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ズブの素人がゼロから出版に繋げるための4つのヒント

「どうしたら出版できますか?」

とはよくご質問いただくのだけど、本当にさまざまな要素が絡み合ってると感じます。

わたしの場合はたまたま書いていたnoteマガジンを編集さんが見つけてくれてオファーしてくれたので、運ゲーといえば運ゲーだと思う。

でも、そんな運をちょっとでも上げるために、できることについて書いてみようと思います。

以前ちょっと書いたことのあるテーマだけど、さらに深ぼったverです

1.肩書きの説得性+発信の方向性を決める

以前、わたしの担当編集さんに「著者を選ぶポイント」を尋ねたところ、下記のようなことを言っていました。

・わかりやすい肩書きや数字、実績を持っている
・共感するメッセージがある
・時代性に合ったコンセプトを発信できる

わたしでいえば…

・わかりやすい肩書き=インタビューライター
・数字・実績=中高でブログ1600記事更新した、noteで年間100本記事執筆している
・共感するメッセージ : 書くって楽しくないと続かなくね?
・時代性に合ったコンセプト : 発信力を高める

という感じかな。

「賞を受賞している」「年収2000万」「45歳でFIRE」など、社会的インパクトとしての数字は持っているわけではないが、そこは量でカバーできたりもします。

ほかにも、「サウナが好きすぎてフィンランドに移住した人」とか、「図解を1万枚作った人」とか、何でもいいと思うけど、ここがわかりやすいと「この人の話を聞くことには価値がありそうだ」と思ってもらえます。

たとえその人のことを知らずとも、持っている知識やノウハウ、経験に謎の信頼感が生まれるのです!

また、「AI」などのトレンド感・時代性も大事だと思います。今のご時世に「休み返上でゴリゴリ働こうぜ!」というメッセージはげんなりするし、「ノマドワーカーという働き方を知ってますか?」などに真新しさはない。

もちろん、「手帳術」とか「料理」とか「恋愛」時代をそこまで問わないテーマもあるけれど、それでもトレンドはあるはずだ。今の時代にフィットしたものでないと共感されにくい。

自分の経験や好きなこと、培ったもののなかから発信できそうなことに焦点を当てて、発信を絞る。

架空の読者を想定して、彼らを救えるようなマインドやノウハウを届ける。

それこそ、「自分が本を作るとしたら、どんな本を作るだろう?」と考えて、タイトルや目次をシミュレーションしてみると良きです。

▼その人しかできない発信については、LINEヤフー川邊健太郎さんが最近呟いていた超有益な投稿を参考にしてみてね!

▼私の担当編集さんとのイベントレポートも参考になるかも

2.メディアやnoteを入り口にする

で、発信するうえでぜひ活用してほしいのが、個人のnoteやブログです。

わたしの出版のきっかけはnoteにノウハウをまとめたことでした。編集さんはnoteを結構チェックしているみたいです。あと、創作大賞などのコンテストも書籍化に繋がりやすいイメージ。ただで出せるので、応募しない手はないですね。

▼"書く"が好きになる文章マガジン

▼note1本で書籍出版まで繋げたyuuuさん

ほかにも、noteから出版に繋げた人は数知れず。SEOも強く、拡散性が高いのでブログよりも編集者の目に留まる率が高いと思います。

本当にさまざまな本が出版されているので、先人たちが書いていたテーマや切り口、発信法を参考にしてみるといいかも。

次に、個人ではなくメディアから出版につなげるパターンがあります。

たとえば、デザイナーのこげちゃ丸さんは、Webメディアでやっていた連載が書籍になりました。

私の書籍『ADHD会社員、フリーランスになる。』も同じくWorkship MAGAZINEの連載がきっかけでした。書籍化を目指して連載案を考え、企画にするのもアリかもしれません。

3.電子書籍・同人誌・ZINEを活用する

電子書籍は書籍化ドリームがある!

私の場合は電子書籍とZINEを出したことがないのですが、1年間で電子書籍を12冊出したクレイジーな友人がいるのと、友人のZINE作りに協力したことがあるので、それを踏まえた見解をお話ししますね!

