【助産師国家試験】前日にやること・当日の持ち物・メンタルの整え方を現役助産師が解説
国家試験が近づくと
「やったはずなのに忘れている気がする…」
「本番で頭が真っ白になったらどうしよう…」
「もし落ちて、内定が取り消されたら…」
そんな不安や焦りで落ち着かない日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
過酷な分娩介助実習、終わらないレポート、そして毎日の国試対策…
助産学生として駆け抜けた日々は、決して楽なものではなかったはずです。まずは、ここまで本気で頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげてください。
直前の今、一番大切なのは新しい知識を詰め込むことではありません。これまで積み重ねてきた力を、本番で100%発揮できる状態に整えることです。
この記事では、同じ道を乗り越えた現役助産師の視点から、以下の3つのポイントを解説します。
【前日の過ごし方】 緊張を味方につけ、脳をベストな状態にする方法
【当日の持ち物】 当日慌てないためのマストアイテム&神グッズ
【メンタルの整え方】 不安を自信に変えるマインドセット
前日と当日の過ごし方ひとつで、本番のコンディションは劇的に変わります。
大丈夫、あなたは一人じゃありません。
最後まで自分らしく力を発揮できるよう、最後の準備を一緒に整えていきましょう!
国家試験前日にやること5選
① 持ち物は前日の夜までに準備する
試験当日の朝から、「受験票がない!」「時計を忘れた!」と慌てるだけで、試験前から余計なエネルギーを使ってしまいます。
前日の夜までにバッグへ入れ、朝は最終確認だけで出発できる状態にしておきましょう。
必須の持ち物
□ 受験票
□ HBまたはBの鉛筆(5本以上)
□ プラスチック消しゴム(2〜3個)
□ 黒のボールペン
□ 鉛筆削り
□ 時計(試験要項で使用可能なものを確認)
□ 昼食・飲み物
□ 財布(現金・交通系ICカードの残高も確認)
□ スマートフォン
あると安心なもの
□ マスク(予備も)
□ ハンカチ・ティッシュ
□ 防寒着(脱ぎ着しやすい羽織りもの)
□ カイロ
□ チョコレートなどの糖分補給
□ モバイルバッテリー
□ まとめノート
□ ヘアゴム・ヘアピン
② 新しい勉強はしない
前日に難しい問題へ挑戦すると、「まだ分からないことがある…」と不安になるだけで終わってしまうことがあります。
私なら、新しい問題集は開きません。
見返すのは、
・自分でまとめたノート
・暗記カード
・必修レベルの基礎知識
・最新の人口動態統計・母子保健統計
に絞ります。
「ここまで勉強してきた。」そう思える時間にしてほしいからです。
③ 最新の統計データだけ確認する
助産師国家試験では、人口動態統計や母子保健統計が出題されています。
最後に確認するなら、この数字がおすすめです。
令和7年(2025年)人口動態統計
出生数:671,236人
合計特殊出生率:1.14
※受験年度の最新統計を確認してください。
数字をすべて覚えようとする必要はありません。頻出項目だけ確認しておけば十分です。
④ 当日の動きをシミュレーションする
試験当日に焦らないためには、前日の準備が大切です。
・会場までのルート
・電車の時刻
・代替ルート
・到着予定時刻
ここまで確認しておけば安心です。私は、試験開始の1時間以上前には会場へ到着する計画をおすすめします。
余裕があるだけで、気持ちも落ち着きます。
⑤ 体調管理も試験対策
前日の頑張りすぎは、本番のパフォーマンスを下げてしまいます。
おすすめは、
・消化の良い夕食
・夜更かしをしない
・カフェインは夕方以降控える
・7時間以上の睡眠
です。「眠れなかったらどうしよう」と不安になる方もいるかもしれません。でも、無理に眠ろうとしなくても大丈夫。
横になって目を閉じて体を休めるだけでも、疲労回復につながります。
そして、前日の夜はSNSを見るのを少しお休みしてみてください。
周りと比べる時間よりも、自分の心と体を整える時間を大切にしてほしいと思います。
不安な気持ちは自然なこと
「落ちたらどうしよう。」
「就職先が決まっているのに、もし不合格だったら…」
「見たことのない問題ばかりだったら?」
国家試験が近づくにつれて、不安な気持ちになるのは、とても自然なことです。
だからといって、「不安になってはいけない」と思う必要はありません。
大切なのは、不安に振り回されないことです。
もし試験中に分からない問題があっても、その1問で合否が決まるわけではありません。分からない問題があれば印を付けて、まずは次へ進みましょう。最後に時間があれば戻って考えれば大丈夫です。
まずは、解ける問題を確実に取ること。
分からない問題に時間を使いすぎるより、確実に解ける問題を丁寧に積み重ねることが合格への近道です。
国家試験は、あなたを落とすための試験ではありません。
助産師として働くために必要な知識を確認する、大切な試験です。
平常心で、自分の力を発揮してきてください。
最後に
最後に、一つだけ伝えたいことがあります。
国家試験が近づくと、「もっと勉強しなきゃ」「まだ足りないかも」と焦る気持ちになるかもしれません。
でも、その不安は、助産師になりたいという思いがあるからこそ生まれるものです。
ここまで積み重ねてきた実習や勉強は、決して簡単なものではありませんでした。
だからこそ、本番では新しいことを詰め込むのではなく、これまで積み重ねてきた自分の力を信じて、一問一問を丁寧に解いてきてください。
春から助産師として新しい一歩を踏み出す皆さんを、心から応援しています。
