本気で推し活に挑めない理由
note公式アカウントにて、「推しのアーティストランキング2024」が発表された。
一位はsnowman、二位は乃木坂46、三位が藤井風。今人気があるのはわかるけれども、どの人がどんな歌を歌っているかまで詳しく説明できないかも。
小室ファミリー・浜崎あゆみのブームあたりから、流行の音楽に疎くなりつつある。
↑小室プロデュースからハロプロあたりで時代が止まっている。
Creepy Nutsと新しい学校のリーダーズは、娘がファンなのでよく聴く。YOASOBIとadoは、割と聴くかも。けれど、どの方も上位3位にはいないのか……。
WEBメディアは「トレンド」を抑えた記事ほど読まれやすいので、Yahoo!などの媒体でもピックアップされやすい。
そういった意味でも、もしnoteでもっと記事を読まれたいならば。私は「トレンド」にもっと詳しくなる必要がありそうだ。
まずは、snowmanのメンバーから覚えていくとするか。お恥ずかしながら、今のところ目黒蓮くんしか顔と名前がわからない。目黒くんを知ってたのも、川口春奈主演のドラマをたまたま見ていたから。
お仕事の関係で、川口春奈がつけていたコインペンダントのことを詳しく知る必要があったからだ。理由が理由なだけに、ドラマの最中はもはや川口春奈の胸元しか見ていない。
ある時期から、若い男子がみんな同じ顔に見えるようになってしまった。名前も、なかなか覚えられない。そして、私のスマイルアップ(旧ジャニーズ)は、どうやら嵐で止まっているらしい。困ったものである。
◇
noteの記事では、ランキングごとにアーティストの紹介をしている記事が紹介されていた。
正直、めちゃくちゃ羨ましかった。
noteの「今日の注目記事」を見ていると、ライブレポートや推し活記事を見かけることもしばしば。
もしかすると、その枠を本気で狙うなら、ライブレポートや推し活ネタを書いた方がいいのだろうか。
もちろん、この考えが間違いなのは百も承知である。おそらく私は、選ばれない理由を「自分の実力」ではなく、「何かのせい」にしたいのだ。
そんなことをぼんやり考えていた矢先、人気アーティストである「新しい学校のリーダーズ」のライブへ行くことになった。
理由は、娘が彼女たちの大ファンだからこそ。これは絶好の機会と思い、興奮の冷めぬうちにライブレポートを書いた。
密かに「注目記事」を狙っていたし、記事は読者にも好評だった。普段から仲良くさせていただいてるnoterさんからは「みくさんの代表作になるかも」とお褒めの言葉をいただき、嬉しさのあまり心の中でガッツポーズ。
これは、絶対にいけるはず。
……と思ったが、残念ながらこちらの作品は「今日の注目記事」に選ばれず。手は一切抜いていない。全力で推し活ネタを書いて、ダメだった。もうこれで「推し活ネタが書けないから、注目記事に選ばれない」という言い訳ができなくなった。
今度こそ、私はもう逃げられない。窮地に立った私、さあどうする。
「まあ、別に選ばれないからといって。この作品がダメだとは思ってないけれど」
ここで私は、格好悪いセリフをぼそりと呟く。なんだそれは。ただの強がりでもあるし、言い訳としても最悪ではないか。
私の悪いところ。それは、負けを認められないことと、本気で悔しがれない部分だ。伸びる人は、ここで「選ばれる作品はどこが良くて、自分の作品には何が足りないのか」を必死で考える。
もっと伸びたい。多くの人に読まれたい。受賞したい。人に評価されたい。そういう方は、「そこで選ばれている作品の傾向」を自分なりに分析しているはず。
それだけ理解しておきながら、私はあえてそれをしなかった。もしかすると選ばれるよりも、今の自分を失うのが怖いのかもしれない。
そんなことで失う「自分らしさ」が、そう大したもんじゃないことも理解している。けれど、そのちっぽけな自分らしさを失うと、私を保てない気もしている。その理由は、私の器が小さいからだ。
ここで自分を捨ててしまうと、一体今まで、私は何を信じて書き続けてきたのかと。今後、路頭に彷徨う可能性が高い。そんなことで、もう書けなくなるくらいなら。所詮、あなたのレベルはその程度。
わかってる。わかってるよ。それ以上、もう何も言わないでくれ。責めないでくれ……。
そもそも「選ばれない理由」については、私が一番よくわかっている。
きっと「自分がどういう時に、心を動かされるのか。心が揺れた部分について、『熱量』を込めて書く」が足りないのだ。
たとえば推し活ならば。「なぜ、好きになったのか。どれだけそのアーティストが好きで、どこがどう好きなのか」という情報と気持ちが、選ばれるためには必要なんじゃないかと。(あくまで私の憶測であり、本当はわからない)
