モニターヘッドホンという“すっぴんの音”に出会った話
音をちゃんと編集したい。
そう思って、これまで使っていた Audacity から一歩進んでみることにしました。
Ableton Live というソフトに挑戦しました。
正直ちょっと不安がありました。昔、FT studioに挑戦して、最初の画面で挫折した経験があるからです。
それでも今回は、30日間の無料体験からスタート。
「音をもっと本格的にしたい」という気持ちが勝ちました。
モニターヘッドホンは“音漏れ防止”ではなかった
ど素人なものなので、モニターヘッドホンって
「音漏れを防ぐためのもの」だと思っていました。
ご近所さんに夜な夜な音が聞こえたらご迷惑だから?とか。
でも目的が違いました。
モニターヘッドホンはこういうものでした。
音を盛らない
バランスそのまま
粗もそのまま出る
つまり、
“すっぴんの音をそのまま出す”
衝撃:自分の曲が“汚く”聴こえた
Audio-Technica ATH-M50x を買って、
まずやったのは、SUNOで作ったばかりの曲を聴くことでした。
正直、ショックでした。
もこもこしている
キンキンする
ドラムとボーカルのバランスが悪い
今まで気持ちよく聴けていたのに、
“あれ?こんな音だった?” という感覚。これは聴くに堪えません!
“化粧”と“すっぴん”の違い
気づいたのはこれでした。
一般的なヘッドホンやイヤホンは、
いわば音に化粧をしてくれる。
盛ってくれます。
低音を強く
高音をきれいに
全体を心地よく
でもモニターヘッドホンは違います。
👉 すっぴんの音がそのまま出る
だから、
粗も、バランスの悪さも、全部見えてしまいます。
(かなり恥ずかしい・・・)
AI音楽との違いも見えた
興味深かったのは、
AI音楽ではない曲をモニターヘッドホンで同じように聴いたとき。
一般的なヘッドホンなどで聴いたものよりは音質が落ちます。ただし、
👉 もこもこ・キンキンが全然少ない
つまり、
今まで“なんとなく良い音”だと思っていたものと、
実際に整えられた音の差が、はっきり見えました。
Abletonでの修正が始まった
そこからやったことはシンプル。
Moisesを使ってパートごとに分ける
Abletonで書き出す
EQ(イコライザー)などで整える
音量などパートごとのバランスを調整する
リバーブなどかける
ひとつひとつ、
見えてしまった問題を直していく作業。
修正後の変化
そして修正したものを、
スピーカー
一般的なヘッドホン
で聴いてみると、はっきり分かります。
👉 全然音質が違う
ボーカルがはっきりする、キンキン音、さ行の気になる高音が気にならなくなる
引っ込んでいたドラムが前に出る
ベースがちゃんと聴こえる(もこもこしない)
今まで“なんとなく”だったものが、
意図して作った音に変わった感覚がありました。
これから
モニターヘッドホンは、
「いい音を聴くためのもの」ではなくて
**「音を正すためのもの」**だった。
また、ひとつ学びました。
高校時代に大の苦手だった物理の勉強にもなっています。
これから自分の曲をSpotifyやApple Musicに出してみたい方へ。
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