【自己紹介】フィレンツェの工房から。修復士みっちーの32年と、その続き
(2026年4月22日 更新)
Buongiorno a tutti!(みなさん、こんにちは!)
イタリア・フィレンツェの家具修復士、
みっちーです。
24歳で日本を飛び出し、
イタリアへ。
その後イランで暮らし、
再びフィレンツェへ戻り、
気づけば32年が経ちました。
毎日傷ついた家具を直しながら、
人の人生もまた何度でも修復できるのではないかと考えています。
そんな32年をまとめたのが創作大賞応募作です。
創作大賞2026への挑戦:2,493文字の産声
2026年4月、私は自分の三十二年の歩みを凝縮した一脚の物語を書き上げ、「創作大賞2026」という大きな扉を叩きました。
全12話の連載エッセイを、たった一つの物語に絞り込む作業。それは、大黒柱から一本の鋭い「ノミの柄」を削り出すような、過酷で、けれど光に満ちた研磨の時間でした。
最後の一拭きまで妥協せず、二文字を削って辿り着いた「二、四九三文字」。 そこには、家具修復の技術だけでなく、父との葛藤、イランでのサバイバル、そして「人生は何度でも修復できる」という私の祈りが込められています。
私の魂を削り出した、現在の「最高傑作」はこちらです。
私を形づくる「三つの国境」と「32年のパティナ(経年美)」
私の人生は、日本、イタリア、そしてイランという、
全く異なる三つの文化の境界線を越えて進んできました。
24歳での決断:
日本の地方で悶々としていた「普通の女性」が、
家族の反対を押し切り単身イタリアへ。
職人への転身:
デザイナー志望から、「傷ついたものこそ美しい」と教えられた家具修復の世界へ。
イランでの洗礼:
イタリア系イラン人の夫と出会い、テヘランでの子育てや激動の日々を経験。
現在、そして「対話」の始まり:
32年の航海記を完結させ、再びフィレンツェの工房へ。
4月からは定期購読マガジン「合鍵」を通じ、
皆さまと共に人生の深みを味わう「対話の扉」を開いています。
幾多の傷を越えて現れたのは、世界にたった一つしかない「自分自身の人生」という名の美しい木目でした。その歩みを、三つの宝箱(マガジン)にまとめています。
24歳で単身イタリアへ。
孤独や挫折を味わいながらも、
フィレンツェ、ローマの工房で「職人の誇り」を刻むまでの物語です。
イタリア、そしてイランへ。
異文化に揉まれ、自分自身の「原色」を見つけ出すまでのサバイバルな日々。
フィレンツェに工房を構え、母として、職人として。
人生という名の家具を修復し、結実させていく物語の完結編です。
定期購読マガジン「合鍵」創刊:あなたとの「対話」へ
物語は完結しましたが、職人としての日常、そして「挑戦」は続いています。 定期購読マガジンでは、私の工房の「合鍵」をお渡しするように、表には出さない本音や、人生の磨き方をお届けしています。
【金曜日】職人のひとりごと(無料):
フィレンツェの風と、修復士の日常。
【土曜日】蔵出し裏話と三カ国の食卓(有料・マガジン限定)
連載に書けなかった驚きの裏話や、多国籍レシピ。
【日曜日】修復士の人生哲学(有料・マガジン限定)
不完全な自分を愛でるための、深く静かな手紙。
土曜日と日曜日の有料記事は、購読期間中、すべてマガジンにバックナンバーとして追加されていきます。
忙しい週末に読み逃しても、過去の記事をもう一度読みたくなった時でも、
いつでもあなたの好きなタイミングで手に取っていただける「アーカイブ」として蓄積されます。
こちらから「合鍵」を受け取ってください。
耳で感じるフィレンツェ(stand.fm)
毎週金曜日の本編記事を、私の声でお届けしています。 家事や通勤の合間が、フィレンツェの工房へと繋がる「どこでもドア」になりますように。
未来への約束:いつか、一冊の「本」として手渡せるように
現在、私はこのnoteで綴ってきた32年間の軌跡を、いつか一冊の「書籍」として世に送り出すことを大きな目標にしています。
noteのマガジンが「いつでも立ち寄れる展示室」だとしたら、書籍は「あなたの大切な本棚に、一生置いていただける一脚の椅子」のような存在。
最初はひっそりと自分一人でKindle本にしようと考えていましたが、今回の「創作大賞2026」への挑戦を通じ、プロの編集者の方々と共に物語を磨き上げ、紙の書籍としてお届けしたい……という願いが、今の私の大きな原動力になりました。
旅を終え、椅子を磨き、皆さんに合鍵を渡す。 その鍵で開けた部屋で、いつか完成した本を片手に、あなたの人生という美しい木目について語り合える日を夢見ています。
工房の扉を、そっと開けてみませんか。
フォローや「スキ」をいただけると、フィレンツェの空の下で飛び上がって喜びます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
Grazie di cuore! (心からの感謝を込めて!)
みっちー
