【VACHSS LIVE “THE TAKEOVER”】バーチャルホストってなんなんだよ
にじフェス2026終わっちゃいましたね。現地参戦は叶わなかったのですが、ライブ配信や現地に参加されている方々のXのポスト見ているだけでも楽しい期間でした。
特にVACHESSライブは個人的に一番楽しみにしていたイベントだったので、最初からクライマックスすぎて、終わってしまったことがただただ寂しい。
そんな寂しい思いでいるのもあれなので、個人的にお気に入りのパフォーマンスを振り返っていきたいなと思います。
サムネとタイトルで分かる通り、これを書いている筆者は不破湊推しなので、基本不破のことが多いです。
その点はご了承ください。
VACHSS LIVE “THE TAKEOVER”
01. Replace to be - VACHSS

このライブのためにゆめおが書き下ろしてくれた、VACHSSとしては2曲目のオリジナル曲。
オタクならみんな大好きな自己紹介ラップとなっており、某ラップコンテンツにハマっていたこともあり、初めて聞いたときからずっと永遠にリピートしている。ありがとう、ゆめお。

一人一人、幕が外れて前に出てくる演出が凄すぎる。幕がスクリーンになっていて、そこに歌詞が映し出されるのもかっこいい。
ライブでラップという難しいことをしているのにみんな安定感がありすぎて、貫禄さえ感じた。





シルエットでなんとなく察していたけれど、不破はVACHSSのH(ホスト)を担当していることもあり、ホストスーツ衣装で登場。
不破にとってホストスーツというのは本当に大事な場面でしか着ない衣装であり、いわば勝負服。ホストとしては戦闘服と言ってもいいだろう。



普段の配信では滅多に着ないので(特にジャケットあり)、こういう大きなステージでスーツを着てくれるのが本当に嬉しいし目の保養にもなる。
あとスーツを着ているときの不破は「ぶちかます」という強い意志が宿っているように感じるのもまたいい。


初めて『Replace to be』を聞いたとき、「ライブで歌うんだろうけど、不破パートは本当にライブで歌えるのか?」って心配だったけど、全くの杞憂だった。あれをライブで歌えるのは本当に凄い。
ライブ開始前の影ナレの時の声で分かっていたけれど、すでに王子様スイッチが入っているようで、「僕は君だけ王子様~!」のパートも表情も合わせて完璧だった。この男、ウインクが上手すぎるのである。


全体を見てもやはり圧巻だったし、日本の男性VTuberのトップ層が揃っているということもあり、凄く豪華な絵面だった。
5年前のステージでも豪華に思えたけれど、このライブまでの間にVTuberの市場が大きく広がったことや、各ライバーの活躍もあり、改めてこの6人でまたライブができるのは凄いことなんだなと実感した。




03. インフェルノ - 加賀美ハヤト

個人的に、社長があまり歌いそうで歌わなそうだったミセスで、選曲に少し驚いた。
ゆめおが『Replace to be』の歌詞で社長に「ヒーロー」という言葉を当てたが、それにぴったりな歌詞なのも良かった。
社長が一声歌えば、一気にステージが彼の色に染まる。圧倒されると言うのが正しいと思う。
合同ライブでもその人が歌うと空気を一気にソロライブに変えてしまう人がいると思うが、社長はそのタイプの人間だと思う。
発声からして他の5人とは全く違う歌声を持っているので、全体曲でも社長が歌っているところは分かりやすい。
04. S.C.R.E.A.M(feat.RainyBlueBell) - 葛葉・不破湊・夢追翔

ここでくるか!と言う選曲。
葛葉とゆめおは声の質から言って楽曲に合うと思っていたが、実は不破もデスボが出せるように、シャウト系の楽曲を得意としている。わちゃわちゃしながらも安定した歌声を披露、圧巻の一言だった。

不破の衣装がジャケットを脱いでいていい。激しい楽曲だとジャケットオフが多いイメージがある。(動いやすいから?)
綺麗な顔面から飛び出すシャウトってめちゃくちゃ健康にいいとされている。


