こたえのない場所で
こたえのない 場所で
わたしは また
声を 落とした
すこしだけ
風がふれたような
だれかの気配に
かすかに ゆれる
届かないことを
知っていて
それでも 呼んでしまった
ー御影 柩ー
『黙読の回廊──虚空の詩美術館』第62篇より
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