出産直後の関わりが、母乳育児のスタートを大きく左右する
母乳育児支援というと、授乳がうまくいかないときの相談を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は、もっと大切なのは最初のスタートです。
出産直後のskin to skin、早期接触、授乳開始のタイミング、母子同室、赤ちゃんのサインをどう見るか。
こうした初期支援は、その後の母乳育児の流れに大きく影響します。
WHOは、出生後できるだけ早く、1時間以内の授乳開始を推奨しています。また、BFHIのTen Stepsでは、早期のskin-to-skin contact、母児同室、赤ちゃんの欲求に応じた授乳などが、支援の核として示されています。
一方で現場では、帝王切開後、母子分離、疲労、赤ちゃんの眠りの深さ、ラッチオンの難しさなど、理想どおりにいかないことも多くあります。
だからこそ、支援者には「うまくいかなかったら終わり」ではなく、どこから立て直せるかを考える力が必要です。
この講座では、授乳開始の支援、ラッチオン、観察とアセスメント、追加支援が必要なケースまで、かなり実践的に扱っています。
母乳育児は、“始め方”を知っているだけで支援の質が大きく変わる分野だと感じています。
最初の数時間、数日をどう支えるか。その積み重ねが、母乳育児の土台になります。
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