名前がのっちゃう~。あるカメムシとワタシ。そして虫たちと梅ジャム
近所の里山の「生物多様性プロジェクト」の虫採集の件で、採集仲間のHさんから1通のメールが届きました。
やっぱりヒラタトガリカメムシだった
メールの内容は、同定をしてくださっているN氏からの伝言。5月に捕った虫の中に「ヒラタトガリカメムシ」がいる。採集時の環境を聞きたいとのことでした。
「ヒラタトガリカメムシ」は南方系の虫。中国、台湾、韓国のほか、日本では九州以南に分布している虫でした。
それが、近年は関西あたりでも見られるようになっていたのですが、関東での記録は、まだないそう。
そのため、専門誌にN氏、Hさん、umi_soraの連名で短報を投稿したいとのことでした。
捕ったことはワタシ覚えてました。初めて見るカメムシだったから。
ただ、そのときの環境までは記憶になく…。でも、写真は撮ってたので、それをメールで送りました。

地味な色味のヒラタトガリカメムシ
「ヒラタトガリカメムシ」は竹や笹を食草とする虫。間違いなさそうです。
素早く逃げたり飛翔したりする虫は、撮っていると捕れないので、撮影はあきらめて採集を優先してます。
でも、多くのカメムシは動きが鈍いから撮りやすいんですよね。いやあ、こんなことになるなんて。撮っておいてよかった~。
東へ急拡大
初見だったこの子が「ヒラタトガリカメムシ」ってことはグーグルレンズから同定できたし、南方系の虫であることもわかったけど。
まさか関東での記録なしだったなんて、思いもよりませんでした。
だってね、インスタで相互フォローしてる虫好きさんたちの投稿で、ちょうど時を前後して「ヒラタトガリカメムシ」が投稿されてたんだもの。
念のため確認してみたら、一部の投稿は東京や神奈川での撮影。みんな初見だったようで、去年まで見当たらなかったものが、今季、急速に東のほうにも拡大しているもよう。
ワタシより少し早く投稿している方もいたので、発見ベースではその方のほうが早いわけで。
ワタシの名前で記録されちゃっていいのかしら~と思いつつ、ワタシのほうは写真だけじゃなくブツがあるんだもんね、と解釈して喜んでる次第です。
今はなるべく採集はしたくない派ですが(子ども時代は捕りまくってた)、今回ばかりは採集の意義を実感しました。
あの子が博物館へ
さらに、N氏より某自然博物館に納めたいので、この子をもらえないかとのオファーをいただきました。ええ、もちろんですとも!喜んでお納めいたします。
博物館でみんなに見てもらえるなんて光栄です♡
ただね、本来、いなかった虫が見られるようになるってことには、複雑な思いも。温暖化による生息域の拡大とかは、どうすることもできないんですけどね。
7月の調査で会った虫たち
この先は、7月の調査で会った虫たちの一部をご紹介します。

コンデジのズームめいっぱいで撮影

ドヤ顔のちびカマちゃん

ハバチにしては大きいけど、顔はやっぱりかわいい

救い出したら、コロギス♀だった。でっか!

個性的な出で立ち


梅ジャムをもらった♡
採集でご一緒しているHさん(女性)は、虫の人たちが集まる会に所属していて、たくさんの虫マニアさんたちとお知り合いです。
捕り方を教えてくれたり、虫を入れる容器や網を貸してくれたり。虫採集の先輩です。
7月の採集に行ったとき、庭の完熟梅で作ったというジャムをくださいました。うれしい~。

