F-35をF/A-35と言うべき理由について
F-35のセールスが落ちている。カナダ、ポルトガル、オーストラリア、デンマークが、F-35導入計画の見直し、キャンセルなど発表した。中にはすでに購入してしまった国もあり、後悔していると恨み節まで聞こえてきた。
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理由はトランプ政権だ。政治的な理由により、信用できないという事らしい。2月末のホワイトハウスのウクライナ・アメリカ首脳会談で起きた出来事の余波だろう。アメリカはあっさりと、ウクライナ支援を止めた。
現在ウクライナ支援は、再開しているようだが、アメリカのこの動きを見て、世界各国はリアル・ポリティクスに目覚めたという事だろうか?何を今更というのが、率直な感想だが、F-35のセールスが落ちるのは痛い筈。
アメリカは一体どういう考えなのだろうか?と思っていたら、このタイミングで第六世代戦闘機F-47のお披露目である。ああ、これが控えているから、あんな強気でいられるのかと得心した。全て織り込み済みだったのだ。

この戦闘機については、詳細情報がない。最新の第六世代戦闘機である事と、47という番号がbeautifulだと、第47代アメリカ合衆国大統領が述べていた事だけだ。追加情報としては、トランプ政権中に初飛行する予定と言う。
あと本気かどうか分からないが、トランプ大統領の発表内容に、同盟国はいつ敵国になるか分からないから、性能は10%程度落して、同盟国にもセールスすると言っていた。F-35購入キャンセル国に対する意趣返しか?
全くこういう発言を繰り返すから、味方が増えず、敵が増えるのである。あるいは、エクソシストのように、悪霊をいぶり出しているのかも知れない。この発言に反応した国は、将来敵国になるかもしれないみたいな。
トランプのやり方は置いておくにしても、F-47について、想定される要件は考えてもいい。第六世代機に求められる要件は、各種ドローンを子機として持つ母機としての機能である。これがまず押さえておくべきポイントだ。
F-47を母機として、対空ドローン、対地ドローン、偵察ドローンなどの子機の編隊を指揮する。AIが搭載され、子機も自律的な作戦行動が可能と推測される。補給ドローンだっているかもしれない。
F-47の編隊のサプライを一手に支える非戦闘用のドローンだ。燃料だけでなく、ミサイル等の補給もできると便利かもしれない。補給ドローンは母機と同程度の大きさになるかもしれないが、いると便利である。
これはF-35の弱点である燃料搭載量の低さ、携行できるミサイル弾数の少なさを補うアイディアである。F-47が補給ドローンを引き連れるという情報はまだ出ていないが、当方が予測する新機能である。多分、考えている。
F-47もF-35同様、ステルス機だと思われるが、もしかしたら、光学迷彩も装備しているかもしれない。第六世代機の定義はまだ定まっていないが、現行のF-35でも、ドローンを引き連れて編隊飛行は可能だろう。
そういう意味では、ステルス性が特徴な第五世代機と決定的な差をつけるために、第六世代機は、ステルス機かつ光学迷彩仕様になるかもしれない。そうでないと、性能に差が付かず、第五世代機のアップグレードに終わる。
第六世代機が、ドローンを子機として引き連れ、母機はステルス機かつ光学迷彩仕様という情報は出ていない。当方の予測、アイディア、思いつきに過ぎない。だが過去の戦闘機を見ていると、未来の戦闘機も見えて来る。
航空自衛隊に、三菱F-2という支援戦闘機があるが、あの水色と群青色の迷彩柄が目立つF-16の派生機である。このF-2、あの迷彩柄で、日本海を飛ぶと全く目で追えない。カメレオンのような迷彩効果がある。

日本海限定となるが、あの迷彩塗装は効果がある。元々、ロシアの艦艇を対艦ミサイルで沈めるために作られた機体だ。戦場も、目的もハッキリしている。だからアリと言えば、アリだ。この考えは現行機でも存在するのだ。
ステルス機は、レーダーに映り難いというだけで、目に映らない訳ではない。一度、視界に入れば、戦闘機パイロットであれば、頭の中で敵機を追える。だが目に映らない光学迷彩、カメレオン仕様であれば、それも難しい。
F-35の優位性は、ステルス機である事だけで、それ以外の性能は凡庸で、むしろ低い。F-22と比べると、かなり見劣りする。F-35は搭載できる燃料が少ないため、戦闘行動半径がかなり小さく、完璧に局地戦闘機である。

ステルス機である事を維持して、携行できるミサイルの弾数も少なく、選択肢も少ない。バルカン砲は陸上機のA型しか搭載していない。軽空母用のB型と原子力空母用のC型には、バルカン砲は固定武装として付いていない。
航空自衛隊は、陸上基地にF-35Aを、護衛艦「いずも」「かが」に軽空母・強襲揚陸艦用のF-35Bを配備する予定だ。強力なカタパルトが必要な原子力空母用のF-35Cは購入予定がない。(C型は翼面積と燃料搭載量もUP)
F-22は'first look, first kill.'という理念があるが、F-35にはない。これは最初から疑問だった。カタログ・スペックを見た時、F-15とF-16の関係ではないと思い、F-22とF-35はペアではない、とかなり早い段階で気が付いた。
F-15とF-22は、高性能機で高価なので、量産に向かないため、F-15の代わりにF-16を、F-22の代わりにF-35を、というのが世間の常識だが、これは間違っている。アメリカのセールスに乗せられている。これは営業トークだ。
以前も書いたが、現役のアメリカ空軍少佐、クリスティン・ベオ・ウルフは、インタビューの中で、F-35をFighter(戦闘機)と言わず、Attacker(攻撃機)と言っていた。彼女はF-22とF-35の両方に乗っている。
このインタビューは当方的には、全ての疑問が氷解した瞬間だった。アルキメデス的に言えば、εὕρηκα(ヘウレーカ=I have found it =私は見つけた。直接法・現在完了・能動態・一人称・単数)だ。
F-35は戦闘機ではなく、攻撃機だと言っているのだ。そういう意味では、F-35ではなく、F/A-35と言うべきところだろう。実際、空母艦載機であるF/A-18を置き換える計画が進行中だ。F-35はF/A-18の後継機だ。

