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日記(32歳開幕/雨の仙台/花火)

7月30日、32歳になった。

キャラに合わない真夏生まれだなと迎えるたびに思う。7月下旬~8月上旬の張り詰めて生きなくていい開放感が好きなので、この時期に誕生日があることを嬉しく思う。

これより先に行くと、最高気温の数字ではなく日付の数字が夏の終わりを意識させてくる。

9月上旬は秋を名乗るには暑すぎるけど、そういう話ではないのだ。

夏が苦手そうな人は不思議とオーラで分かる。そういう人に「夏嫌いですよね?」と聞くと、ほんとに夏が嫌いか四季に関心がないかのいずれか。

日付に敏感なばかりに、誕生日のことは自分の日だと思っている。だから多くの人にとって出来るだけ良い日になったら、ということを思う。

先述したように例年真夏の浮かれムード漂う中迎えられる誕生日だが、今年は事情が違った。

7月28日夕方、熊本で最大震度7の地震が発生。

最近は不謹慎に対する考え方も見直されたのか、被災地の心配はしながらも、被災していない人たちは楽しむべきものは楽しみましょう、とすぐに切り替えるようになったと感じる。

プロ野球オールスターゲームの中継もL字で地震情報が流れる中、通常通り放映された。

能登の時に痛感したが、地震は時を選んでくれない。M-1グランプリ決勝の最中に大震災が起こる可能性だって全然あるんだよな。

30日もどこか沈痛状態が引き続いていた。32歳の誕生日を思い出すときは、熊本地震のことも合わせて思い出し続けるだろう。

今年の誕生日の過ごし方は、仕事終わりに散歩途中にドトールに数分だけ立ち寄ろうと入ると、ゲリラ豪雨。

「7月30日は記憶の限りほとんど雨が降ってない」と前の記事に書いたばかりで、よりにもよって結構なレベルのが降っていた。

その後はスパラクーアへ。ハレの日を一人で過ごすときは、なんだかんだこの施設に落ち着く。

温泉やサウナそのものは都心の他のスパに比べて極端に充実しているとも思わないのだけど、施設全体の高級感や東京ドームにある特別感が良い。

私は地球最後の過ごし方が選べるならスパラクーアで過ごしたいと思っている。ただ、その場合誰かに館内清掃や館内着の受け渡し、ブランケット補充などをやらせることになるのか。