私の友人がインタビューされた記事によると、電子書籍の特徴は下記。

【電子書籍の特徴】
・信用度が上がる
・自分のブランディングになる
・書籍化ドリームがある
・印税率が高い(Amazonは70%か35%)

ちなみに彼の場合は、ダイエット体験を綴った電子書籍が1500冊売れて、見事商業出版になりました。夢がありすぎる。

Kindle Unlimitedに選出されたり、0円キャンペーンに選ばれたりするチャンスもあるので、結構読まれるみたい。

▼バラエティ豊かな著書一覧

最近だと、Kindleインディース漫画をきっかけに有名になった漫画家さんも増えてきているので、電子書籍とSNSを組み合わせるのめちゃくちゃアリだと思います。

私が主催するスクール・Marbleの生徒さんも電子書籍を出していましたが、絵本・児童書カテゴリーやライティング部門などで新着1位を獲得していました。

ZINEを出すなら本格的なものを

ZINEは個人やグループが自由な手法、テーマで制作した冊子のことを指します。同人誌もZINEに含まれるよ。

文フリやTOKYO ART BOOK FAIR、コミケなどで手売りしたり、通販で売るのがオーソドックス。趣味でやっている人が多いです。

私のなかではZINEはもっとライトで、手のひらサイズの小さなものや、数ページしかないもの、手書きのもの、手作りのものなど、ちょっとクラフト感が漂うイメージがあります。

なので、もし商業に繋げたいのなら、面白いテーマを選んで、しっかり製本して「売り物」として成立するところまで持っていったほうが良さそう。

文筆家・ひらりささんを筆頭とするオタク女子ユニット「劇団雌猫」さんなどは、同人誌やZINEから活動を始めていますね。

そもそも私たちの活動は、「インターネットで言えない話」を身の回りの人に書いてもらい、同人誌にするところから始まっています。このエッセイ版『だから私はメイクする』ではテーマを「メイク・おしゃれ」にすえ、15人の、立場も年齢も違う女性たちに「メイクする理由」を書いていただきました。

出来上がったZINEや同人誌は文フリなどで売ったり、ネットで売ったりして販路を拡大していくことで、編集者の目にとまる可能性もあるかも?

4.コミュニティ/SNSで編集さんと繋がる

編集者・まむしさんによる『誰も教えてくれない編集力の鍛え方』が出版されたのはライターが集う「ライターコミュニティ」がきっかけ。

実はけっこう早い段階で、「まむしさんのセミナーの内容を本にしたら、これまでにないものにできるだろうな」と思っていたんですよ。現場で活動している編集者ならではの視点が、セミナーには詰まっていたので。

何度かセミナーを開催するなかで、主催の江郷さんが声を掛けたのだとか。コミュニティやSNS、なんでも良いので編集さんと繋がり、「この人めっちゃ語れるな!」「いい経験持ってるな!」と想起してもらえるポジションを築いておくと出版チャンスに繋がるかもしれないですね。

ちなみに、あまり詳しくないけど出版ゼミなどもあったりします。

まとめ:やっぱりnoteは強い

ともあれ、個人的にやっぱり1番チャンスがあるのはnoteだと思います。なんてったって、最初に『書く習慣』の話が来たとき、編集さんが持ってきてくれたのがこれだったので…。

どぉん

私のnoteを読み込み、「この人、このテーマで書けるんじゃね?」というのをピックアップしてくれたわけです。書籍化の種が撒けるのがnoteなんです!!!

▼詳しくはこちら

そんなわけで、とにかく書こう!という何だか体育会系なまとめになってしまいましたが、この出版不況のなか、「確実に出版できるよ!」という道はどこを探してもないからね。

今の自分が書けることを精一杯書く。ノウハウや考えをまとめておく。来たるいつかのときにサッ!と応募できるようにしておく。そんな地道な行為が大事なんじゃないかなと思いまする。

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いしかわゆき(ゆぴ) | ライター・エッセイスト サポートは牛乳ぷりん貯金しましゅ