陸上機であるF-35Aは、A-10サンダーボルトの役割を引き継ぎ、軽空母・強襲揚陸艦用のF-35Bは、AV-8ハリアーの役割を引き継ぎ、原子力空母用の艦載機であるF-35Cは、F/A-18の役割を引き継ぐ。これが実態だろう。


航空史の話になるが、ナチス・ドイツが世界で最初のジェット機を実用化した時、アドルフ・ヒットラーは、戦闘機ではなく、急降下爆撃機(攻撃機)にしろと言った事は有名だが、あながち間違った命令でもない。

ジェット機はレシプロ機より速いのだから、対地攻撃機として生存性が高く、より深く敵軍にダメージを負わせられる。ジェット機を戦闘機にして、敵の戦闘機を落としても、敵軍に対する間接的なダメージにしかならない。
ステルス機も同じで、最初のステルス機F-117は、戦闘機とは名ばかりの事実上の攻撃機で、湾岸戦争で初陣を務めて、フセイン政権下のイラク軍の対空レーダー網を潜り抜けて、第一弾を落して、戦果を挙げた。

F-35も本質的には、クリスティン・ベオ・ウルフ少佐が言うように、Attacker(攻撃機)で、F-22のように、戦闘機として設計された訳ではない。軍の要件で、引き継ぐ役割が多く、F-35は攻撃機となった。
日本も、アメリカのセールスに乗せられて、かなり買ってしまったが、もう買ってしまったものは仕方ないので、護衛艦「いずも」「かが」に乗せて運用するしかない。だが戦闘機ではないので、作戦運用上注意が必要だ。
F/A-18は、F-14の後継機で、その前はF-4が空母艦載機だった。この三機は、代が変わる度に、整備性が向上して、運用コストが削減できている。つまり、空母艦載機としての強さではなく、運用性向上が主目的なのだ。


そういう意味では、空母艦載機に、あまり戦闘機としての強さを求めていないのが、米海軍の実情で、これまでの流れだ。攻撃機として、運用性が高ければいいというのが、米海軍艦載機に求められてきた要件だ。
だからF-35も、本当はF/A-35と言うべきなのだ。だがそう言うと、セールスに響くかもしれないし、営業が掛けにくい。F-22は海外に売らないと決めた手前、この政治的判断を隠すためのF-35という神話作りなのだ。

霊感
最後に余談となるが、霊感を持つ戦闘機パイロットであれば、ステルス性が高く、光学迷彩仕様の第六世代機でも、見えるだろう。ある種の心眼となるかもしれないが、空でも敵意は察知できるものである。
完全無人のAI搭載型の第六世代機でも、攻撃の瞬間に、霊感がある人なら、危険が迫っていると察知できる。これは断言できる。どんなにテクノロジーが進んでも、人間に勝る武器はないと思う。霊こそ最強の武器だ。
では霊感を持つ戦闘機パイロットはいるのかと言えば、意外に思うかもしれないが、中共にいると思っている。旧共産圏のソ連では超能力研究が盛んだった。変な話だが、唯物論の国の方が、霊感の戦闘開発は進んでいる。
旧ソ連ではテレパシーとか、本気で研究していた。開発はできなかったが、その派生で色々な事が行われた。面白いのが、女性の戦闘機パイロットだけで構成された飛行隊だ。これは現代の中共にも存在する。
女性だけで構成される戦闘機パイロットの飛行隊を作った目的は、テレパシーが狙いだった可能性があるが、実際の処、よく分からない。ただ形だけ、現代の中共は引き継いでいる。西側はバルキリーズと呼んでいる。
たとえ霊感がなくても、腕がいいパイロットであれば、どんな飛行をしても、常に太陽の位置は体感的に分かっていて、見失わない。自機の位置と太陽の位置と敵意だけ察知できれば、戦える。
この中共のバルキリーズは、戦闘部隊ではなく、飛行展示用かもしれないが、テレパシーで情報共有して、巫女的に戦える連中だったら、かなり愉快だなと思うが、流石にそこまでできないだろう。
ただ大陸から漏れて来る変異は、ちょっと地球の常識を覆すような話も多いので、アメリカ以上に怖い国だと思っている。北京語を学び始めてから、深刻な脅威を感じるのは、アメリカより中共が支配する暗黒大陸である。
アメリカだけが、UFOの専売特許ではない。中共が支配する暗黒大陸にも恐るべき話はある。この戦闘機の話は、実は宇宙の話と関係があったりする。だが日本はかなり遅れている。余談の余談だが、小説も紹介する。
何かの参考になり、お役に立てれば幸いである。
ご一読ありがとうございました。
以上