私はライター歴も長いし、それなりに分析も得意だと自負している。自惚れかもしれないけれど。そんな私は、色々な記事を読んで自分なりに「どんな作品が選ばれるのか」と、分析していた。
自分の中で解決せずに、まわりの人に聞くこともできたけど、それは私のプライドが許さなかった。ここにきてお気づきの方もいると思うが、私は気さくな人を装いつつも、実はめちゃくちゃプライドが高い。
「みくさんって、優しそうに見えるけど。実は負けず嫌いだよね……」
好きだった男に、そう言われて振られたことがある。そもそも男に好かれたいならば、プライドが高くて負けず嫌いであることに、いいことなんか何一つない。恋愛に限らず、人間関係や仕事でも損をする。結局のところ、好かれるのは素直な人だ。
じゃあ、そんなプライドが高くて分析も得意な人なのに。なぜ、私は選ばれる作品を書けないのか。
ここで、盛大な言い訳をしよう。ええ、もちろん「自分に実力がない」というのは前提としての話ではあるけど。
1番の理由は、自分が「推し」を作るのが怖いから。そして、自分の「好き」を認められないからかと。
もちろん、佐藤健、松坂桃李、粗品、横浜流星、山崎賢人、伊藤英明、松下洸平、羽生結弦。好きな俳優やアスリートは、両手で数えきれないほどたくさんいる。
佐藤健さんについては、彼がプロデュースしたスウェットを数年前に購入し何度か着用している。今は、そのタイミングじゃないけれども。いつか彼に会えたら、このスウェットを着て会うんだ。

けれど最近、SNSでは「おじさんはパーカーを着るな」というネタが大炎上している。私にとって、パーカーとスウェットは似たようなものである。違いは、フードがついてるか否か。
私は今、45歳。愛しの健に会うために、スウェットを着てもいいのだろうか。あんな話題が炎上していたら、スウェットを着るのを思わず躊躇してしまったではないか。
こっちは大金を叩いて佐藤健オフィシャルグッズのスウェットを購入しているので、静かに見守っていて欲しい。
羽生結弦さんに至っては、羽生くんの衣装を纏ったキューピー人形を購入。(人形は、友達に買ってきてもらった)

よく見ると、羽生くんにはちっとも似ていないんだけれども。(キューピー人形に、羽生くんのルックスを求めるのは難易度が高すぎるので大目に見て欲しい)
細部に至るまで、丁寧に作られた衣装は本当に凄いと思う。なんと髪型も、ひとつひとつ違うんですよ。あまりの可愛さに、もったいなくて開封せず、時折眺めている。
今後、その人形を何に使うのかは自分でもわからないけど、いざという時のために未開封の状態で保管している。
もしかしたら、今後娘が好きになるかもしれないし。娘がリカちゃん人形みたいに、羽生くんキューピーで遊ぶかもしれないし。羽生くん1号と2号が、仲良く手を繋いで「お出かけルンルン」みたいな感じでさ。
◇
好きな人はいっぱいいる。けれど、どの方も会うのは怖い。そう思うのは、なぜか。おそらく私の場合、会ったら最後。ガチで好きになっちゃいそう。そして、その沼からもう抜け出せなくなる気がしているからかも。メンヘラの闇は深い。
なぜ、そう思うのか。心当たりはある。昔、好きな人ができるとその人で頭がいっぱいになっていたから。恋をすると、他のことと両立ができない。
当然、駆け引きは無理。好きな人に彼女ができたり、結婚すると抜け殻になる。失恋した暁には、椅子に座ると真っ白になった明日のジョー状態になってしまう。
同じような理由で、ホストクラブには一度も行ったことがない。周囲からも「みくさんは、ホストだけは絶対行ってはダメ。絶対にハマって廃人になるから」と言われている。我ながら、自分でもそう思う。ホストではないけど、昔あるハイブランドにハマって数百万溶かしている。まさに、ハマると歯止めができず、課金しまくるタイプ。
そんな人が、有名人をガチで追いかけたらどうなるのか。絶対にやばいと思う。
そもそも推し活を楽しめる方というのは、生き甲斐という形で割り切ってエンジョイできるからこそ。私のように、現実と推し活🟰バーチャルの「境界線」を上手く引けない女はどうなるのか。
きっと私がまた何かにハマったとしたら。気持ちを抑えられず、課金しすぎて廃人になるはずだ。報われないスターへ愛を求め、会うために課金する。
そんな私は「依存症」のレッテルを貼られて、社会から憐れみの目で見られていく。それでもいいと覚悟できたら、それはある意味本物なのかもしれないけれど。残念ながら、私にその度胸はない。誰かの応援よりもずっと、自分が一番可愛いのだ。
それに私には今、夫と娘がいる。守るべきものを大事にするためにも、絶対に理性を失ってはいけない。
◇
私はきっと、誰かを好きになりすぎて自分が壊れるのが怖いのかも。
