紡いでいるとの事で、
今の効率重視でシステマチックになって人間らしさを失いつつある無機質な社会の中で人間らしく生きようとする様を描かれているような感じがあって、
無機質な電子音の上で奏でられる凛としていてエモくて切ないピアノや
メランコリックでメロディアスな電子音で彩られていく様は、
何とも言えない絶妙な現実感と非現実感が共存している感じと
苦しいけど前を向こう的な直向きさが感じられますし、
人生の儚さや尊さなんかも
表現しているような感じもあるので深遠さもありますし、
お互いの相性が良いのか
長所が上手く噛み合っている感があり、
基本的には無機質でメランコリックさが漂ってはいるものの
ピアノの演奏という人間らしさ(感情)が入っている事で、
冷たい中にも温かみがあって
不思議な気高さと美しさがあって深くて切なくてエモいんだよね…

トランス要素が強めのアッパーな曲や
オシャレで近未来的なフレンチハウス色強めの曲のなんかもあるように、
クラブ受けする要素も満載でダンサブルさもありますし、
アンビエント要素やネオクラシカル要素もなんかもあるので、
テクノ好きは勿論
幅広い音楽ファンに受ける内容だと思う。良作!

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