~夜の踊り子を添えて~

自分のパートじゃないときに脚でリズムを取っている姿が好きで、これはライバーカメラの方で確認できる。
表情がコロコロ変わるところも、まるで全身をバネのようにして治安悪く歌う姿も見ることができるので、ライバーカメラ様様である。
あと背景のスクリーンに映し出されている映像も凄くいい。昔のにじさんじのライブって背景真っ黒が普通だったし、改めて細かいところにまでお金がかかっているなと思った。
今思えば5年前のVACHSSライブの時はまだAR技術がお披露目されていなかった。こう考えるとにじさんじの技術の進化も一緒に感じられるライブとなっている。



今回葛葉がいちいちぱむちぃ。コーレスするのが恥ずかしかったり、Foo!の歓声が苦手だったり。あれだけ人気なのにいまだに自分に向けられる歓声に戸惑いがちなところが彼の愛される部分なんだと思う。
後輩ライバーたちがライブで『DOGLAND』を歌ったのを見て、そのアンサーソング的な意味合いで組み込んだとのこと。
後輩が先輩の影響を受けるのはよくあるけど、先輩が影響を受けているのもまたいい関係が築けている証拠だと思う。
06. ヴィラン - 叶・剣持刀也・夢追翔

「VACHSSのヴィランボイスを集めましたよ」と言われても納得する人選。にじさんじのライブでも定期的に歌われる楽曲なので、そろそろ歌ったライバーのヴィラン度で競ってもいいかもしれない。
暗転中に現地で声が上がったのは多分ソファが出てきて、三人が座ったからだと思われる。配信ではその辺は分かりづらい。そしてオタクは椅子を使ったパフォーマンスが好きである。



今回の剣持は周りの年上メンバーに引っ張られてなのか、いつもよりも大人っぽい歌い方や表情が多かったように思う。
改めて、メンバーの中では一番の先輩なのに末っ子という、特殊なポジションにいる。MCではやんちゃ感が強かった印象。「嫉妬くらいはさせてよ」の歌い方が、彼の表現力も載っていて特に良かった。
かなかなの歌声は普段と変わらないのに、このカリスマ性のあるヴィランボイスはなんなんだろう。圧倒的強者感。


07. ヒバナ - 葛葉

配信だと癖のある声と話し方が特徴的だが、歌となると途端にドストレートな澄んだ声を響かせてくれる。こういうところが「主人公」と言われる理由の一つだろう。
葛葉も初期のころは元からあったセンスで会場を沸かせていたが、ステージをこなすにつれ、積極的にダンスの振りを取り入れたりと、完成された一つのパフォーマンスを形にして観客を魅せてくれるようになった。
あと葛葉のステージはとても華がある。自分がどのようにカメラに映っていて、それを見ている人の目にどう見えているのか。多分無自覚なんだろうけど、毎回正解をいっていると思う。


ヒバナもそうだけど、今回好きな曲を歌ってくれることが多くて、やっぱり知っている曲が流れてくるとテンションが上がるなと思った。
個人の振り返り配信で、ライブ前に喉を大切にしたといい、そのための治療だったり気を付けたことを語ってくれた。
葛葉の声は唯一無二だと思うので、できれば大切にしてほしい。


