【日記】9年前、お腹の中の君と観たあの映画
息子と映画『君の名は。』を観た。
息子は現在小学3年生。学校には行っておらず、週3回ほど居場所に通っている。
居場所がない日は暇を持て余しており、「暇だ暇だ何すればいい」攻撃に私の舌打ちが止まらない。
なので、最近は映画を一緒に観ることにしている。
映画は、名作や私が過去に観て面白いと思ったもの、話題になった作品などから一緒に選んでいる。
今日は、『君の名は。』を選んだ。
9年前に社会現象となったこの作品には特別な思い入れがある。
息子がまだお腹の中にいた頃、夫と映画館で観たのだ。
♪前前前世♪の曲がかかった時に、お腹の中でドンドン蹴ってきたことをよく覚えている。
その息子は今、私の横で相棒のくまのぬいぐるみを抱きながらこの映画を観ている。
なんだかものすごく──愛おしい気持ちになった。
無事に生まれてきてくれてありがとう。
息子は、「ここ綺麗だね。本物みたい」と言う。
新海誠監督が描く日常の風景の美しさは、息子の目にどのように映っているのだろう。
きっと、言葉には表現できないものを全身で吸収している気がする。
久しぶりに観たけど、やっぱり素晴らしい作品だった。
作品だけではなく、息子との思い出もセットだ。
例えば10年後、またこの作品を観ることがあったなら、その時は、横にはもう息子は座っていないだろう。
そして私は、今こうして学校に行っていない息子と一緒に過ごした日々をきっと愛おしく思い出すんだろうな。
