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月収の9割がなくなった、あの夏

2年前の夏が忘れられません。

独立し、法人化し、ぼちぼち軌道に乗ったか、と感じ始めていた矢先、月収の9割がなくなった。当時は、企業向けのSNSコンサルが主でした。

たいへん間の悪いことに、数社の取引先から同時に契約終了を告げられ、急に進退が窮まったあの夏。僕は、自由に働くことの怖さを知りました。

3ヶ月先の収入が見えなくなって、慌てて転職活動をしたが、全くうまくいかず。日に日に焦りが募っていったことを覚えています。


その頃、ライフワークとして、友達のキャリアについて考えたり、SNSを伸ばしたり、個人のブランディングについての壁打ち相談にのっていました。

ブランディングというのは、時間がかかるもので、単発の相談ですぐに効果が出ることでもない、と思っていたし、定期的に話をしながら関わり続けたいと思っていて、半年間の契約として受けていました。

だいたい、月に数万円の売上でした。やりがいをもって取り組んでいた複業のひとつ、といった規模です。

このとき、3ヶ月先の収入も見込めなくなっていたから、新たに法人の契約を取ろうとしても、そう都合よく企業向けの営業が成功する見込みもありません。

だったら、と思い、この、個人向けのブランディングをお手伝いする仕事を、身体も空くことだし、がんばって広めようと思いました。


そうして、個人向けのSNSコンサルという「自社事業」に賭けて2年が経ち、あのキツかった夏の売上をとうとう、超えました。

諦めなくてよかったです。

僕の窮地を救ってくれたのが、2年前の夏から本格的に動き出した自社事業に申し込んでくださったお客さん達でした。

決して安くない月謝をとっていますし、しかも半年契約という縛りがあるにもかかわらず、更新をして、2年、3年と続けて使ってくださる方も増えてきました。


この出来事は、大げさでなく、九死に一生を得たようなものでした。


こうしたいきさつもあり、僕は、僕(と僕の家族)を救ってくれた、この事業に賭けています。

その後、ほどなくして、手伝ってくれる仲間も増えましたので、毎月欠かさず募集枠をオープンできる喜びがあります。


使っていただく利用者はフリーランスはもちろん、会社員の方も多いです。とくに動機として多いのが「キャリア不安」。

僕自身、会社員生活を15年やってきて、人材会社で誰かのキャリアに向き合った機会も多く、さらには「脱サラ」をし、このnoteで赤裸々に書いたように独立してからも順風満帆とはいかず、キャリア不安に関して向き合う心の準備はできています。

自分の未来を、目一杯相談できる編集者スタッフと二人三脚で、思考の棚卸しや、強みの整理を書きながら行い、しかも、コンテンツが第三者に見える形でストックされていく。事業をデザインしようとしたわけではないけど、そういう形に、自然となっていきました。


なんと、今では利用いただいた方が300名を超えました。本当にありがたいことです。いつかの自分のような人の助けになれば、という想いで仕事をつくっているし、この先もこの輪が広がって、必要とする多くの人に届けられるよう、つとめていきたいです。

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