08. ずうっといっしょ! - 不破湊

VACHSSライブ、絶対に行きたかったけど当たらなくて結構悲しかった。しかし、正直これを現地で生で聴いていたら私は一体どうなってしまっていたんだろうか。
イントロが流れ、女の子の部屋とそのベッドに座る不破の姿が映った瞬間、事件性のある悲鳴が配信越しでも聞こえてきた。配信でこれならきっと会場は凄いことになっているだろう。
遂に不破湊が『ずうっといっしょ!』を歌う世界線に来てしまった。それもライブで。
ずっと温めていただろうこの曲をここで歌うのか。これには私の中の杉元が「やりやがった!!マジかよあの野郎ッ やりやがったッ!!」と声を上げていた。
というのも、きっと不破狂(不破のリスナー)の共通認識で「『ずうっといっしょ!』を不破に歌ってほしい」という想いがあったと思う。それももし「不破湊に歌ってほしい曲」という投票があったなら間違いなく一位か、上位に君臨するレベルには求められていた楽曲だった。
熱望されすぎて配信のチャット欄は「マジで言ってる?」「ガチで終わった」と驚愕の声で阿鼻叫喚となっていた。
それをライブという最高の形で届けてくれることがまず嬉しいし、ステージが姫と思われる女の子の部屋であったり、衣装がジャケットなしのスーツに前髪下ろしという、若干のオフ感を感じさせるような恰好で歌ってくれたのには、あまりにも「不破湊」を理解しすぎていて感服した。
『S.C.R.E.A.M』のような激しめのシャウト曲を歌う不破も好きだけど、個人的に不破を好きになったきっかけが3DLIVEの『アイロニーナ』だったので、それに近い歌声で歌い上げて最高だった。
というか、この男本当に歌声が甘い。この曲ってジトッと重たい歌詞だけど、不破の軽やかな声が逆にいいというか、その軽薄さが逆に合っていると感じた。



コメントでも何個が見受けられたように、ホストがこの曲を歌うことの破壊力は計り知れない。
あなたの一生の後悔として添い遂げるよ
Q. 大切なものって、なあに?
A. 今失くしたそれ
あたしと間違いを犯しちゃったんだ
取り返しがつかないね
健やかなるときも病める時も
グロい履歴の中でずうっといっしょ!
初めてこの曲を聞いたとき、私には一生かかっても「あなたの一生の後悔として添い遂げるよ」なんてフレーズは出てこないだろうなと思った。
ホストが歌うこの歌詞って本当にグロい。でもそのグロさに脳が焼かれている。

またホストの観点から言うと、不破はどちらかと言えば「あなたの一生の後悔として添い遂げるよ」と言われる方の立場である。ホストにめちゃくちゃにされた姫が、彼の後悔として一生添い遂げようとするのはフィクションだとしてもあり得そうな話ではある。
そんな歌詞を不破が歌うことに意味があるというか、「あー、ちゃんと自分のリスナーのことを狂わせている自覚はあるんだ」という気持ちになる。
不破はよく「俺のことが好きな人が好き」と口にしている。だからこそ他人に迷惑を掛けないのであればガチ恋も許容している。にじさんじの男性ライバーだとガチ恋を許容していると公言しているライバーはあまり見ない。(バーチャルホストを名乗っておいてガチ恋NGなのはちょっとおかしな話にはなる)
好きを拗らせすぎたリスナーからのバケモンみたいなマシュマロが届いても、「ハッ……w」の笑いで済ましているときもある。とにかく他人から自分へと向けられる感情の許容範囲がとてつもなく広い。
そういうところがホスト然としていて好きなのだが、何が言いたいのかと言うと、不破は自分のオタクが『ずうっといっしょ!』を歌ってほしいことを認識しているし、この歌詞のような重たい感情を向けられていることも理解してこれを歌っているということ。なんと罪深い男なんだろう。




不破が歌う「一緒に居た時の方があたし可愛かったなあ」が聴けてよかった。個人的に過去のお焚き上げ七夕配信でもらった界隈を震撼させたガチ恋マシュマロを読み上げているときの声と歌声が似ていて最高(?)
『ずうっといっしょ!』は表情が凄くよかったので、ライバーカメラのアップが本当にありがたかった。たまに儚く微笑むのが狡すぎる。ちゃんと狂わせている側の微笑み方をしている。
あと不破の歌い方が本当に好き。バンドマンだなーって思うし、体全身を歌っていることがよく伝わってくる。
歌唱終わりのMCでいつも通りふわふわなになっちゃうギャップもいい。チャットで「さっき歌ってた人と一緒の人!?」と驚かれていたけれど、いつもこの人はこういう感じである。

正直今でも不破が『ずうっといっしょ!』を歌ってくれたの、夢なんじゃないかと思ってしまう。いつもオタクの我儘を叶えてくれてありがとうございます。
09. 夏に去りし君を想フ - 叶

