【学びの詩】紙と罰(※詩は無料で読めます)
まえがき
《学びの詩(旧:自己啓発ポエム)とは?》
難しい学びや哲学(論語や老子、脳科学など)+分かりやすくテンポが良いポエムを組み合わせた詩。
学びの詩をあなたに。
コンセプト
難しい本は読むのに1日掛かる…
ならっ!
20秒の学びの詩で
パッと、楽しく、分かりやすく!
【学びの詩】紙と罰
この世で一番信頼出来るのはお金
本当に大好き
お金があれば何でも買えるわ
愛も
憎しみも
人生も
ある日夕焼け空を見上げていたら降ってきたの
万札が
ひらひらと
100枚くらい
無我夢中で掴み取って、
そのお金で姫まで成り上がったの
感動したわ
札束で身体を撫で回された夜のように
身体から
ほと走る情熱
温もりは覚えてない
姫税金を徴収するのを忘れた家来を足で踏みつけた
気持ち悪い
家来がニヤニヤしてやがる
姫税金で老朽化した橋を直した
私が命名したの
「お金橋」って
色も形もお札に似ていたから
名前を発表した時、
国民の顔が怒りで真っ赤になってたわ
まぁ私には関係ないし、知らない
気分転換に
大富豪の王子のヌード写真集を見た夜に
ティアラを強奪される夢を見た
目が覚めたら汗びっしょり
最悪…
下着まで変えることになったわ
久しぶりに街に繰り出したら
肌が見えるほどボロボロの服を来た老人が
私の前で土下座してきた
もうお金が払えない?
バカ言わないでよ
私の国にいる以上、払ってもらうからね
老人が
ぽろぽろ
ぽろぽろ
涙をこぼしていた
満月の日、暗闇が私を襲った
ベッドの上で身動きが取れない
「お前、やりすぎた」
私の身長と同じ長さの鎌を持った骸骨が
こちらを見ている
私はもがく
でも動けない
いやだ
いやだ
死にたくない…
首に触れた鎌が冷たい
まるで全世界の冷蔵庫のドアを
一斉に開けた時のように
「ねぇ、いくら払えば助かる?」
その言葉を最後に
私が目覚めることは
一生なかった

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