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優しい人は、“気づける”から場があたたかくなる【介護現場で】



人前苦手だなぁ。


いくら
おじいちゃん、おばあちゃんだけ
だとしても


終わった後
脇汗ヤバイし……


だけど
仕事だし、しょうがない。



___


「今日のレクは、風船バレーです!」


あっ、みんなコッチ見てる。


興味持ってくれたみたいだ。


あれ、洋司さん(仮名)、フットレスト上がってない。


洋子さん(仮名)、寝ちゃってる。


トキさん(仮名)のところにボール行ってないなぁ。


よく、手が伸びてる。


みんなボール追ってる。
顔が同じ方へ動いてる(^艸 ^)


「頑張れー!」


「トキさん、ボール」


「洋司さん、いったよー!」


あ、広子さん(仮名)来たけど
入りづらそうだな。


休憩タイムに、声かけてみよう。



広子さん、昔バレーやってたから
楽しそう


あっ、広子さんと仲良しの悦子さん(仮名)テンション上がったな!


やっぱり、洋子さん寝ちゃってる。


はい、じゃ終わりにしまーす!


みちさん、今日も楽しかったよ。


広子さんの言葉に
嬉しさが込み上げる。


あぁ、良かった。


わたしが居ることが
報われたような感覚になる。



広子さん、わざわざ伝えに来てくれて
優しいなぁ。


胸が満たされて
疲れが少し軽くなった気がした。


___



小さな変化に気づけるから


喜んでもらえる。


やっぱり
喜んでもらえたら
嬉しい。



気づき過ぎて
疲れちゃうこともある。

でも、

利用者さんの笑顔や
安心した表情を見ると

「あぁ、気づけて良かったな」

って思うトキがある。

それは

利用者さんにとって
この場所が


少しでも
心地良い居場所になってくれたら
わたしが嬉しいからだ。



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