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「やっと落ち着いたから行けた旅」――60代姉妹の温泉旅行が教えてくれる、本当のぜいたく

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。

今日は、人生が落ち着いたシニア旅行記をお届けします。

親の介護、子育て、それがひと段落ついたシニアの落ち着いた旅。
うらやましと思いながら、いつかこのような旅がしたいものだと思います

とても心に残るエピソードがありました。

60代の姉妹が、
湯布院と別府をめぐる2泊の温泉旅に出かけたという話です。

きっかけはシンプルでした。

「子育てと介護がやっと落ち着いたから」

この一言に、すべてが詰まっているように感じます。



「自由な時間」は突然やってくる

現役時代は、

・仕事
・子育て
・親の介護

気づけば、自分の時間は後回しになります。

そして長い時間をかけて、ようやくそれが一段落する。

そのとき、初めて手に入るのが

**「自由な時間」**です。


姉妹2人で過ごす、数十年ぶりの時間

今回の旅は、妹さんの還暦祝いを兼ねた姉妹旅行。

行き先は、大分県の湯布院と別府。

特に印象的なのは、

露天風呂付き客室で過ごした夜の時間です。

誰にも邪魔されず、
ただ昔の思い出を語り合う。

これだけで、旅の価値は十分に感じられます。


贅沢とは「量」ではなく「時間」

食事も興味深いポイントです。

シニア向けに量を控えめにした会席料理。

・少しずつ
・ゆっくり味わう
・見た目も楽しむ

若い頃の「たくさん食べる」から、

「丁寧に味わう」へ

価値の基準が変わっているのがわかります。


旅のリアルな費用感

今回の2泊3日の旅行費用は、約22万円。

・航空券:約5万円
・宿泊費:約14万円
・現地費用:約3万円

決して安い金額ではありません。

でもこのお金は、

数十年分の時間へのご褒美とも言えます。


無理をしない旅が、いちばん豊か

シニア旅行ならではの工夫も紹介されていました。

・坂道は無理せずタクシー利用
・荷物は配送サービスを活用
・疲れたらすぐ休憩

つまり、

「頑張らないこと」が前提の旅です。

これはとても大事な視点です。


旅は「日常の積み重ね」でできている

印象的だったのは、旅行資金の作り方です。

「スーパーの特売で食費を節約し、少しずつ貯める」

派手な方法ではありません。

でも、

日常の小さな積み重ねが、非日常を作る

ということがよくわかります。


手話学習とも重なる「あとでやる人生」

この話を読んで、ふと思うことがあります。

多くの人が、

・時間ができたらやろう
・落ち着いたら始めよう

と考えます。

でも実際には、

その「あと」はなかなか来ません。

今回の姉妹のように、

本当にやりたかったことは、
“落ち着いたときにやる”のではなく、
“やるために準備しておく”もの
なのかもしれません。


人生の後半に、何を残すか

この旅は、単なる観光ではありません。

・時間を取り戻す
・関係を深める
・思い出を更新する

そんな意味を持っています。

そして気づかされます。

人生の後半は、「何をするか」よりも
「誰とどう過ごすか」が大事になる
ということに。


最後に

「やっと落ち着いたから」

この言葉は、少し切なくて、でも温かい言葉です。

長い時間を頑張ってきた人だけが言える言葉だからです。

もし今、

・やりたいことがある
・会いたい人がいる

そんな気持ちがあるなら、

少しずつでもいいので準備を始めてみる。

その積み重ねが、
いつか「やっと行けたね」という瞬間につながります。


旅は、特別な人のものではありません。

積み重ねてきた人が、受け取る時間です。

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