部下の褒めるところが見つからない!が解決する方法
組織の中で良好なコミュニケーションが交わされていることは経営において大切なことです。そして、良好なコミュニケーションのためには人を褒めることが大事である、ということは誰もが賛同することではないでしょうか。
しかし実態は、部下に対して
「褒めたくても褒めるところが見つからない。」
「『ありがとう』というほどがんばって働いていないと思う。」
「感謝してるけど、もう一歩なんだよな・・・。」
と感じられている方が多いのではないでしょうか。
では、「人を褒める」ことで生まれる良好なコミュニケーションは部下ががんばって働くようになるまで待たないといけないのでしょうか。それはいつ訪れるのでしょうか。
と考えると、「うちの会社ではムリだな」と早々に烙印を押す方もいるかもしれません。
でも実はそうではないんです。どんな組織であっても必ず「人を褒める」ことで良好なコミュニケーションのある環境を築くことはできるんです。
ではなぜそれができていないのでしょうか。
一つの要因として、「組織と仕事の関係」に関する理解が間違っている可能性があります。
今回このようなお話をさせていただくのは、私が研修や部下に困っているクライアントと向き合ったとき、よく話題に挙がるからなんです。自然と出てくることなので、私自身の中でも自然と大事に思っている部分なんだと思います。しかも私自身がメーカー時代に実践し、結果を残せたので効果はお墨付きです!
組織は階層構造になっています。自分自身の上には上司がいて、下には部下がいるという構造です。この上司-自分-部下の構造と仕事の関係が理解できれば、簡単に心から「人を褒める」ことができるようになります。
まず、自分と部下が抱えている仕事についてですが、これはもともと上司からあなた自身に与えられたものです。
例えば、
上司:「来月末までに、製品Aを1,000個作って、B社に納品してくれ」
と頼まれたとします。
これをあなた一人でやろうとすると
「製品Aを1,000個を来月末までになんてムリだよ!」
となります。
一人ではムリなので、一緒に作ってくれる仲間を募ります。
「CさんとDさんとEさんは製作に取り掛かって!Fさんは納品のためのトラックの準備と搬送をお願い!Gさんは私と一緒に部品を段取りしてラインに供給しよう!」
という具合に。これが組織です。
上司がいて、あなたがいて、あなたが上司から任された仕事をフォローしてくれるCさん、Dさん、Eさん、Fさん、Gさんが部下です。
協力してくれた部下はそれぞれ能力の違いや差があると思います。おそらく、CさんやDさん、Eさんは手先が器用だから製作を任されたのでしょう。Fさんは機械操作が上手いので、トラックやフォークリフトの運転を任されたのでしょう。Gさんはあなた自身と同じ感覚で手際良く仕事をこなしてくれるから一緒に部品段取をやることにしたのでしょう。可能な限りそれぞれの特性に合わせた配置を考えていると思います。
特性の読み違えや期待値からの外れがあったりして、あなたの見込みと異なる結果になるかもしれません。しかし、そもそもはあなた一人でやらなきゃいけない仕事だったのです。
「部下は部下で与えられた仕事をきちんとこなしていくのが役割だ!」
そう思われる方もいるでしょう。間違ってはいません。ただし、前提として、あなたの仕事を手伝ってくれてるのです。そのために毎朝決められた時間にきちんと出社し、決められた時間までちゃんと働いてくれています。
「感謝するレベルが低い!」
そう思われる方もいるかもしれませんが、コミュニケーションのスタートはそこからだと思います。
「毎日元気に出社してきてくれてありがとう!」
こんな風に言えると、自分自身も気持ちよく仕事のスタートを切れると思いますよ。是非とも!!
今日の投稿はいかがでしたでしょうか?
前回の投稿からだいぶ経ってしまったので、もう少しがんばってお役立ち情報をアップしていきたいと思います。
コメントやスキをいただけると励みになります!!
他に書いてほしいテーマなどありましたらお気軽にお知らせください。
