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本が読めない時代に、耳から学ぶという選択――オーディオブックが広げる新しい読書の形

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。



「最近、本を読む時間がない」

そう感じている人は少なくないでしょう。

仕事や家事に追われ、一日があっという間に終わる。気がつけばスマートフォンを見ている時間ばかり増えて、本を開く余裕がなくなっている。

そんな現代人の悩みに対して、一つのヒントになるニュースがありました。

文芸評論家の三宅香帆さんが、Amazon Audibleのプレス発表会で語った「オーディオブックの意外な効能」が話題になっています。


「働いていると本が読めない」を解決する方法

三宅香帆さんといえば、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の著者として知られています。

この本を読んだ方の中には、

「紙の本では読めなかったけれど、Audibleなら最後まで聞けた」

という声が多く寄せられたそうです。

この話を聞いて、なるほどと思いました。

本を読むためには、

・本を持つ

・目で文字を追う

・集中する時間を確保する

という条件が必要です。

しかしオーディオブックなら、

・通勤中

・散歩中

・家事をしながら

・車を運転しながら

学ぶことができます。

忙しい現代人にとって、「読む」から「聞く」への変化は大きな可能性を持っているのかもしれません。

「没頭する力」を取り戻すために

三宅さんは今回、新作『没頭する力』をAudibleで配信する予定です。

SNSやスマートフォンによって常に何かとつながっている現代社会。

私たちは便利さを手に入れた一方で、一つのことに集中する力を失いつつあるのかもしれません。

少し空き時間ができればスマホを見る。

通知が来れば反応する。

気が付けば何時間も過ぎている。

そんな経験は誰にでもあるでしょう。

だからこそ、「没頭する力」というテーマには大きな意味があります。

読書も、勉強も、趣味も、成長も。

何かを深く学ぶためには、集中して向き合う時間が必要です。

夫婦仲まで良くなる?

今回のニュースで特に印象的だったのは、三宅さんの友人のエピソードです。

その友人夫婦は、Audibleを活用することで夫婦仲が良くなったそうです。

皿洗いなどの家事をしながら物語を聞く。

続きが気になるから家事も苦にならない。

さらにドライブ中に夫婦で同じ作品を聞くことで、共通の話題が生まれる。

本を一緒に楽しむ体験が、自然なコミュニケーションにつながっているのです。

これは意外なようで、とても納得できる話です。

同じ映画を見た後に感想を話すように、同じ物語を共有することは人と人との距離を縮めます。

オーディオブックには、そんな力もあるのかもしれません。

手話学習にも応用できる考え方

私はこのニュースを読みながら、手話学習にも通じるものを感じました。

学習というと、

「机に向かって勉強しなければならない」

と思いがちです。

しかし実際には、学び方は一つではありません。

音声教材を聞く。

講演動画を流す。

ニュース解説を聞く。

移動時間を活用する。

こうした「ながら学習」も立派な学習です。

もちろん集中して取り組む時間は必要です。

しかし、忙しい毎日の中で学習時間を増やすためには、生活の隙間時間を活用する発想が欠かせません。

本との付き合い方は変わっていい

昔は読書といえば紙の本でした。

今は電子書籍があります。

そしてオーディオブックもあります。

大切なのは「どの方法で読むか」ではなく、「本の世界に触れること」なのではないでしょうか。

目が疲れる。

活字がしんどい。

忙しくて時間が取れない。

そんな理由で読書から離れている人もいるかもしれません。

もしそうなら、一度オーディオブックを試してみる価値はありそうです。

本との付き合い方は時代とともに変わります。

しかし、本から学び、考え、人生を豊かにする価値は変わりません。

耳からの読書が、そのきっかけになるかもしれません。

元記事はこちら

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