『BUTTER』を読んでエシレのバターケーキを買いに行った話|整理券・待ち時間レポ
今売れに売れている本、『BUTTER』を読んでバターケーキという存在を知ってしまったため、エシレで買ってきました。丸の内店では1日限定15〜18台とのことだったので、購入したい人の参考にもなれば幸いです。

朝8:53
訪問したのは2026/6/24(水)。すでに店の前に2人並んでいた。そのまま並べば良いものの、熱中症や尿意が心配になり、施設の下の階のコンビニに行きポカリとみかんもちを購入。朝の通勤時間と被っており、コンビニは混雑していた。
朝9:00
戻ると9:00ぴったりに4人並んでいた。並び方的に、最初の2人しか屋根の下には立てない。今の時期が気温的に外に並ぶギリギリだと思う。次の日から台風が2つ来る予報だった。
朝9:10
私の後ろに1人並ぶ。最初から目的がありそうではなく、ただ人気そうだからふらっと並んでみたような感じの人だった。朝の丸の内でふらっと散歩する人は何者なんだよ。
朝9:30
券の配布。この日は18台の配布だった。前から順番に希望者はバターケーキの札をもらえる。後ろの人はやはりバターケーキを買わないらしい。
朝9:45
予定の18台が終わっていそうな程の列になっていた。
朝10:00
開店。流石に人気店はオペレーションがしっかりしている。希望の商品を整列順に聞いていき、1台のレジにも関わらず次々と客が捌かれていった。私が5番目の客で10:07分打刻のレシートをもらっているので1人1分ちょい。保冷剤の有無も聞きながらの商品の詰め込みなので驚異的な速さだ。外国人対応も手慣れていた。
ドキドキの購入金額

13,294円。たけえ。
バカみたいな値段だった。作中の梶井の贅沢な暮らしを想像した。そういえば並んでいた人も裕福そうだったり、このために遠くから来たような大荷物の人だった。
想定外に美味かったもの
クロワッサンとフィナンシェが美味しすぎる。フィナンシェとマドレーヌを買ったが、フィナンシェは出来立てで食べてマドレーヌは冷えてから食べた。フィナンシェの方が気に入ったのは出来立てのサクふわが私の好みだったからだと思う。クロワッサンはチョコを挟んだパンオショコラと迷ったが、クロワッサンにして正解だった。パイ生地にジュワジュワのバターが染み込んでいて、食べるというより飲んでいると言った方が近いと感じた。本来は新鮮なものや柔らかいものに対して「飲める」と表現するのは俗っぽくて嫌いだが、それ以外の表現ができなかった。
いざ、バターケーキ

思ったよりもあっさりとしていた。透明な口当たりは透明感すら感じた。ただ胃に入ったらずっしりと脂を感じた。スポンジは洋酒の味がして全体的にシンプルで大人の味だった。TWGのFrench Earl Greyを合わせたがとてもよく合う。バターケーキのシンプルさを華やかにしつつ後味をスッキリさせてくれる。ただ値段と味を考えると、これが出てくるシチュエーションが浮かばない。だからこそ豊かさを感じるのかもしれない。当分食べれることはなさそうだが、歳をとったら食べれなくなりそう。
バター醤油ご飯

バター醤油ご飯もやってみたかったので一番小さい有塩バターを購入してみた。森永のムーンライトほどの大きさで600円ほど。びっくりする値段。こっちはバターケーキとは違い脳みそに直結するような衝撃だった。私には重たすぎたししょっぱすぎた。醤油の塩分があるのでバターは無塩が良かったのだろうか。バター醤油ご飯自体は初めてではなかった。実家で食べていたことがあるが、あの時はよつ葉のバターだ。それが無塩だったか有塩だったかは覚えていないが、好きでこっそり食べていた記憶がある。実家で食べていた頃は主人公のように「螺旋階段を降りていくような〜」という詩的な感想は浮かばなかった。ただ、触ると少しひんやりとするベルベットの布地や、静かな洋館にあるふかふかな絨毯みたいだったなと思う。梶井の重たくて冷たいお腹の脂肪を想像した。