かなかなと言えば、剣持が配信でもよく言っているように、にじさんじの男性ライバーのライブにダンスを取り入れた第一人者である。多分今にじさんじのライブのダンスを担当されているめろちんさんが関わってくれたのも彼の功績が大きい。
そんなかなかなが新しい取り組みとしてステッキを使ったパフォーマンスを披露。
今回のライブメンバーだとかなかなと不破が色気担当を一身に背負っていた。
かなかなもだけど、ステージを重ねるにつれ歌声がアーティストになっていて魅力がもっと増したように感じる。あとかなかなの歌声はスッと耳に入ってくる。癒しボイスなんだけど、歌になると大人っぽくも聞こえるところがとてもいい。
ステッキパフォーマンスも以前からずっと使ってましたよねって言うくらい鮮やかでさすがだった。もうかなかなって毎回思うけど、「流石だな」って思ってしまう。上がっているハードルをちゃんと超えてくるのが彼なのだ。


関係ないけど、二年位前のにじフェスのステージで葛葉がパフォーマンス用の杖を突きながら廊下を歩いていたら、それを見た剣持に怪我をしたと勘違いされてめちゃくちゃ心配されたエピソードを思い出した。
12. 紋白蝶
feat.石原慎也(Soucy Dog) - 葛葉

怒涛のバラエティーパートから2曲目のソロ。一つのライブでソロ曲が2個あるの、あまりにもオタクに優しくして好きだ。
葛葉のたまにあるこういう選曲がたまらなく好き。例を挙げるなら『GLAMOROUS SKY』とか『さよーならまたいつか!』とか。
本人のキャラ的には闇属性なのだが、やはり「主人公」と謳われることもあって、とても明るく爽やかな曲が似合う。黒も赤も似合うけど、白も似合うのが彼の魅力だと思う。

ぼくのとこからじゃないと
この虹は見えないよ
もっとそばに来て 一緒に見ようよ
yeah
feat.石原慎也(Soucy Dog)』
Vtuberのカバー曲って、原曲の良さにV本人のキャラクターが重なって深さが増すところにあると思っていて、この『紋白蝶』の歌詞を葛葉の声で歌われることで本家とはまた違った解釈を生み出す。
葛葉は吸血鬼なので、人間であるリスナーたちとは遠い存在なはず。しかし、そんな葛葉がこの曲のような歌詞を歌うことで、少しだけ寄り添ってくれる感じがとてもいい。ふとした瞬間に存在が隣に感じられるのも、葛葉の魅力の一つだと思う。
あと歌詞に伴って歌声に葛葉の優しさが乗っかっているのも良かった。


パフォーマンス中、葛葉がずっと楽しそうだったのが良かった。葛葉のことだから狙ってやっていないんだろうなと思うけれど、間奏中に観客との会話で漏れる笑い声とか、流石に可愛い以外の言葉では言い表せない。
Kaleidoscope衣装も凄く曲に合っていた。というかVACHSSメンバーってにじさんじの中でもトップレベルに衣装を持っているライバーたちなので、歌う曲に合う衣装を合わせられるのがめちゃくちゃ強いなと。

13. III
(Sena x Justin Cover) - 不破湊・剣持刀也

親方!空からふわもちが!
まさかのステージ天井からゴンドラの登場で会場にどよめきは起こる。しかし、その次に驚いたのはその選曲。
『III』はお隣の事務所であるホロライブ所属の宝鐘マリンとKobo Kanaeruのオリジナルデュエット曲である。発表された当時によく聴いていた曲だし、普通に「歌っていいんだ!」って驚いた。


1番目のサビで気が付いたけど、マリン船長達の原曲と曲調が少し違ったり、歌詞が異なるような気がする。そんなことを考えているとコメント欄に「作詞家さんのセルフカバー」という文字が流れてきてなるほどなとなった。こっちのバージョンは初めて聴いたけど、男性カバーということもあって凄く格好良かった。
不破のとてもセクシーな歌い出しから始まり、剣持の華麗な英語ラップパートが続く。不破が船長パートで剣持がこぼちゃんパートというのも合っていたと思う。
サビではステージも特効の炎が上がっていたりと、歌詞通り「アチチ」な演出となっている。ろふまおで4人で歌うことは多けれど、こうしてふわもちの二人で歌うと、二人の声の相性の良さが分かりやすくて良かった。


