「先生、受かりました」英検未受験の生徒12人が3ヶ月で全員合格した話
台湾在住・2児の母🍊元高校英語教員8年・TESOL保持
育児の隙間で英語と台湾華語を学び直しています🗣️
前回の記事で少し触れましたが
私は教員時代に英検対策講座を開いたことがあります。
教員として嬉しかった瞬間の1つは
生徒が合格報告をしてくれたときでした。
「先生、受かりました!」
「一発合格できると思ってなかった!」
その一言のために
授業の準備をしていたと言っても
過言ではないくらいです。
今回はその講座で
実際に何をやったのかを
詳しく書いていきます。
英検対策講座を開くことになった経緯
私が勤めていたのは私立高校でした。
ある時、オンラインで英検対策講座を
開くことになりました。
ちょうどその頃、大学入試でも
英語外部利用入試がメジャーになってきた時期で
英検やTOEICのスコアを
大学受験に活用する生徒が増えていました。
集まった生徒は合計12人。
英検を受けたことがなく
英語に苦手意識をもつ生徒ばかりでした。
3ヶ月間でやったこと
参加する生徒は全員初めまして。
私がどんな先生かも知らず、
どんな授業をしてくれるのか、
ドキドキそわそわしていたと思います。
まず最初にやったのは
生徒の英語力を把握するアクティビティでした。
内容はシンプルで英単語や英文を
ゲーム方式で書いてもらうだけ。
私はこのアクティビティを対面授業でも
オンライン授業でも初回に必ず行います。
理由は
・英語への苦手意識を減らす
・どこで躓いていて英語ができないのか理解させる
(単語力不足、文法力不足など生徒自身に気づかせる)
・この授業に参加する生徒の英語力を私自身が知るため
この3点です。
初回の授業でがっつり読解だの文法だの取り組んでも
英語や勉強することに対して苦手意識がある生徒は
その時点で意欲をなくし、おいてけぼりになります。
それを避けるために
「この先生、なんか変わってるなー。面白いかも。」
と思ってもらえるよう、このアクティビティを全力でやります(笑)
そしてGoogleフォームを使って
この講座を通じて何を伸ばしたいかを
一人ひとりにヒアリングしました。
英検合格はもちろんですが
英語4技能のどの力を伸ばしたいか。
リーディングが苦手なのか
スピーキングに自信がないのか
ライティングをもっと鍛えたいのか。
このヒアリングは1か月に1回行い
常にフレッシュなニーズを仕入れ
それに答えながら、過去問を中心に授業を展開しました。
開講したのは英検3~2級の授業。
各級週1回50分の授業です。
ライティングの授業では
授業終了後に生徒に提出してもらい
添削して返却することも続けました。
完璧な授業ではなかったかもしれません。
でも一人ひとりの「伸ばしたい部分」に
向き合い続けた3ヶ月でした。
生徒たちの変化と合格発表
3ヶ月後、生徒たちは英検を受験し
そして12人全員が一発合格しました。
各級それぞれレベルは違っても
全員が結果を出してくれました。
一番嬉しかったのは
合格発表の後に生徒から
「次の級に向けて、個別指導ってお願いできますか?」
と依頼が来たことでした。
「私の授業がニーズに合っていた」
そう実感できた瞬間でした。
さらに後日
その生徒が英検の実績を持って
大学入試に挑戦したという報告を受けました。
3ヶ月の講座が
その生徒の人生の一部に
繋がったんだと思うと
今でも嬉しくなります。
この経験から気づいたこと
英語が苦手でも、学習習慣がなくても
もちろん私の見ていないところで
生徒たちが努力していたことも含めてですが
結果はついてくる、ということです。
授業をするうえで大切にしたことは2つだけです。
✅ 一人ひとりのニーズを把握すること
✅ 小さな達成感を積み重ねること
完璧な計画より
その人に合った方法で
続けられる量をやること。
これは英検対策だけじゃなく
すべての語学学習に言えることだと思っています。
まとめ
教員として気づいたことがあります。
学習が続かない人に共通しているのは
意志が弱いことじゃない。
自分に合った方法に
まだ出会えていないだけです。
育児中のママも
学習に躓いている方も
同じだと思っています。
あなたに合った方法を
一緒に見つけていきたい。
それが今の私の一番の思いです🍊
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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