【それ捨てるの?!】食にこだわるフランス人彼氏との同棲生活 〜料理編〜
こんにちは、Mikoです。
今日は鶏の皮のお話。
私は、フランス人の彼氏と日本で同棲していた期間があった。基本食事は自炊派。お互い料理が好きなので毎日楽しみながら作っていた。
そして彼は筋トレマニア。ムキムキのマッチョではなく、いわゆる細マッチョ。食事にも気を使っている方でした。
筋トレガチ勢に愛される良質なタンパク質、それはみなさんご存知、鶏の胸肉。かなりの高頻度で鶏の胸肉は私たちの食卓に登場した。
私自身は、元々実家では鶏のもも肉ばかり食卓に上がっていたので、「鶏と言えばもも肉」という具合で生きてきた。でも彼は、「とりのもも肉は脂っこい」とあまり好きではないとの事。
「鶏の胸肉ってパサパサして美味しくないんじゃないの?」と思っていた私。でも食べてみると意外とおいしいし、同時に食費も抑えられるし、かなり優秀な食材という事を発見。「やるじゃん鶏胸肉!」という事で鶏胸肉は私たちの定番食材となった。
同棲してすぐの頃。この日、2人で夕食の鶏胸肉の準備をしていた。
同棲を始めたばかりの頃は、毎日が新鮮!一緒に料理をする時間もラブラブで楽しいひと時。
今日は彼が鶏肉係。私はサラダを作りながら、音楽に乗りながら作業する彼の様子を見ていた。
鶏胸肉のパックを開けて〜♪
私「(うんうん)」
包丁で〜♪
私「(気を付けてね~)」
皮を剥いで〜♪
私「(ふむふむ)」
ゴミ箱に〜~~♪
ポイっ♪♪♪
(一瞬時が止まる)
私「え!!!!(驚)」
一瞬目を疑った。だがそこにあったのは、無防備にゴミ箱に捨てられた一枚の鶏の皮。艶やかでプルプルした瞳がゴミ箱の底からこちらを見上げている。「私の身に何が起きたの?ここはどこ?」と言わんばかりの表情で…。もうこちらの世界には決して戻って来れない…。
そう、私は大の鶏皮好きの女。
ローストチキンは皮の部分が一番好きだし、鶏皮だけの焼き鳥も大好物。鶏皮は私にとって、言わば鶏肉料理のハイライトなのだ。
鶏皮の無い鶏料理は私に取って、「夏のない四季」「ドラマーのいないロックンロール」そして「指輪のないロードオブザリング 」。
まして、鶏のもも肉をあきらめた今、私に唯一残されていた濃厚な脂のうまみが楽しめる部分。それが無残にもゴミ箱という奈落の底に突き落とされてしまった。
彼「ん?どうかした?」
フリーズする私に彼が尋ねる。ハッ!戻って来い、私。
私「あのさ…。今、鶏の皮…捨てた……?」
彼「うん。だって気持ち悪いし脂っこいから。」
ショック。ショック過ぎる…。
だが彼に悪気は一切ない事もわかっている。彼が私がこんなに鶏皮を愛している事を知らない。むしろそれを共有していなかった私が引き起こした出来事だ。
一般的によく外国人が主張するのは、「鶏皮はパリパリでないと美味しくない。プルプルは気持ち悪い」という意見。パリパリだと食べたいのに、プルプルだと食べたくないという。
私はどんな表情の鶏皮も愛している。パリパリの時も、プルプルの時も、健やかなる時も、病める時も。いや、病める鶏皮は食べない方がいい、絶対。
私としてはむしろプルプルの方が好みで、あのジューシーなプルプルを頬張る瞬間は至福のひと時なのである。
私「…………。そ、そっか…………。(ひきつった笑顔)」
そしてもう一枚の鶏胸肉の皮を剥ごうと彼が手をかけた時、私はすかさず叫んだ。
私「それいらないなら、ちょうだい!(必死)」
彼「え、これ欲しいの?オッケー了解。」
それ以来、食卓に上がる鶏皮は全て私のものとなった。
切ってから皮を取るのは大変なので、最初に剥がし、皮だけは切らずに大きいまま調理。彼のお皿に鶏皮がお邪魔しない様にした。
毎度特大サイズの鶏皮が2枚「ブリーーン!!」と鎮座している私のお皿。鶏皮の存在感をこれでもかと言わんばかりに見せつけている。結果、大好きな鶏皮をもっと食べられる事となり、大満足の結果となった。
まとめ
オーストラリアに住んでいた時、精肉コーナーで驚いたのが、「スキンレスチキン」として皮を剥いだ鶏肉が普通に売られている事。日本だと私のような鶏皮ファンも一部いるのでそれだけパックしても売れるが、オーストラリアの場合剥いだ大量の鶏皮はどこへ行くのだろうといつも思っていました。
食文化や好みは人それぞれ。国が違うならなおさらですよね。お互いを尊重しながらがハッピーな着地点を見つける事が大切だと思いました。
最後までチキンと読んでくださり、どうもありがとうございました!
(本当にありがとうございました!)
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