東京ドームシティアプリの会員になっているとバースデークーポンが貰える。それもあって久しぶりにヒーリングバーデ(岩盤浴)までエンジョイした。

前行ったときはカップルで溢れかえっていた気がしたけど、平日の夜だと空いていて良い。

その後、アメトークの「字が汚い芸人」を見る。

アメトーーク!
#TVerhttps://tver.jp/episodes/ep49s5tb6v?p=1886

私も字にコンプレックスを抱える一人で、長年見たかった企画の一つだ。

私は一文字一文字が乱雑というよりは、複数の文字を書いたり、文章にした時、文字が真っ直ぐに同じ大きさで書けないせいで強烈に汚く見えてしまう。

文字数も画数も多くない名前や一文字単位では言うほどでもないレベルに書けてしまい、毎度期待に応えられない。住所くらいの分量になると本領が垣間見える。

感覚はどう言ったらいいのだろうか、手が自然と汚い文字を書く方に向かってしまう感じ。

猫背の人が一瞬でも気を抜くと姿勢が悪くなるとか、プランクをやっていて腰が上がっていってしまうのと感覚が近い。

番組内でやっていたように苦手な文字を3つ挙げるならひらがなは「い」「て」「き」。

自分でバランスを取る必要がある文字は苦手だ。こういう文字をきっかけに全体のバランスが急速に崩れだす。「い」は「り」っぽくなる。

「き」は最後の一画が致命的に不細工だなあって思う。あともしかしてら行のひらがな全部苦手かも。

漢字で苦手なのは「管」とか「買」とか。

住所の一文字目で書く「東」も苦手だ。フリーハンドで真っ直ぐ書く要素とバランスを取る要素が混ざっているせいで、センスのなさが露骨に出る。

案外「愛」とか「確」とか、ある程度画数のある漢字の方が、あそびがない分まともに書けたりする。

字が汚いと不誠実な人間だと思われてしまうのが切ない。

あるあるの中では草薙さんの言っていた「ご祝儀はカッコいい行為なのに、ご祝儀袋に自分の字を書くことで急にカッコ悪いものに感じる」という話が特に共感した。

7月31日(金)、誕生日翌日に休暇を取った。

目的は仙台に行って楽天vsソフトバンクを観ること。平日夜のナイターを遠征して観て、翌日の昼には東京に着いてるようなプレミアムな体験をしたかった。

朝、耳鼻咽喉科に行く。

実は海の日の3連休中に突然声が出なくなってしまった。

18日(土)の夜から身体は健康なのに、喉がかすれてほとんど声を発することができない状態になった。おそらくは声帯炎、発したい声の半分も出ない。

偶然人と出会う予定が19,20日となかったので、声帯を極力休める生活ができたものの、美容室や買い物には普通に行く必要があった。

案外日常には不意に声を発さなければならない瞬間が多い。

「レジ袋いりますか?」と聞かれた時にハンドサインだけで意思表示を行うのがどこか不遜に見えて嫌だった。

そこから空咳が出続ける21日、終日しゃっくりが止まらない22日を経過して、23日頃には何とか時折空咳が出るだけくらいの状態に建て直した。

寝ている時間以外しゃっくりが終日出続けるのは、息苦しいし胸に圧迫感もあるし、これまで経験したあらゆる病気の中でも有数に辛かった。

もうある程度は落ち着いたし、いつもの私ならこのまま自然治癒を祈るのみだけど、ちょうど休みで仙台への移動は間に合うので病院に向かった。

喉の様子を見てもらうと、喉輪のような傷跡がある状態になっていた。

状態をすごく丁寧に解説をしてくれていたけど「喉の内側ってこんな感じなんだ」と日頃見れないものが見れてる真新しさに頭を持っていかれていた。病院で診療費を取られる度に健康であることは変え難い財産だと思う。

複数薬を処方してもらい、確実に状態は快方に向かっている。病院は待ち時間の問題さえ何とかなればもうちょっとフランクに行くのにな。

耳鼻咽喉科での診療が終わりいざ仙台。

平日の昼前にも関わらずはやぶさ号の指定席が軒並み満席になっており、やまびこ号で移動。

道中小雨が降っている場所もあったが、東京に雨の気配を微塵を感じなかったのでこの時点では通り雨だと思い込んでいた。

13時37分に仙台駅に到着。

最近知って気になった店、仙台駅を出てすぐの「ハチ」に向かう。サンドウィッチマンオススメのナポリタン。コクのあるケチャップとパスタの一体感が美味しかった。

ハンバーグナポリタン

あとは仙台といえばずんだ茶寮のずんだシェイク。仙台に来る目的の何割かを担っている。

外に出ると雨が降っていて、夏というより梅雨のような天気。気温も半袖で寒くはないが低め。通り雨くらいに思っていたが、夜から雨が降る予報らしい。

今回は特に野球観戦以外特に訪問目的がなかったので、念のためタオルやビニール袋などの雨対策グッズを購入し、少し早めに球場に向かう。

球場の名称があまりにコロコロ変わるため、
良い逃げ道を見つけていた宮城野原駅
「最強パーク」
この時点では中止にはならないかな?くらいの小雨
16時44分時点
雨は止んでいる、飲み物と焼き鳥を意気揚々と購入

17時過ぎに再度天気がぐずつき始め、傘を差しながら待つ展開に。ビオレ冷感シートの売り子さん、さすがに誰も買ってくれるわけがない。7月末にこんな天気は想像していなかっただろう。

試合開始は18時から18時30分に変更になった。

17時55分時点
雨は降りしきりグラウンドにはシートが敷かれる

係員の方曰く18時に雨のピークが来ると言っていた。その通り18時から雨粒が大きくなるも、若干雨が和らいできた18時10分。アナウンスが始まる、試合時間がさらに遅れるか、中止か。