今回のライブの不破湊さん、いちいちセクシーすぎる。
剣持もライブの振り返り配信の時に言っていたけれど、不破の凄いなーと思うところの一つに、格好いいや可愛い、セクシーに振った時にちゃんと振り切っているところがある。そしてそれがとても様になっている、というところも好き。
剣持がよく言う言葉を使うと「媚び」に当たる部分をスッと簡単にやってしまうところに、ファンとしては黄色い歓声を上げつつ、エンターテイナーだなと感心する気持ちが毎回ある。


選曲は予想通り不破ということで。これまたふわもちにピッタリ当てはまる曲を選ぶのが上手いなぁと。
こっちがセクシーや色っぽいなど、それらしい言葉で濁そうとしても、本人の口から「エロい」という単語が飛び出したのも、不破らしい。気を遣って損したよ。
個人的にサビがステージ全体を映すアングルが多かったので、その辺は円盤に期待ですね。(出るよね?)
不破の最近のトモコレ配信を見ていると、ろふまおで一番剣持のことを子供扱いしているのは不破なのかもと思い始めた。

14. asphyxia - 叶・加賀美ハヤト・不破湊
これまで披露してきた楽曲とは、またテイストが異なる一曲。
不破の美しいソロパートから始まり、一気に曲の世界観に引きずり込まれる。

不破の歌声って200色あんねん。そういうところが好きなのですが。
今回のライブは前半の『S.C.R.E.A.M』以外は柔らかい歌声が多かった気がする。


VACHSSで言う、美人顔を集めたメンバー。国を傾けすぎて一周回ってそう。
社長の裏話が好きで、この曲を不破とかなかなに提案されて、どれだけ難しいと言っても譲らなかったので、頑張って練習してリハに向かったら、リハに来た不破が開口一発目に「別の曲でもいいかもね?」と言い出したエピソードがあまりにもTHE・不破湊すぎて好き。
16. モニタリング - 不破湊

ピンポーン(確定演出)
多分『ずうっといっしょ!』のイントロが流れた時よりも悲鳴が大きかった気がする。私も流石にスマホ片手に声を上げてしまった。
葛葉が2曲目のソロを披露した時、ライブを見ながら「不破はもう1曲何を歌うかな」と予想していた。1曲目の『ずうっといっしょ!』がドロドロした恋愛曲だったから、もう1曲はバンド系になるかなと。
MCに現れた不破がホストスーツに身を包んでおり、ヘッドセットだったからコメントでも一旦ステイ予想が多かった。(大量のコメントの中に一つだけ『モニタリング?』と当てている人がいて、これにもびっくりした)
その全ての予想をぶち壊してくる残酷なチャイムの音。これだけでなんの曲を歌うのか分かってしまう『モニタリング』も凄いと思う。
一回のライブで推しの『ずうっといっしょ!』と『モニタリング』を浴びたことがありますか? 私はあります。
2曲ソロを歌えるとして、その両方とも有名な激重恋愛執着曲を選択するってことあるんだ。まだ『ずうっといっしょ!』の衝撃も噛み砕けていないのに。
『モニタリング』も『ずうっといっしょ!』と同じで、不破狂の共通認識として不破に歌ってほしい曲筆頭だったと思う。だからこそ歌ってみた動画ではなく、こうしてライブで披露してくれたことには感謝しかない。
それはそれとして歌ってみたも欲しいです。(強欲の極み)



ねえあたし知ってるよ きみがひとり“涙”してるの知ってるよ
グスングスン凹んでさ 弱音ヒトカラ in the night
朝が来るまで一緒コース もっと泣いたって
何度だって受け止めてあげる
もう我慢しないでいっぱい出してね
『ずうっといっしょ!』の歌詞は不破は言われる側の歌詞だなと思うけれど、『モニタリング』はちゃんとホストが口にする歌詞になっている。
しかもジャケットありのホストスーツで歌うことの質感も凄い。ちゃんと玄関先にいるホストだ。ジャケットの有無や髪型だけでここまで曲の印象が変わるんだなぁ。

