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女性らしさとか、男性らしさとか。

三宅香帆さんの
『好きを言語化する技術』にならって、
久々に好きなものに触れた勢いで
自分が魅力的に感じるものについて語りたい。
ただ語りたい。
以外、自己満足である。

子どもの頃から、中性的な人が好きだった。
恋愛対象は男性だし、性自認も女性だけど
魅力的に感じるのは
中性的な要素を持った人だった。

颯爽と歩くカッコいい女性とか
しなやかな動きが似合う綺麗な男性とか

外見と生き様の、
いい意味でのギャップ。

「私、サバサバしてるから」とか
「ボク、可愛いでしょ?」とか
自分から提示されるような
取り繕われたギャップじゃなくて

本人は意識していないのに
内面から溢れて止まらない色気のギャップ。


女性の中にある漢気とか、
男性の中に垣間見える女性らしさとか、
1人の人間の中に共存する2つの性質。
私はそれがなんとも魅力的に感じる。



だから、子どもの頃から
憧れていたのは天海祐希さんだし、

10代の頃から大好きなアーティストは
JanneDaArcの元ボーカルで
AcidBlackCherryのyasuだ。
(知らない人はぜひ聴いてほしい…!)



歌詞が過激なので
そちらに意識が持っていかれがちで、
好きだと言うとよく意外がられたけど

彼の音楽の魅力の本質は、
歌詞の過激さの奥にあるメロディの美しさ、
バンドとして一人一人が主役級のカッコ良さ、
小説を読んでいるかのようなストーリー性、
プライドを持って創り出す
彼らの音楽に対する姿勢や表現力、
人間性そのものだ。


特に、LIVEで歌う彼は
本当に官能的で魅力的なのである。


クリスタルボイスと言われた美しい
女性らしさを感じさせる高音と、
太く男の色気を感じさせる低音。

この美声で歌う女性目線の歌詞は
他の人には絶対に出せない
フェロモンを醸し出す。
(これは持論だけど、エロさやフェロモンは
ただ露出すれば出るというものじゃなく、
むしろ「隠しても溢れる」ものが
本物のそれだと思っている。)


彼は歌声だけでなく、仕草、表情、感性
すべてにおいて、1人の中に
男性らしさと女性らしさを兼ね備えている。


男性であり、女性である。

また、

男性でもなく、女性でもない。


彼だけが持つ固有の色気。

多分、彼自身にも
その色気の出どころはわかっていない。

テクニックやコツじゃなく、
内面から溢れ出ているもの。


10代、20代の頃は
ただ好きというだけで追いかけ回していた。
30代になって
あらためて彼の歌に触れ、
あらためてその魅力を言葉にしてみた。

「あぁ、やっぱりこの人はすごい」



この言葉を因数分解して
魅力について語った結果、
最終的に同じ言葉に戻ってきてしまった。



ただ好きなことについて、ただ語る。
こんな楽しいことを、
ここ何年も忘れていた。


そして気が付いた。
私が好きになった当時の彼と
自分が同い年になっていたという現実に…

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