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もしも足音に鳥山明の習慣を加えたら?

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。

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【足音のご紹介】

歩く時に響く足音。

今回はこの自己啓発を加えてみましょう。


【加える自己啓発はこちら】

【今よりも賢く楽に出来る方法を考えてみよう!】

『ドラゴンボール』で有名な漫画家・鳥山明は、誰もが認める「漫画の神」だが、彼は努力だけで現在の評価を得たわけではない。

鳥山はいつも仕事を簡単に終える方法を考える習慣を持っていた。

『ドラゴンボール』はたいてい地球侵略にやってきた異星人たちが、核兵器以上の強力なエネルギーで、都市という都市を破壊してから主人公たちと戦闘をはじめるが、それは鳥山が建物などを描くのが面倒だからである。

未来都市の細部にこだわって描写していては手間がかかって仕方がない。都市が完膚なきまでに破壊されていれば廃墟を登場させれば良いし、異星人たちの残忍性とパワーを読者に印象付けられることもできて一石二鳥である。

そして主人公の孫悟空などが「超サイヤ人」になると、髪が一瞬で白くなる(アニメでは黄色だが漫画では白である)が、これも髪に色を塗るのが面倒だからだ。

漫画家の労働量を減らし、なおかつ主人公の変身とパワーアップを効果的に描ける工夫だ。

孫悟空たちは異星人に敵わないと、「精神と時の部屋」という異空間に入って修行を行う。

設定によると、ここは一切の物体がない他の次元の空間である。

つまり…もうおわかりだろう。背景を描く必要がないのだ。

もちろん、鳥山明が怠け者だと言いたいわけではない。

彼はある意味、誰よりも努力してきた漫画家だ。「週刊誌連載」という殺人的なスケジュールに対応するために、生産性を高めるための努力をしてきたのだ。

努力と勤勉がすべてではない。

何をするにしろ「これをもっと簡単に済ませる賢いやり方はないか?」と考える習慣を持っていれば、最小の努力で最大の結果を出せるはずだ。

引用:引用: 1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック/出版社: すばる舎/著者: 許 成準

どんな状況でも、工夫出来る余地はあります。

そして、『相手を喜ばせる=自分も楽出来る』
この方法は、意外と見つかるものです。

是非、工夫してみてください!


【恐らくこうなる】

足音が響く
六畳一間に

小さくギィギィと
大きくギシギシと

まだだめ
もう遅い

そうやって、つま先立ちしながら廊下に行く。

でも、いつも失敗する

お母さんが何事かと飛び起きる
お父さんが寝返りと偽り僕を蹴る
おまけに妹には、枕を投げつけられる

ゲームしたい
ゲーム
スプラトゥーン3で、20キル0デスの僕の腕を、世界に見せびらかしたい。

足音がうるさい。
だから、みんな起きちゃう。
どうしたもんかな?

僕は考えた
必死に考えた
しこたま考えた

でも、思い浮かばない
中学生の頭じゃ無理があるよな

朝食を食べ終わり、顔を洗う。
ひどい顔だ
無数のニキビと天然パーマ、妙に馴染んでいる。

自信なさげな目で、僕の服装を改めて見た。緑のTシャツ、ベージュの短パン。まるで、Dr.スランプアラレちゃんに出てきそうな脇役みたいだ。

JRで町田の駅前のロフトまで出掛けた。
すると、スリッパのコーナーがあった。
色とりどりのスリッパ。
花柄や牛柄、それにチョコレートがたくさん描いてあるスリッパまであった。

手に取ってみた。
(夜中、今よりも楽に廊下まで行く方法はないものか…?)

ずっと考えた。
必死で。
またしてもしこたまに。

その場でへたり込んだ。
まるで、体育館で退屈な校長先生の話を聞くみたいに。

細身で花柄のワンピースから胸の谷間をチラ見せしている女性がエスカレーターで降りてきた。

僕はガン見する。
股間が熱くなった。

ふと、その女性が下の階へと続くエスカレーターへと向かった。背中にルイ・ヴィトンのリュックを背負っていた。

そして、プチプチに巻かれていた長い筒状の雑貨は、ランドセルに入れたリコーダーのようにエコバッグから突き出ていた。

「あっ!!」
僕は閃いた。
スリッパを売り場に戻さずエスカレーター付近に置き去りにして、そのままロフトを後にした。

家に着いた。
六畳一間の押し入れの前に立った。
そして、ふざけて扉に空けた覗き穴に人差し指と中指を入れて扉を引いた。

無数のダンボールをかき分けて奥へと進む。
取り出す。埃被った一足の赤いスリッパ。
そして、未開封の段ボールのテープを爪で切って開封し、プチプチを取り出す。

プチプチプチと全てのプチプチを潰し、スリッパの足を入れるところからつま先までをぐるぐる巻いた。

その日の夜、そのスリッパを履き、そろりそろりとつま先立ちして歩いた。

足音はない。
微かにプチプチと床が擦れる音が部屋に響く。

でも、問題ない。

お母さんを横切った。
お父さんの頭を大股で飛び越えた。
そして、枕を投げつけてきた仕返しに、妹の顔にスリッパの底を近づけ踏むフリをした。

誰も起きることはなかった。
廊下へ繋がる扉を静かに開けた。
そして、ゆっくりと扉を閉めた。

楽だ。
圧倒的に楽だ。

これなら今までよりも楽に廊下まで行ける。
そして、家族を起こさないから迷惑にならない。

(我ながら良い方法を思い付いた)
頭の中で反復させながら、キッチンにある丸椅子に座り、Switchをガスコンロの手前に置いて、スプラトゥーン3をスタートさせた。

30キル0デスを達成した時、朝になっていた。

🅿️今よりも楽に出来る方法を考えてみましょう。

どんな方法でも、改善の余地は残されているはずです。

自分も楽できる。相手も喜ばせられる。スーパーサイヤ人みたいにパワーアップしなくても、工夫次第でなんとかなる。

もしも足音に鳥山明の習慣を加えたら、恐らくこうなる。

参考文献
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