MWAH!
お願い きみが欲しいの
慰めさせてシェイクシェイク 愛の才能で
泣いてくれなきゃ 涸かれてしまう 濡れていたい
ねえいいでしょう? 舐め取って 飲み干したいんだっだっだってば
「お願い きみが欲しいの」や「愛の才能で」など、歌ってほしいという声がたくさんあっただけあって、ホスト不破湊にぴったりな曲である。
特に2番サビ前の「つらい時は弱いくらいで丁度いい あたしそれでも好きだよ」の歌声が特に好き!あと高音を出す時に、少し声が細くなるところも不破の歌い方で好きなところの一つ。



あとこの曲、『モニタリング』というタイトルだけど、その単語が歌詞に出てくることはなく、「ずっと見守っているよ」という意味でタイトルが付けられているのが凄く好きだ。
もちろんMVの魅力も凄く、ミクの曲で最速で1億再生を達成したのも納得。私も2025年に一番聴いたボカロ曲がこれだった。
ダンスが1stソロライブの時よりも上手になっている気がする。振り付けがちゃんと染み込んでいるというか、「不破湊のダンス」として出力されている気がして、ぎこちなさも感じなかった。
ステージを重ねるたびにパフォーマンスが進化していて、次への期待が止まらなくなる。



ダンス曲ということもあって、配信のカメラワークが全身を映してくれることが多くてありがたかった。それでいて、「MWAH!」の部分では顔がアップにされたり、本家MVを再現した魚眼レンズになっていたりと、演出がすごく刺さった。
これはライバーカメラにしか映っていないのだが、歌い終わった後に暗転の中、王子様お辞儀をするところが映っている。メロい。

今まで不破のステージはリアルライブやオンラインライブも含めて、『アイロニーナ』が一番好きだったのだが、この度この『モニタリング』に塗り替えられたと思う。
大好きな曲を歌って踊ってくれて、本当にありがとう。
20. ファタール - 葛葉・不破湊

今回のライブって「不破湊に歌ってほしい楽曲全部歌いますSP」なんだ。
みんなは1日に推しの『ずうっといっしょ!』『モニタリング』『ファタール』を浴びたことがありますか? 私はありますよ。
ここで去年のSitR福岡公演で実装された「共通衣装+春デート服髪型」で登場。個人的にこの格好が一番王子様みがあると思う。



『ファタール』も結構歌ってほしいという声をコメントとかで見ていた気がする。
葛葉も不破もステージに立つ機会が多いけれど、歌ってみたも含めて『ファタール』を歌っていなかったということから今回選曲されたとのこと。とてつもない奇跡に感謝。

葛葉は過去に不破と一緒にステージに立った時に、「火をつけてもらった」と配信で話していたことがある。不破も葛葉に対するリスペクトは普段から感じているので、そんな二人が歌うところを葛葉の200万人記念LIVEに引き続いて見ることができて嬉しかった。
柔らかい歌声を持つ不破と、男性的な歌声を持つ葛葉の声の重なりが素敵でした。
あなたがいないと生きていけない
何もかも捧げてしまってもいい
あなたの愛がまだ足らない
欠けたものは何で埋めたらいい?
これもまたホストにぴったりな歌詞である。
ホストである不破が、どちらかというと姫側の気持ちを歌うのがまたいい。


個人的にライバーカメラで見て一番好きだったのは『ファタール』だった。振り返り配信でも言っていたが、指先にまで意識した振り付けが一番映えていたし、アイドルっぽい笑顔と母性のような微笑みの使い分けがとても良かった。
動き一つとっても、指先を追いかける視線や瞼を閉じるタイミングなど、本当にヒトツヒトツにこだわりを感じた。

流石に「君だけの王子様」だった。
24. メメント - VACHSS
VACHSS初のオリジナル曲である『メメント』。
切なさもあるんだけど、心に寄り添うような温かい楽曲。

