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夢は、思いがけない形で叶う――ダウン症の書家・金澤翔子さんが喫茶店を開いた理由

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。

今日は,とても心が温かくなるニュースを見つけました。

ダウン症の書家として知られる 金澤翔子さん が、喫茶店を開いたという話です。
この記事は、翔子さんと母・泰子さんの対談形式で語られています。 

読み進めるうちに、「夢とは何か」「自立とは何か」を考えさせられる内容でした。



書家として活躍してきた翔子さん

金澤翔子さんは、書家として日本でも有名な存在です。

NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当するなど、多くの作品を残してきました。
翔子さんが書道を始めたのは、母・泰子さんの書道教室でした。 (婦人公論.jp)

母と娘は、まさに二人三脚。
多くの人の応援を受けながら、翔子さんは書家として活動を続けてきました。

しかし、母にはずっと心の中にある思いがあったそうです。

それは

「自分がいなくなった後、翔子はどう生きていくのか」

という問いでした。


本当の夢は「ウェイトレス」

実は翔子さんには、昔からの夢がありました。

それは

「ウェイトレスになること」

養護学校(現在の特別支援学校)の実習でも、ウェイトレスの仕事をとても楽しそうにしていたそうです。

母の泰子さんも

「接客業に向いている」

と感じていたといいます。

そして、その夢を叶えるために誕生したのが

「アトリエ翔子喫茶」

です。


喫茶店で働く翔子さん

喫茶店は東急池上線・久が原駅近くの商店街にあります。

翔子さんは、真紅のエプロン姿でお客さんを迎えます。

営業時間は
11時から18時まで。

しかも翔子さんは

一日も休まず働いているそうです。 

「毎日たのしくやってます」

と笑顔で語る翔子さん。

その姿を見て、母はこう言います。

夢を叶えたことで、
長年あった爪噛みの癖もなくなった
そうです。 

人は、好きなことをしているとき、
本当に輝くのだと思います。


母が考えた「終活」

今回の喫茶店は、実は母・泰子さんの終活でもあります。

「私が亡くなったあとも、翔子が幸せに生きられるように」

その思いから

町の人たちとつながる場所

として喫茶店を作ったのです。

これは単なるお店ではありません。

社会の中で生きていくための居場所

なのです。


夢は一つだけじゃない

この話を読んで、私は思いました。

人の人生は
「一つの成功」だけでできているわけではない。

翔子さんは

・書家としての人生
・ウェイトレスとしての人生

その両方を生きています。

そして今

「40年間で今が一番幸せ」

と言える時間を過ごしているそうです。


手話の世界にも通じる話

私はこの話を読みながら、
手話の世界のことを思い出しました。

ろう者の方の人生も、
社会の仕組み次第で大きく変わります。

・働く場所
・人との関係
・地域とのつながり

それがあるかどうかで、
人生の豊かさは大きく違う。

翔子さんの喫茶店は、
単なるお店ではなく

「人と社会をつなぐ場所」

なのだと思います。


最後に

夢は、必ずしも一直線ではありません。

遠回りして、
思いがけない形で叶うこともあります。

翔子さんの人生は、
そのことを静かに教えてくれます。

もし久が原の商店街を訪れることがあれば、
ぜひ「アトリエ翔子喫茶」に立ち寄ってみたい。

きっとそこには、

書道家の翔子さんではなく、
ウェイトレスの翔子さんの笑顔

が待っているはずです。



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