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玉子焼きから学ぶコンフォートゾーンの脱出法

あなたは玉子焼きをどんな風に作る?

私はずっと、端から何度も巻くものだと思っていた。
溶いた卵を熱した玉子焼き器に半分の量注ぎ、ジューっと音をさせたら端からくるくる巻いていく。

全部巻けたら上に寄せて、もう半分も同じように巻く。
小さい頃母に教わってから、ずっと同じ作り方。

母もそう。
母の母(祖母)に教わったのか、嫁入りしてから姑(祖母)に教わったのかは知らない。
今も昔も変わらず、同じ作り方をしてる。

私は玉子焼きを作る時は、卵2個使う。
「1個だと薄っぺらくて見栄えが良くないでしょ」と母が言っていたから。

理由なんて考えたこともなかった。
ただ「そういうもの」として、何の疑いもなく受け入れていた。
だけど毎朝2個使うので、卵の消費スピードが速いのが悩みだった。

そんなとき、たまたまYouTubeで「卵1個でもふっくら厚みのある玉子焼きを作る方法」を見つけた。

やってみたら、これが意外とうまくいった。
流し入れてすぐスクランブルエッグみたいに混ぜて、端に固めて成形する。最後に残った卵液で形を整えて、ふわっと焼き上げる玉子焼き。

「なんだ、これでもいけるじゃん」

そんなふうに思えた瞬間、私は自分では気づいていない、新しい可能性と出会えた気がした。

玉子焼きの焼き方を変えてみたことは、私の中で大きな革命的出来事だった。

それをきっかけに、もう少し冒険してみたくなった。
玉子焼き器ではなく、フライパンでの調理やレンジでつくる方法も試してみた。

最初は「そんなの難しい、できるわけない」と思っていたやり方も、案外上手くいった。
それからはフライパンで作るのがすっかり定番となっている。

様々な方法を試してみることで、”自分にとってちょうどいい”方法を見つけることができた。

玉子焼きみたいに、無意識で何の疑問も持たずに続けてることってあると思う。

それが心地いいものだったり、なんか違和感があるものだったり。
「今までのやり方でいいのかな」「もっと違う方法はないかな」って思い始めた時が、コンフォートゾーンを出てみる時なんじゃないかなって思う。

最初は怖い。
どんな結果になるかわからないから。
でも玉子焼きの焼き方みたいな、日常のちょっとしたことからなら冒険できる気がしない?

例えば、いつもマックではダブルチーズバーガーを頼んでいたけど、今日はえびフィレオにしてみる、とか。

そんな小さな変化を積み重ねて、私たちは少しずつ、自分の枠を広げていけるのだと思う。

いつもの自分にちょっと飽きたら。
心のどこかで、違う景色を見たいと思い始めたら。

まずは小さな「卵焼き革命」から始めてみよう。
新しい世界は、意外とすぐそばにあるのかもしれない。

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