3Dでは初披露だったが、まさかのスタンドマイクでの披露だった。このスタンドマイクの装飾もライバーによって変わるみたいなので、ライバーカメラのおかげで細かく確認することができた。
あれだけバチバチに歌っていた男たちがしっとりとこの曲を歌い上げるのを見て、本当に表現の幅が広い人たちだなと感心した。




今回のライブ全体を通してだけど、人物にかかる影の表現が向上したのを感じる。幻想的というか、より影を深めることで、表情も印象的になっている。

最後のフレーズの歌い方が、その表情や声の透明感や息の抜き方も全部含めて大好きだ。
25. DOGLAND - VACHSS
アンコール明けはVACHSS初の歌ってみた動画となった曲、『DOGLAND』。
これが公開された時の衝撃は今でもまだ覚えている。
なんとカラーサングラスをかけての登場。あの、ライバーカメラで見れる、不破さんの登場の立ち方が良すぎるって話をしてもいいですかね。
カラサンめちゃくちゃ好きなので、カラサンを掛けている推しなんていくらでもほしいです。


個人的にかなかなと葛葉の掛け合いパートからの不破パートへの移り変わりが好き。不破がこだわった歌割りだし、推しが歌っていないところも好きな部分が多い。


曲終わりのほのぼのMCも好き。ちゃんとサングラスをアピールしてくれる推しのファンサがありがたい。
「かわちい」の反応して、途端にサングラスを外したくなる剣持とそれへの対応が早い社長と不破にろふまおを感じた。いつも末っ子の我儘に付き合ってあげてるんだ。


にじさんじからのお知らせを読み上げている間、暇を持て余した不破が斜め前にいた剣持に絡みにいく様子がライバーカメラに収められており、買っておいて良かったと心底思った。
先輩に構ってもらうような後輩感と、年下に絡むチャラ男感が両方味わえる。てかサングラスまじでチャラいな。
写真撮影前にサングラスを外すことになり、残念がる客席を前に「でも外したらもっと格好いいよ」の一言。これには社長からも「さすが、、」の声が漏れる。本当にその通り。
多分本人はそこまで意識して言っていないと思うけど、それでも自然と女の子を喜ばせるセリフが出てくるところがホストすぎる。
26. プロミスザスター - VACHSS