ガチ課金してきた推しが、誰かと熱愛する。もしくは、電撃結婚しようものなら、私は壊れてしまうかもしれない。過去に安室ちゃんを好きになりすぎて、電撃結婚した時ショックで寝込んだ。
今ならSAMさんの魅力もわかるけど、あの頃は安室ちゃんの結婚をどう受け止めたらいいのかわからず、複雑だった。女のスターでこれなのだから、好きな男性スターに何かが起きてしまったのなら。私は、テレビごとぶち壊してしまいそう。
きっと、それらもすべてひっくるめて「幸せ」を応援するのが本当の「清く美しい推し活」なんだろうけど。
多分、そういうの私無理だと思う。ガチで推しがあらわれようものなら、壊れるほどに愛してしまう気がしている。
私は、かつて何度も恋で壊れてきた女だ。恋をしては周りが見えなくなり、周囲の人たちを巻き込んでは「暴走」というとのを散々やらかしてきた女である。
時にはFacebookに「失恋しました」とか報告したり。好きな人の取り巻きと全員繋がっていると理解した上で、mixiに「あの人が好きでした」と、ヘビーな恋文を投稿したことも。
手作りのチョコレートを、バレンタインに彼の実家へ郵送したこともある。もちろん彼氏なんかじゃない。一方的な片思いである。生粋のメンヘラを舐めてはいけない。
そんなことは、一度二度じゃない。実はそれっぽいことを、何十回もやらかしている。時代が違えば、「重たい女」では済まなかったかも。
えっ。その後、どうなったかって?私が重い愛を伝える度に、好きな人にはしばらく目もあわせてもらえなくなった。当時は「どうして……」と落ち込んだけど、今となっては私が好きになった男たちの判断は正解かと。
男たちよ。安心安全に暮らすためにも、重くてやばい女にだけは、何人たりとも捕まってはいけない。引っかかりそうになったら、全力で逃げるんだ。
私は誰かを好きになるたびに、全力で追いかけては玉砕し続けてきた。深海よりも、愛が重いのだ。生まれ変わるなら、いっそ深海魚になりたい。海の底なら、私の愛を受け止めてくれる深海魚の一匹や二匹いるはずだ。
そんな私が、綺麗な推しの愛し方なんて、はたしてできるだろうか。無理だ。
◇
好きになりすぎて、自分が壊れるのが怖い。ならば、「安心して好きになれそうな人たち」の中から、好きな人を探せばいいのではないか。
私の中でいう「安心して好きになれそうな人たち」とは、今後熱愛・結婚や不祥事などを起こさず、安心して好きになれそうな人のこと。
できれば結婚歴が長く、浮気や借金、喧嘩、逮捕歴といったトラブルがない人がいい。思いつく限りであげると、以下の方々が思い浮かんだ。
・木村拓哉
・福山雅治
・伊藤英明
・堤真一
木村拓哉さんは好きだけど、時折奥さんのモノマネをする「ミラクルひかるさん」が、どうしてもチラついてしまう。
そもそも木村拓哉さんに関しては、ご本人のみならず娘さんたちを見ているだけで幸せなので、なんならkokiちゃんとcocomiちゃんのインスタ見れたらそれで満足。時々彼女たちのインスタには、そっといいねを押す。娘2人が健やかに育ってくれたら、私はそれでいい。
木村拓哉さんの娘さんたちを見ていると、不思議と「親戚の子」が育った感じがする。つまり、娘さんたちの姿を拝めるのは、木村拓哉さんと擬似「従兄弟」になれる瞬間でもある。
福山さんは素敵すぎるので、時々歌を流して声を聞ければいいかな。ブラウン管越しに、遠くから見られるだけで良い。会ったらおそらく、あまりに福山さんが素敵すぎて。私が蒸発してしまう。人魚姫か。
伊藤英明さん、堤真一さんも好きだけど。会ったら多分、火傷する。もちろん彼らではなく、私が。
あくまで私の勝手なイメージだが、彼らは冗談で「今日も綺麗だね」「アイシャドウ、いいね。どこの?凄く似合っているよ」と、お世辞を言ってくれそう。それを本気にして、ガチ恋する私の姿が思い浮かぶ。間違いがあってはいけないから、遠くから静かに眺めていられたらそれでいいかな。
じゃあ、誰を好きになればいいのか。パッと思い浮かばないうちに「誰かに夢中になろう」としても、所詮いいものは書けないだろう。そして、誰のことも本気で追っかけできないはず。
そもそも、何かを無理して好きになろうとするのは苦しい。それに選ばれることを目的とすると、書くのも辛くなる。
今の私にできること。まずは、自分の「好き」という感情が生まれたら、卵を抱えるようにそっと大事にすればいいんじゃないだろうか。
そして、ゆっくり少しずつ温めていくのだ。「書こう」というタイミングが訪れるまで、焦って出す必要もない。悔しい、悲しいという感情も、そっと大事に拾って育んでいく。
自分の「好き」「悔しい」「悲しい」が大きくなって、かけがけのないものに育つまで。
【完】
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