ほうれん草の小さな斑点に教わる農業の厳しさと奥深さ
【目次】
・ほうれん草の葉に異変
・薬害とは?
・なぜ薬害が起きるのか
・薬害を防ぐための対策
・実際に作業して感じたこと
・これから意識したいこと
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ほうれん草の葉に異変!?
今日はほうれん草の生育確認をしていた時に、葉っぱに白っぽい黄色の斑点のようなものを見つけた。
指導の方に確認すると、「薬害ではないか」とのことだった。
薬害という言葉は聞いたことがあったけど、実際に見るのは初めてだった。
防除や水やりなどは自分が担当したところもあったので、自分の作業で薬害が発生したと聞いて、正直ショックだった。
おかしなところがなかったか、振り返ってみたが、特に気になることは思い出せなかった。
小さな斑点なので、正直「食べる分には問題なさそうなのにもったいないな」と感じた。ただ、ほうれん草のような葉物野菜は見た目も大事なので、こういった傷でも商品価値が下がってしまうとのことだった。

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薬害とは?
今回教わったのは、防除の際の薬剤や、水やり後の水滴が葉に残ることで、葉が傷んでしまうことがあるということ。
特に高温時は、
・水分が急激に蒸発する
・薬剤成分が局所的に濃くなる
・葉に強い負担がかかる
などで薬害が発生しやすくなるそうだ。
また、水滴が残ることで葉焼けのような状態になることもあるらしい。
農薬そのものが悪いというより、「散布する条件」や「環境」が大きく関係していることを知った。
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なぜ薬害が起きるのか
今回の話を聞いて、薬害は作業や薬のミスといったことではなく
・気温
・日差し
・ハウス内の温度
・散布のタイミング
・散布量
・水滴の残り方
など、いろいろな条件が重なって起きるものだと感じた。
同じ作業をしていても、その日の環境によって結果が変わるというのは、農業の難しさの一つだと思う。
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薬害を防ぐための対策
今回教わった主な対策は、
・夕方や早朝など、気温が高くない時間帯に防除や水やりを行う
→日中の高温や日差しを避け、急な温度変化を防ぎ、水分の蒸発を緩やかにすることで成分の急な濃縮や作物への負担を小さくする
・農薬や展着剤は決められた濃度・使用量を守る
→薬の成分が濃いと濃縮につながり、薄すぎると効果が得られず結果として防除の回数が増えてしまう。
・高温時の散布を避ける
→外気温だけでなく、ハウスの温度にも注意。水分の濃縮につながる。
・散布ムラを減らし、均一に散布する
→一点にベチャッとかかるとその部分だけ傷みやすくなる。
など。
特に散布ムラを減らすためには、
・同じスピードで歩く
・一定のリズムで撒く
・葉に一部分だけ集中してかけない
ことも大切らしい。
単純に「薬を撒けばいい」というわけではないことを学んだ。
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実際に作業して感じたこと
実際に作業していると、どうしても目の前の作業に集中してしまい、温度や時間帯まで意識する余裕はなかった。
また、散布作業でも「均一に撒く」というところまで意識できていなかったと思う。
農業は、ただ作業をこなすだけではなく、「どういう条件で行うか」まで考える必要があるのだと感じた。
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これから意識したいこと
ほうれん草は単価の高い作物ではないが、小さな傷でも積み重なると損失になる。
薬害などが出ても、少しならまあいっか、となるかもしれないが、それが油断につながる。
さらに、自分の管理で薬害が出てしまうと、気持ち的にもかなりダメージがあると思った。
これからは、
・温度
・時間帯
・散布方法
・作物の状態
なども意識しながら、作物の管理をしていきたい。
