このせかいは、美しい
なんども うらぎられて
なんども なくして
それでも いま ここにいる
それは ただのあきらめでも
つよさでも なくて
このせかいが
あまりにも うつくしかったから
そう おもえたことだけが
わたしを のこした
ー御影 柩ー
『黙読の回廊──虚空の詩美術館』第60篇より
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