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「整腸」を超えるメガトレンド!日常に溶け込む「食物繊維」が消費の主役へ

検索データによれば、現在「食物繊維」はタンパク質に次いで2番目に関心が高い栄養カテゴリーとなっている(図表①)。この大きな需要を牽引しているのが、全世代の中で最も関心が高く、2022年比でも検索割合が増加している70代以上のシニア層だ(図表②)。加齢に伴う健康課題を日々の食事改善で本質的に解決しようとする、彼らの高い当事者意識が数字を押し上げている。

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かつて食物繊維は「整腸作用(便秘解消)」という特定の悩みに対応する成分というイメージが強かった。しかし現在、その役割は、食後の血糖値上昇抑制やコレステロール管理といった、生活習慣病に対する「日々の防衛策」へとアップデートしている。

 また、「一度に多くを食べられない」といった加齢に伴う食生活や食事量の変化も関心を後押ししている。単に量を取るのではなく、日常の食事で効率的に栄養を補う「質」を重視する中で、食物繊維は一時的な対策ではなく、毎日の健康を支える「食事の土台」として不可欠な存在となった。

 このように、主食やおやつ、さらには飲料やスープなど、日常のあらゆる食シーンに食物繊維を無理なく取り入れ、摂取量を最大化させていく考え方は、今後さらに世代を超えて拡大するだろう。現在、欧米でも「食物繊維の最大化」を指す「ファイバーマキシング」という概念が注目されており、日本市場においても、生活のあらゆる場面で実践できる新たなトレンドとして定着していく可能性が高い。