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頑張りすぎる女性には、疲れ方のクセがあります

夜、ようやく一日が終わる。

ソファに座ってやっと一息ついたはずなのに、頭の中では明日の予定を考えてる。

「あれ、返事したかな」
「明日の朝は早かった」
「買い物もしなきゃ」

体は座っているのに、気持ちはまだ動き続けてる。

そんな夜が続いていませんか?

仕事では任されたことをきちんとこなす。
家では家族のことを優先する。
頼まれたら、できるだけ断らない。

それが当たり前になっていると、自分では頑張っているつもりがなくなってきます。

だから疲れていても、「まだ大丈夫」と、自然に口にしてしまう。

でも、その「大丈夫」は、本当に体が言っている言葉でしょうか。

頑張っている人ほど、自分では気づきにくい

40代女性、玄関でバッグを下ろしたまま立ち止まる後ろ姿

「頑張りすぎてますね」そう伝えると、「そんなことないです。」と返ってくる方は少なくありません。

毎日動いていることが普通になってる。
気を遣うことも普通。
考え続けることも普通。

だから、自分がどれだけ力を入れ続けているのかがわからなくなってしまうんです。

感情翻訳をすると、「まだ大丈夫」じゃなく、「止まり方を忘れてしまった」なのかもしれません。

「疲れてません」じゃなく、「疲れを感じる余裕がなくなっている」なのかもしれません。

そんな状態になっていることがあります。

疲れ方には、それぞれクセがある

施術をしていて感じるのは、同じ「疲れた」という言葉でも、その中身は一人ひとり違うということ。

人前では平気そうに見える人でも、首や肩に触れると強い緊張が続いてることがよくあります。

反対に、笑顔で話していても、呼吸が浅くなってる人もいます。

だから私は、疲れやすい人じゃなく、「疲れ方にクセがある人」という見方をするようになりました。

以前、「最近はそんなに疲れていないんです」と話していた方がいらっしゃいました。

でも施術が終わる頃、その方は「思っていたより力が入っていたんですね」と、少し驚いたように笑っていました。

自分では気づいてなくても、体はちゃんと教えてくれることがあります。

同じ首の張りでも、ずっと気を張ってきた人と、考え続けてきた人では、体の反応が少し違います。

だから、「みんなに同じ整え方」が合うとは思ってません。

まずは、自分がどんなふうに疲れやすいのかを知ること。

そこから整え方も変わってくるんだと思います。


5つのタイプは、性格じゃなく体の反応

木製テーブルに5枚の付箋を並べ、ノートと眼鏡を置いた俯瞰写真

私が多くの方と接する中で感じてきたのは、頑張りすぎる女性には、大きく分けて5つの疲れ方があるということです。

1つ目は、【緊張維持タイプ】

ソファに座っても、肩だけはずっと上がったまま。
休んでいても、どこか体が構えています。

2つ目は、【思考暴走タイプ】

布団に入ると、今日より明日のことを考え始める。
考えることを止めたくても止まらない。

3つ目は、【気遣い消耗タイプ】

「私はあとでいいよ」が口癖。
周りが優先で、自分のことはいつも最後になります。

4つ目は、【感情飲み込みタイプ】

「大丈夫」と言ったあと、一人になるとため息が出る。
本当の気持ちを自分の中へしまい込みます。

そして5つ目は、【ONスイッチ切れないタイプ】

休日でも、何かしていないと落ち着かない。
体は止まってても、気持ちは働いたままです。

もちろん、人は一つのタイプだけではありません。

いくつか重なっていることもよくあります。

タイプは性格ではなく、体の反応

ここで大切なのは、これらは性格診断じゃないということです。

「私は神経質だから」
「昔からこういう性格だから」

そう決めつける必要はありません。

夜遅く帰ってきても、洗濯物をたたむ。
家族が寝てからようやく一人になる。

そんな毎日を繰り返しているうちに、体が覚えてきた反応なのかもしれません。

だから、自分を変えようと頑張る必要はありません。

まずは、「私はこういう疲れ方をしやすいんだな」と気づくだけで十分です。

気づくことは、小さなことのようでいて、自分を後回しにしてきた時間を、少しだけ取り戻すきっかけになります。

そして私は、頑張りすぎる人ほど、「休む」ことより先に、自分の疲れ方を知ることが大切だと感じています。

ちなみに私は、【思考暴走タイプ】でした。

あなたは、どのタイプが一番近かったですか?