無念、雨天中止のアナウンス。

一体何をしに仙台に来たのか。今日は耳鼻咽喉科に行くためだけに休暇を取ったのか。

今回は夜野球を観て、遅い時間にチェックインして寝るだけと思っていたので、宿もカプセルホテル。

ここからしばらく雨の降り方が弱かったり、時おり止んだりもしていたので、仙台駅周辺まで歩いた。

夜ご飯はこれまた仙台の恒例、牛タンの名店旨味太助へ。ここの牛タンは私が食べた中では一番美味しいと思う。

店を出ると雨は再度ちゃんと降っていた。スタジアムで雨の中1時間強待ったので、出歩く気力もなく宿に向かう。

宿には露天風呂があったが、相当しっかりと雨が降っていたし、強行開催されなくてよかったのかもしれない、とはいえあまりにも悔しい。

8月1日(土)

この日の楽天vsソフトバンクは18時プレイボールのナイター。

21時前にスタジアムを出ればギリギリ東京に帰れそうな見込みだが、最後まで観れる保証がない。これで天気が確実に晴れるならさすがに観ていこうと思ったが、この日も雨と曇りが交互するような予報。野球はやむなく見送りとした。

元々仙台を昼頃には撤収しようと考えていたが、さすがにこのまま帰るのはあまりにももったいない。

8月1日らしからぬ涼しさ、天気もぐずつく中、屋内観光施設を探していると水族館にぶち当たった。

水族館なんてもう何年行ってないだろうか。久しぶりに行ってみようか。

仙台うみの杜水族館

夏休みの土曜日だけあって、子どもたち、親子連れで溢れかえっていた。

毎度子供が多い施設に行く度に、少子高齢化の世の中においてこれだとすると、かつての日本の観光施設はどれほどのごった返し具合だったのか心配になる。

1階では主に三陸の海、仙台近郊の海や川をテーマにした展示を行っている。

三陸の海が世界有数の海産物の宝庫であることが力強いメッセージで語られていた。だからこそ震災の傷跡についても考えさせられる。

細かい説明は割愛し、こっからは写真ハイライトで。

イワシの魚群
タカアシガニ
銀鮭 この文字を見るだけで反射的に美味しそうと思ってしまう
飼育員さんへの質問コーナー
ずっと見てられそうなくらい
回答がいちいちユニークだった

2階は世界の海の展示。


この水槽ではないけど、隣の水槽のカクレクマノミを見た子が「ニモ!ニモ!」と言っており、
ファインディングニモって今の子供たちに見られてるのか?と驚いた。
コウテイペンギン

最後にアシカとイルカのショーを見届けた。

結局15時半過ぎに仙台を後にし、自宅に18時過ぎに到着した。

どこか物足りない気持ちは抱えたまま、もし楽天vsソフトバンクの試合が終電に間に合うくらいに早く終わるようなことがあると、本格的に損した気持ちになりそうで。

そんな中で、この日は都内近郊でいたばし花火大会と江戸川花火大会と大きな花火大会が2個もあった。元々どちらかに行ってみるのもありかなとは思っていた。

19時頃まで家でホークスの試合を観ながら行くか行かないか迷っていたが、30分ちょいで移動ができる浮間舟渡駅を目指すことにした。

旅行の直後だと日ごろ住んでるはずの東京も旅先の一部に思えて行動的になれる。

池袋駅で埼京線に乗り換えるも、呆気に取られるほど混んでいない。

19時45分頃に浮間舟渡駅に到着。駅を降りてすぐに花火を見ることができた。

いつも野球場で数分間しか打ちあがらない花火ばかりを観ているので、止めどなく大きな花火が打ちあがり続けるだけで楽しい。

以前隅田川花火大会に行った時の印象で、東京の花火大会は一生警備員に「立ち止まらないでくださーい!」と連呼されながら、朝ラッシュさながらの渋滞を耐え抜くイベントだと思っていたが、そんなことはなく伸び伸びと楽しめる。

河川敷までたどり着かなくても、道中で全然見れた。この日は夏特有の生ぬるい風ではなく、涼しい風が吹いていたのでとにかく快適。

昼過ぎまで仙台の水族館にいて、夜は東京で花火を観ている、自分でもよく分からない1日を過ごしている。

こんなに場所取りを必死に頑張らなくてよくて、ふらっと行って楽しめるならもっと花火大会行きたいな、と思った。

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