最後に女性ボーカルを持ってくるのが意外だったけど、好きな歌だったので嬉しかった。
横に並んだ時にそれぞれの歌い方の癖が出ていて壮観だった。


最後まで詰まりに詰まった最高のライブでした。
5年前にやった時は「男子校みたいなテンションだった」と語り、今は「大人になった」と本人たちが口にしていたけれど、その通りこの5年の間にそれぞれの成長を感じた時間となった。
不破で言うと5年前のVACHSSライブは彼の初めての3Dパフォーマンスの場になったこともあり、メンバーの中では一番後輩だったこともあって、初々しさがまだ残っていたなと。
今回のライブを見て、不破が一番後輩なのを不思議に感じるくらいそれぞれの貫禄が凄くて、あの時この6人を集めた人に感謝を伝えたい。
全部格好いいパフォーマンスだったけれど、途中のバラエティーパートではリコーダーを吹くという、いつも通りの姿を見せてくれたのが嬉しかった。
次は5年後とは言わずに、またこの6人でライブをやってほしい。
伝説のライブになったと思います!
以下は今回のライブを見て、個人的に思ったことと感じたことを取り留めもなくつらつら書きました。
つまらない文章だと思いますので、ご興味がある方のみご覧ください。
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”バーチャルホスト”ってなんなんだ
みなさんは「バーチャルホスト」について本気で考えたことがありますか?
簡単に言うと、「”ホスト”というキャラクターを持つVtuber」または「バーチャルに存在する”ホスト”」が正しいと思います。
今回のVACHSSライブの振り返り配信で、不破はソロ曲の選曲について、「ホストの色を強く出すことを意識した」と語っていました。
今回不破がソロを歌うのに選曲した楽曲は『ずうっといっしょ!』と『モニタリング』。どちらも重い恋愛曲として有名な楽曲です。
個人的に思ったのが、その楽曲の曲調や歌詞が”ホスト”なんじゃなくて、「その二つを選曲をしたこと」自体が”ホスト”の感覚に近いんじゃないかということです。
『ずうっといっしょ!』と『モニタリング』は有名な曲かつ、リスナーからのリクエストが多い曲でもありました。(振り返り配信で不破自身も把握済み)
この二つをライブで歌えばリスナーは必ず喜ぶと分かっている状態で、どストレートにリスナーを喜ばせる選曲をする。もちろん不破自身も歌いたかった楽曲であることは前提ですが、その意外性のなさってライブだと結構難しいような気がします。
ソロ一曲はリスナーの期待に応える曲、もう一曲は自分が歌いたいバンド系や意外性のある楽曲に振ることもできるはず。この『ずうっといっしょ!』と『モニタリング』を同じライブで歌うという、あまりのもサービス精神が旺盛な姿に”ホスト”を見出してしまいました。おかげで狂わされてしまったのですが。
不破湊というライバーはにじさんじでもトップクラスに自分のリスナーの需要を把握しており、その需要に応えるタイミングを見定めるのが上手いライバーだと思っています。
そんなライバーに”ホスト”という役職を与えた運営は先見の明がありすぎる。
ここで大事なのは不破湊は『ホスト』ではなく、『バーチャルホスト』というところですね。
個人的にこの”バーチャル”という言葉には「実体がない」という意味だけではなく、「変幻自在」という意味も含まれているんじゃないだろうかと今回のライブを経て感じました。
ゆめおが作詞作曲した『Replace to be』の不破パートに「僕は君だけの王子様」という歌詞があります。これ、本当にその通りで。
多分リスナーの中にはそれぞれ「理想の不破湊」がいると思うんですよ。その「理想」をどれだけ高く見積もっても、不破湊は『バーチャルホスト』なので、不破湊という概念はそれに応えてくれる。
リアルのホストにある生々しさがないというか、やはりお金だとかが絡んでくるので、あまり夢を見すぎると痛い目に遭うと思います。スパチャだとか、グッズだとかがあるにしても、そこはリアルホストと比べると一線が引かれているなと感じます。
その点も含めて、少し下品な言い方をると「都合のいい」というか。過去の配信で他者から向けられる感情に対して、なんとも思わないと語っていたように、他者に迷惑をかけない限りは好きに解釈をしてもいいんですよね。
だから「”みんな”の王子様」ではなく、「”君だけ”の王子様」という当てはめ方が凄く合っていると感じました。ゆめお天才だ。
以前は不破自身も「バーチャルホストってなんだ」と配信で話していたこともあったのですが、ここ最近はあまり口にしなくなったように個人的には思います。
自身が納得する答えを見つけたのか、それとも特に気にすることがなくなったのか。
でも今回のVACHSSライブで彼が『バーチャルホスト』という側面を出すことを意識したように、彼が大事にしている『バーチャルホスト』という概念がとても好きなんですよね。
多分本人が意識していることもあれば、不破のやることなすことに『バーチャルホスト』が引っ付いてくる感じも好き。
結局何が言いたいかというと、「いつもオタクの我侭を叶えてくれてありがとう」。
『ずうっといっしょ!』と『モニタリング』をライブで歌ってくれて本当にありがとう。ファンクラブもありがとう。
『バーチャルホスト』がなんなのか。色々な解釈があると思いますが、私の中では「不破湊そのもの、または不破湊が生み出す”不破湊”という概念」だと思っています。
歌ってくれた楽曲がどうこうということより、オタクが歌ってほしい曲をこのタイミングで歌ってくれるというサービス精神が本当に嬉しかったです。
それはそれとして、いつか『セレナーデ』と『乙女解剖』も歌って欲しい。対戦よろしくお願いします。
改めて「推し最高だ」となったライブでした。
そして本当に現地に行きたい。次こそは行きたい。運を貯めよう。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