私も自分の疲れ方に気づいてませんでした

実は、この「疲れ方のクセ」は、私自身も長い間わかってませんでした。

毎日施術をして、お客様と向き合う。

仕事は好きだし、「頑張っている」という感覚もありませんでした。

だから体が重くても、「気のせいかな」「疲れてるだけだろう」そう思って、そのまま仕事を続けてました。

でもある日、お客様との会話で、次に話そうとしていた言葉がすぐに出てこなくなったんです。

「あれ?」

自分でも驚いたのを覚えてます。

その頃は、お客様の前ではいつも通りに笑っていても、裏では強い疲労感を抱えたまま動いてました。

「施術者なのに体調管理ができていない。」

そんなふうに自分を責めていました。

「まだ頑張れる。」

その気持ちだけで動き続けていたんだと思います。

でも今振り返ると、足りなかったのは気合いじゃありませんでした。

自分がどんなふうに疲れているのかを、知らなかっただけだったんです。

頑張りすぎる人ほど、「休む」より先に気を抜く練習が必要

施術が終わると、「久しぶりに力が抜けました。」と話される方がいます。

その言葉を聞くたびに、「休めなかったんだな」と感じます。

頑張りすぎる人ほど、「休み方」がわからないんです。

休日でも仕事のことを考えてる。
ソファで横になってても、家族のことが気になる。
眠る前には、明日の予定を頭の中で確認してる。

体は止まっているのに、心だけがずっと動いてる。

そんな状態では、「休もう」と思っても、すぐには切り替わりません。

だから私は、頑張りすぎる人ほど、「休む」より先に「気を抜く練習」が必要だと思ってます。

肩に力が入っていることに気づく。
呼吸が浅くなっていることに気づく。
奥歯を噛みしめていたことに気づく。

まずは、その小さな気づきだけで十分です。

香りもタイプによって心地よさが変わる

ラベンダー、ベルガモット、オレンジの精油瓶を木製トレイに並べ、白いリネンとマグカップ、やわらかい自然光

そんな時に、やさしいきっかけになるのが香りです。

香りは、「頑張って整えよう」としなくても、自然に暮らしへ取り入れられます。

私自身も、家に帰ってラベンダーの香りを感じると、「今日が終わった」と気持ちが切り替わる日があります。

香りは、「頑張って整えよう」としなくても、自然と一息つくきっかけを作ってくれます。

例えば、緊張しやすい人はラベンダー、考え続けてしまう人はベルガモットが心地よいと感じることがあります。

香りにも「自分に合う」があるから。

大切なのは、自分が心地いいと感じること。

好きな香りをひとつ、そばに置く。

それだけでも、「今は少し力を抜いてもいい時間なんだ」と体が感じやすくなったりします。

自分に合う整え方は、人それぞれ

疲れ方が違えば、整え方も違います。

誰かに合った方法が、自分にも合うとは限りません。

だから私は、「これが正解です」とはあまり言いません。

それよりも、「あなたは、どんな時に疲れやすいですか?」と聞くようにしています。

その答えの中に、その人だけの整え方のヒントがあるからです。

自分のクセを知る。
疲れ方を知る。
気持ちが張りやすい場面を知る。

そこから少しずつ、自分に合う方法を見つけていく。

その積み重ねが、静かな回復につながっていくんだと思います。

気づくことが、自分を大切にする第一歩

「まだ大丈夫。」

その言葉が口ぐせになっていた人ほど、本当はたくさん頑張ってきたのかもしれません。

「まだ大丈夫。」

その言葉の奥にある本当の気持ちに気づけた時、体も少しずつ力を抜き始めるのかもしれません。

だから、もしこの記事を読みながら、「私は思考暴走タイプかもしれない。」「気遣い消耗タイプに近いかも。」そんなふうに思えたなら、それだけで十分です。

自分の疲れ方を知ることは、自分を責めるためじゃありません。

「私はこういう時に力が入りやすいんだな。」
「こういう場面で疲れやすいんだな。」

そうやって自分を少しずつ知っていくことが、これからの整え方につながっていくと私は思っています。

今日すぐ何かを変えなくても大丈夫。

今日一日を振り返って、「今、肩に力が入っているな」と気づけたら、それだけでも十分。

その小さな気づきが、自分を後回しにしない毎日への、最初の一歩になるかもしれません。


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