【偉人の要約】Apple CEOティム・クックが語る、「若者にどうしても伝えたい」3つのこと
今回は、僕が感動したティム・クックによるマサチューセッツ工科大学の卒業スピーチを要約してお届けします。
このスピーチはスティーブ・ジョブズの後継者でAppleのCEOを務めるティム・クックが、2017年6月9日にマサチューセッツ工科大学の卒業式で行ったものです。
人生の目的を見つけるまでに彼が歩んだ道のり。そこから学んだ、「若者にどうしても伝えたいこと」とは一体なんだったのでしょうか?
ジョブズに認められた男のメッセージから、一緒に学んでいきましょう!
👇こんな人にオススメ👇
・ティム•クックを知らない人
・目標が見つからず焦っている人
・周りに流されたくない人
🔶1. 答えを見つけるには時間がかかる
クックはスピーチの冒頭でこう語りました。
皆さんが人生の次のステップに進む時、自分自身にこう問いかけることでしょう。「どこへ向かっているのか?」「自分の目的や、存在意義は何か?」と。正直に言うと、私は同じ質問を問いかけ続け、答えを見出すのに15年近くかかりました。 (大学を卒業してから)
高校生の時には、「大きくなったら何になりたいか」を答えることができれば、人生の目的を見つけることができると思っていました。でもそれは間違いでした。大学は、「何を専攻するか」が明確になっていれば見つけられると思ったのですが、それも違いました。良い仕事に就くのでも、昇進すればいいわけでもありませんでした。私は人生の目的の答えは、次の曲がり角の先にあるんだと自分に言い聞かせていました。
「成功者は若い時から情熱を持って、成功の道を歩んでいる」と我々は思いがちです。しかし、クックはそうではありませんでした。
クックは最初から何をすべきか知っていたわけではなかったのです。私たちと同じように悩み、もがき苦しんでいました。なんだか親近感が湧きますね。
私たちは待つのが苦手です。
ChatGPTに質問すれば、即座に答えが返ってきます。iPhoneがすぐに画面遷移しないとイライラします。私たちは、自分の答えがすぐ見つかることに慣れすぎています。
ドリー・クラーク氏は著書ロング・ゲームの中でこう述べています。
一夜にして成功するには10年が必要だ。
人生の目的や、やりたい仕事、成し遂げたい目標は、そんなすぐに見つかるものではありません。
本当に生きたい人生を歩むためには、長期的な目線を持ち、ロングゲームをプレイするという腹づもりが必要です。
だからこそ、「今」将来のことが決まっていなくても焦らずに探し続ければいいのではないでしょうか。
🔶2. 人の役に立つこと
クックがApple社に入ったころ、ジョブズは「Think Defferent」というスローガンを掲げ、世界を変えることができると本気で信じていました。
クックは当時をこう振り返ります。
私は、それほどの情熱を持った人に今まで会ったことがありませんでした。また、ここまで明確に『人類に貢献する』ことを目指している会社にも出会ったことがありませんでした。その瞬間、私の15年の答え探しの旅は終わりを告げました。答えはとてもシンプルでした。それは『人類に貢献する』ことだったのです。
つまり、クックの探し求めていた人生の目的は『人の役に立つこと』でした。
「なんだ、そんなことか。」と思いましたか?
「人の役に立つ」ことは、当たり前すぎて忘れられがちです。
「もっと成長したい」
「スキルを身に付けたい」
「よい条件で働きたい」
という気持ちはよく分かります。
しかし、これらは全て会社から与えられるものです。会社とは学校のように何かしてもらう場所ではありません。
「自分が価値を提供して役に立ち、売り上げを作るんだ」というマインドを忘れてはならないのです。
🔶3. バカにするやつは放っておけ
スピーチの終盤、クックはマサチューセッツの卒業生たちに向けてこう呼びかけました。
社会には、あなたのことを馬鹿にする人がたくさんいるでしょう。(中略)
雑音に惑わされてはいけません。つまらないことに足を踏み入れないようにしてください。嫌な人には耳を貸さなくていいのです。
そして、お願いですから、そういう人にはならないでください。人に好かれるかではなく、人の役に立つことを軸に自分を評価してください。他人の目を気にするのをやめた時、人生はより意義のあるものになるでしょう。きっと自分なりの人生の目的を見つける時がくるはずです。
クックはデューク大学でMBA(経営学修士号) を取得し、IBMで12年間勤務。その後転職し、世界最大のコンピューター会社コンパックで働きました。
実は、Appleへの転職当時、同社は収益が低迷。純損失が 1億ドル(現在の日本円で約144億5000万)に達し、まさに破産寸前でした。
そんな時期にコンパックを辞めてAppleへ転職したクックは、「お前はなんてバカなんだ!」と周りに言われたそうです。
実際、クックがCEOに指名されたとき、市場専門家は売り上げを劇的に伸ばすことは難しいと予想していました。
しかし、クックがCEOになってから、Appleは次のように変貌したのです。
・時価総額1兆ドル(約108兆円)規模へ成長
・収益がジョブズの時より3倍⤴︎
・Appleコンピュータの収益が70%⤴︎
自分にやりたいことができた時、必ずこう言う人が一定数います。
「やめておけ、できるわけない。」
「バカじゃないのか。」
しかし、クックが言うように、このようなドリームキラーの話に耳を傾けてはいけません。
今を変えなければ、将来は変わりません。
あなたの人生はあなたのものです。
自分の内なる声に従って生きていきましょう!
🔶まとめ
Apple=ジョブズのイメージですが、Appleの成長を支えた生産の仕組みを設計したのはクックです。ジョブズが亡くなる数年前からCEOの職務を遂行してきたのもクック。
ジョブズが最高のイノベーターであれば、クックは最高の経営者だったのです。
✅答えを見つけるには時間がかかる
✅人の役に立つ
✅バカにするやつは放っておけ
働き方や学び方、人間関係など、あらゆる面で変化が起こっており、未来が不透明な現代。
そんな時だからこそ、あなたの灯台となる長期的な指針が必要です。
最高の経営者クックの教えは、キャリアに悩む現代の若者に光を与えることでしょう。
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お読みいただき、ありがとうございました!
