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すべての子どもに温かい家庭的環境を。東京大学マーケットデザインセンターの政策提言レポートから学ぶ「特別養子縁組」の未来

みなさんこんにちは。ミダス財団です。
当財団は、国内事業の1つとして「特別養子縁組」の支援に取り組んでおり、より多くの子どもたちが温かい家庭的環境に巡り合える社会の実現を目指し、多角的なアプローチを展開しています。

本記事では、今年、東京大学マーケットデザインセンター(以下、UTMD)の研究員のお力添えを得てその知見から深い学びを得た3つの取り組みについてご報告します。

UTMDによる「特別養子縁組制度の改善に向けた提言」レポートのご紹介

現在の日本の特別養子縁組制度は、児童相談所や民間あっせん機関ごとに分権的な運営が行われており、これが望ましい縁組の成立可能性を低下させているという課題が指摘されています。 こうした現状に対し、UTMDの皆様から「マッチング理論」の観点を用いた提言が発表されました。
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特別インタビュー動画の公開


上記の提言内容をより広く社会に発信するため、当財団の企画・制作により特別対談動画を公開しています。

動画『特別養子縁組制度の未来へ~マーケットデザインの観点から~』
初代こども家庭庁大臣を務められた小倉將信氏と、上記提言を執筆者されたUTMD特任講師の今村謙三氏をお招きし、対談を行いました。小倉氏から、「直感的に正しいと思っていたことでも、マーケットデザインの観点から理論的に裏付けすることには大きな意味がある」と語られるなど、この動画では、経済学やマッチング理論に関する専門的な知見不要で視聴いただけるよう、身近な事例を交えながら解説を行われています。ぜひ以下のリンクよりご視聴ください。
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また、本動画の公開にあわせて、サステナビリティ・メディア「coki」にもインタビュー記事を掲載いただいています。動画とあわせて、こちらもぜひご一読ください。
▼記事はこちら

第2回特別養子縁組支援者勉強会でのご登壇

UTMD今村氏には、2026年6月22日に当財団が主催した特別養子縁組や社会的養護に携わる支援者の方々を対象とした「第2回 特別養子縁組支援者勉強会」にもご登壇いただきました。
第2回特別養子縁組支援者勉強会
 民間あっせん機関、児童相談所など12団体16名に参加いただきました。
午前の部では、今村氏に提言レポートの概要解説をいただくと共に「機関をまたいだ連携に向けて何が必要か」をテーマにご講演いただきました。参加者からは海外の事例や手数料の違いによるハードルについて活発な意見が寄せられ、実親・養親・子どもの最適なマッチングに向けた新たなアプローチについて有意義な議論が交わされました。
 午後の部では、共同親権の導入やLGBTQ+カップルへの委託、スペシャルニーズの高い子どもへの対応といった、現場が直面する現実的な課題について深く語り合う機会を設け、当財団にとっても非常に実り多い時間となりました。
▼勉強会の様子はこちらから

UTMDによる「特別養子縁組制度の改善に向けた提言」は、日本の特別養子縁組制度をより良くするための重要な第一歩であると考えています。

UTMDより提示いただいた「マーケットデザイン」という新たな視点を契機として、より多くの子どもたちが温かい家庭的環境にめぐりあえる社会の実現に向け、多様な立場の方々とともに議論を深め、実際の制度改善へと繋げていきたい。

その願いのもとに、子どもたちの健やかな未来のため、皆さまと共に議論を深め、歩みを進めてまいりたいと思います。

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